実は深〜〜い♡ウェディングケーキの"段"には、一段ずつそれぞれ素敵な意味があるって知ってた?
2019.07.02公開
ウェディングケーキに、意味がある♡
結婚式で必ず登場すると言っても過言ではない、ウェディングケーキ。
ウェディングケーキのデザインを考えるのは、結婚式準備の中でもわくわくする楽しい作業です♡
ところで…
ウェディングケーキがどうして結婚式では定番なのか、ご存知ですか?
ただ美味しくって可愛いからではありません。実は、深くて素敵な由来や意味があるんです♩
ウェディングケーキの由来や、ケーキの段数の数え方、それぞれの段が持つ意味などをご紹介します。
ウェディングケーキの登場は18世紀*
ウェディングケーキの歴史は長く、18世紀後半頃に登場したと言われています。
イギリスでバターケーキにシュガーペーストでレースのような装飾を施したことが始まり。当時は「ブライドケーキ(花嫁のケーキ)」と呼ばれており、レシピも残っています。
日本の江戸時代のころから、ヨーロッパでは結婚式でケーキを食べる習慣があったんですね。
ウェディングケーキを広く世の中に広めたのは1858年、ヴィクトリア女王の第一王女の結婚式。
週刊新聞で特集された結婚式の記事に、ウェディングケーキの挿絵が載ったことが発端であると言われています*
その際に用意されたウェディングケーキが三段だったことから、ウェディングケーキは今も三段のデザインが主流になっています。
ウェディングケーキの段の数え方や意味は?
ウェディングケーキは、
一番下の大きな段を「一段目」、真ん中の段を「二段目」、一番上の小さな段を「三段目」という風に数えます。そして、各段には素敵な意味が♡
三段のウェディングケーキには、それぞれ
☑一段目は、参列してくれたゲストと一緒に食べるケーキ
☑二段目は、参列できなかった方々に配るケーキ
☑三段目は、新郎新婦さんが記念日に食べるケーキ
という意味があります。
日本ではスポンジを生クリームでデコレーションした「フレッシュケーキ」がウェディングケーキの主流ですが…
ウェディングケーキが登場した当時は、ラム酒漬けのフルーツを入れた生地をシュガーペーストで覆った「シュガーケーキ」が定番。
シュガーケーキは、なんと湿気を防いで保存すれば100年~半永久的にもつのだとか。
だからこそ、「参列できなかった人に配る」「記念日に食べる」といったことが可能だったんですね。
日本の披露宴で提供されるフレッシュケーキは、結婚式のあと持ち帰ることはできませんが、
お料理コースの最後にゲストにウェディングケーキを振舞うのは、これらの意味が由来だと言われています♡
ウェディングケーキは、昔から”幸せ”の象徴。披露宴で振舞われるケーキは、まさに幸せのおすそ分けですね♩
ウェディングケーキに思いを込めよう♡
結婚式に欠かせない、大切な存在であるウェディングケーキ。ウェディングケーキの由来や、それぞれの段がもつ素敵な意味をご紹介しました。
ウェディングケーキをはじめ、結婚式で定番の演出やアイテムには、それぞれ深い意味や成り立ちがあります。
一つ一つに込められた歴史や思いを理解して結婚式準備を進めていくことで、より結婚式が感慨深いものになるのではないでしょうか♡
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