ロゼット咲きにフリル咲き!バラには色んな形の咲き方があるって知ってた??
2021.04.27公開
バラの咲き方には、いろんな花形がある♡
「花の女王」と呼ぶのにふさわしい、誰もが知るお花のバラ*
バラの品種数はとっても多く、今では10万種以上ものバラが交配され、この世界に存在しているそう。
そんなバラには、いろんな花形(はながた)があります♡
花形というのは、お花が咲いたあとのフォルムのことで、品種によって様々な形をしているんです!
一見するだけじゃ判別できない、でも豆知識として知っておいたら
きっとこれからの生活でバラを見るたびに楽しくなる...♡
そんな、バラの花形の種類をご紹介します*
①高芯咲き
高芯(こうしん)咲きは、お花の芯が高い、つまり中心部が高く立っている花形のこと*
こうやって説明されると珍しく感じるかもしれませんが、実は切り花のバラのほとんどは、高芯咲き!
だから、お花屋さんや結婚式で目にするバラの多くがこの高芯咲きなんです*
花びらが外側から広がっていくのが特徴です。
②平咲き
平咲きは名前の通り、平らに咲いた一重咲きの花形のこと*
さきほどの高芯咲きとは真逆の咲き方で、バラっぽくない見た目が特徴です。
(たしかに、知らない人が見たらバラとは思わなさそうですよね...!ハイビスカスみたい...!)
ちなみにこちらの写真は、モダンローズ(現代のバラ)に分類されるデンティベスという品種*
花びらが波打っているような、優雅な雰囲気のバラです♡
③カップ咲き
カップ咲きは、横から見たときにお椀のような形をしている花形のこと*
ふんわりまるい形で、とっても可愛くて人気の咲き方です♡
その中でも、カップの浅いものをシャロー・カップ咲き、
カップの深いものをディープ・カップ咲きと呼び分けることもあるそうです。
シャクヤクっぽい見た目です。
④ポンポン咲き
ポンポン咲きは、花びらが少し反り返った、ポンポンのような球体の花形のこと*
花びらがものすごく細かくてふわふわしているのが、判別をつけやすいポイント。
サイズの小さなミニバラ(花びらが5cm以下のバラ)に、ポンポン咲きが多いそうです♡
⑤ロゼット咲き
ロゼット咲きは、結婚式でも定番のアイテム・ロゼットをイメージしてもらえればOK*
花芯から、花びらが放射線状に伸びて咲いていくのが特徴の花形です♩
内側の花びらのほうが小さくて、真上から見るとぎっしり華やかなのが、このロゼット咲き♡
⑥クオーター・ロゼット咲き
クオーター・ロゼット咲きは、ロゼット咲きと似ていますが、
中心部の花芯が4つに割れている(ように見えますよね?)が違う所・特徴で、かなりレアな花形*
そして花芯から花びらが渦巻くように咲いていくそうです。
最近とっても人気の花形で、クオーター・ロゼット咲きのバラを作るお花屋さんが増えているんだとか♩
⑦フリル咲き
フリル咲きはご覧の通り、ふりふりドレスみたいに花びらが波打っているのが特徴の花形*
花びらの枚数がそこまで多いわけじゃないけれど、とっても優雅で可愛らしい見た目です♡
⑧ナデシコ咲き
そして最後にご紹介するのは、花びらの先っぽに細かい切り込みが入ったナデシコ咲きという花形*
ナデシコのお花がこういう形をしているのが由来です。
ギザギザの花びらのバラって珍しいですよね!バラじゃないみたい...!
バラを見る時は、花形にも注目♡
普通に生きてたらあまり知る機会のない、バラの花形についてご紹介しました*
これからお花屋さんでバラを買ったり、結婚式でバラのブーケや装花を選ぶときは、
ぜひそのバラがどんな形で咲いているかまでチェックできると、素敵だと思います♡
➡バラの本数の意味や品種・ブーケなどの記事一覧*
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