エレガンスの追求♡見ているだけで幸せになれるディオールのヴィンテージドレス*
2015.03.28公開
『ニュールック』と呼ばれたDiorのエレガントなドレスの背景*
クリスチャンディオールがブランドを始めたのは、ちょうどパリがナチスドイツによる占領後。物がなく国が憔悴しきっていた時代でした。
着るものがない時代に求めたエレガンス*
まともに着られる服すらなかった時代でも、女性はいつでもおしゃれでいたいと思うもの。手に入らないストッキングの代わりに絵の具でシャドウをつけて足を美しく見せるのが流行っていました。
そんな時代だからこそ美しさを*
ものがない時代にもおしゃれを追求する女性に向けて『究極にエレガント』なファッションブランドを立ち上げたのが世界有数のハイブランド「クリスチャンディオール」の始まりです**
『ニュールック』とよばれるドレスの数々*
クリスチャンディオールが初のコレクションを開催したのは1947年。戦後も続いていた重々しい雰囲気を吹き飛ばすセンセーショナルなドレスたちを発表しました*
細く絞ったウエスト、ふんわりとした裾広がりのスカートに、胸を強調したデザイン♡
それらの特徴はすべて、戦後2年たってもまだ、配給された服のみを着せられていた全ての女性にとってまさしく“ニュールック”だったのです。
女性らしい曲線美の演出に、どこまでもこだわりました**
特徴的な1着はこれ!
ニュールックの象徴ともいえるスタイルがこちらのスカートとジャケットの着こなし*細いウエストとフェミニンなシルエットのスカートはが特徴です♡
コンセプトは女性らしさ。
「女性らしく可愛くあること。」「着飾ること。」「エレガントに振る舞うこと。」
戦争中は全て許されなかった、女性の願望を叶えたコレクションは世界に革命を起こします♡
当時のファッションコレクションの大成功はまずはアメリカのファッション誌Vogueで特集され、ヨーロッパ全土に広まることに....**
ウェディングドレスもエレガントに♡
クリスチャンディオールはウェディングドレスのラインもつくりました♡
ふんわり広がるまあるいシルエットに*
細く絞ったウエストに大き目リボンを巻いてエレガントに♡
立体的な生地のカッティングが素敵です。
ドレスと帽子がおそろい*
ディオールの意思は今でも受け継がれています*
「女性のエレガンスの追求」を掲げたクリスチャンディオール。その意思は今も変わらず息づいています*
立体的で女性らしいシルエットと模様がエレガントかつロマンティック♡
小花を散りばめたグラデーションカラーのこのドレスはとって有名で印象的♡
色とりどりの鮮やかなドレスに感動します*
女性のエレガントとはなにか?
女性が女性らしく振る舞うことを禁止されていた時代に、クリスチャンディオールが作ったブランドDior。
「どんな時でもおしゃれでいたい。素敵でいたい。」という女性心を満たすオートクチュールドレスは、新しいファッションの歴史を作りました。
女性ファッションの歴史を作ったシルエット*
見ているだけで幸せになれるディオールのヴィンテージドレスたち。こんな時代背景も一緒に知っておくと、より美しさに感動できます♡
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