白無垢を着て、チャペルで挙式する♡和と洋良いとこどりの【和装人前式】ってどんなの?
2019.08.25公開
和×洋!?新しい結婚式のスタイルが登場*
日本の結婚式は、大きく3つのスタイルに分けられます。
一番多いのがキリスト教の神様に愛を誓うキリスト教式、続いてゲストに愛を誓う人前式、そして日本の伝統的な神前式。
キリスト教式と人前式はチャペルのある結婚式場で、タキシードとウェディングドレスを着て。
そして神前式は、神社で袴と白無垢を着て行うのが一般的ですよね。
ところが最近、新しいパターンの挙式が増えているのをご存知ですか?♡
それは、
条件①:結婚式場のチャペルやガーデンで
条件②:袴と白無垢(色打掛)を着て行う
条件③:人前式スタイル
の挙式!
つまり、洋風のチャペルで、和の伝統的な婚礼衣装を着て愛を誓う、洋×和の融合スタイル♡
〔和装人前式〕と呼ばれているこのスタイル、最近じわじわと人気が高まっています♩
「和装人前式」の魅力をお伝えします。
和装人前式の魅力①和の演出を取り入れられる
和装人前式の魅力ひとつめは、挙式に和装ならではの演出を取り入れることができること。
例えば、チャペルで行う結婚式では、新婦が入場したらベールダウンを行うのが定番ですが…
和装人前式では、新婦母が新婦の唇に紅を差す、〔紅差しの儀〕を行うのが人気。白無垢の白と、口紅の赤のコントラストがとっても素敵な演出です。
最後のお支度として、懐剣や筥迫を着物に差し込んでもらう演出も。
挙式のBGMも、和テイストに。箏や尺八の音色がチャペル響く中、結婚式を執り行うことができます。
凛とした和楽器の響きは、ゲストの感動を高めてくれそう*
結婚式のあと行うアフターセレモニーでは、フラワーシャワーやライスシャワーが定番ですが…
和装人前式なら、折り鶴をゲストに散らしてもらう〔折り鶴シャワー〕を少し混ぜるのがおすすめ♡
華やかな和紙で折られた鶴が舞い散る、忘れられないアフターセレモニーになります。
和装人前式の魅力②和装ならではの愛の誓い
そして、和装人前式の場合は、和ならではの誓いの演出を取り入れることができます♡
例1
特に人気なのは、新郎新婦さんがそれぞれの実家で汲んできた水をひとつの容器に注ぐ〔水合わせの儀〕。
別々の人生を歩んできた二人の人生が、結婚することでひとつになるという、素敵な意味を表します。
水ではなく地酒やジュースを使ったり、夫婦円満の象徴であるオリーブの木に水をあげたり、自由にアレンジしてもOK♡
例2
こちらは、”茶の湯の精神”を婚礼の儀に含ませたオリジナルセレモニー、〔茶の湯の儀〕。
相手のこと大切に思いながらお互いにお茶を点て、1つの器を使って濃茶を飲む儀式だそうです。
ふたりが飲んだ後は、ご家族も一緒にお茶を飲み、家族と家族の絆を深めるそう♡
自由な人前式だからこそできる、素敵な演出です♩
例3
ふたりがそっと手を合わせた、〔手合わせの儀〕♡
「他の人に花嫁のキスする時の顔を見せたくない」という新郎さんの可愛い意見から、誓いのキスではなく、この儀式を選んだそう。
手を合わせることの意味や、相手の温もりを感じながら、一生の愛を誓う瞬間。本当に心から幸せを感じたそうです♡
和装人前式の魅力③ゲストの印象に残る
和装人前式はとても珍しいので、ゲストにとっても忘れられない挙式になります。
チャペルやガーデンで二人を待つゲストは、もちろんタキシード×ドレス姿で登場すると思っているはず。
だからこそ、和装の二人が姿を見せた瞬間は、驚きの声が上がるかも♡
神前式でも親族しか見ることのできない三々九度や、珍しい水合わせの儀など、「初めて見た!」というセレモニーばかりなので、純粋に楽しんでもらえそうです。
和装人前式、アリかも♡
和装でチャペルで挙式を行う自由な結婚式のセレモニー、和装人前式の魅力をご紹介しました。
☑自分達らしい挙式を行いたい
☑和の要素を取り入れた式にしたい
☑ゲストのみんなを驚かせたい
そんな方は、和装人前式がいいかも。
まだ結婚式のスタイルを決めていない新郎新婦さんは、和装人前式について一度考えてみてください♡
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