指輪を披露しなかったことでも話題!日本の皇族高円宮家・絢子さまの結婚式を大レポート*
2018.11.03公開
高円宮家の三女・絢子さまの結婚式が執り行われました*
2018年10月29日、皇族の高円宮家(たかまどのみやけ)の三女・絢子さまの結婚式が明治神宮で執り行われました。
絢子さまは、1990年生まれの28歳。
現在は母校でもある城西国際大学福祉総合学部の研究員として働いていらっしゃいます。
お相手は、日本郵船株式会社に勤める守谷慧さん(32)。
幼稚園時代をフランスのパリで過ごした帰国子女で、慶応大学卒のエリート!
おふたりが出会ったのは2017年12月、高円宮邸で行われたパーティーがきっかけだったそうです。
ご結婚、誠におめでとうございます*
〔日本のお姫さま〕小袿姿が美しい*
結婚式当日は、おふたりの結婚を祝福するかのような素晴らしい秋晴れの日でした。
新郎の守谷さんのご親族が絢子さまを高円宮家まで迎えに上がり、結婚式場の明治神宮まで向かわれました。
このとき、絢子さまが着ていらっしゃったのは日本の伝統衣装・袿(うちぎ)と切り袴。
平安朝ゆかりの装束です。
クリーム色の生地に緑の葉っぱとつがいのオウムの模様があしらわれていて、絢子さまにとてもよくお似合いです*
髪型は、皇室の結婚式で代々伝わる「おすべらかし」という結い方。
こちらも平安時代の貴族女性の髪型で、ハート型のように左右に大きく膨らんでいて高貴な印象です。
結婚式では、赤い長袴姿をお披露目*
その後の結婚式には、絢子さまは赤い小袿と長袴(ながばかま)の装束姿に着替えて臨まれました。
裾がとても長い、後ろに引きずる立派な婚礼衣装です。
一方、新郎の守谷さんはモーニング姿で登場。
おふたりが並ぶと和洋折衷な雰囲気で素敵です*
手に持っていらっしゃるシルクハットは、絢子さまの亡くなられたお父様・高円宮憲仁親王のものだそう。
絢子さまは、「父がここにいないことはとても残念ではありますけれども、父と母のような夫婦になれるよう努力していきますと伝えたい」とおっしゃっていました。
晩さん会の花嫁衣裳も素敵*
そして翌日10月30日は、ホテルニューオータニで結婚披露の晩さん会が開催されました*
このパーティーには次期天皇となる皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻、安倍総理など約70人が参加。
おふたりが座ったメインテーブルのラインナップは、とても豪華な方々です。
絢子さまが着られていたのは、白いレースをあしらった柔らかいピンクのイブニングドレス。
鈴木紀男さんという高円宮家御用達のデザイナーの方がオリジナルで作られたそうなのですが、
実はこのドレス、両家にとって特別な意味のある一着なのだそう*
というのも、新郎・守谷さんの亡くなられたお母様は生前、NPO法人「国境なき子どもたち」で働かれていて、
発展途上国への支援をずっと続けていました。
その活動の中でカンボジア製のシルク生地を団体から高円宮家に贈ったことがあり、
今回それが、絢子さまと絢子さまのお母様の強いご希望により、ドレスの素材として使われたのです*
そして白いチュールレースは婚約の記念に守谷家から贈られたもので、上にあしらわれた小花は、オレンジブロッサム(花言葉は花嫁の喜び)だそう。
まさに両家の縁で結ばれた、可愛らしく上品な一着です♡
髪型は、ラプンツェルヘアのような編みおろしにティアラを着けていらっしゃいました*
「ドレスの小花に邪魔をしないようなヘアスタイル」をテーマに、ヘアメイクさんと絢子さまで一緒に考えられたそうです。
晩さん会は、ウェディングケーキの入刀や演出、余興などはなく、とても落ち着いた穏やかな雰囲気で終えられました。
新郎新婦のお席も高砂ではなく、招待客と同じテーブル(↓)。おふたりの謙虚で優しそうな人柄が伝わってきます*
ツイッターでも話題になった指輪の話も素敵*
そして記者会見の中で話題になった、絢子さまの指輪にまつわる発言をご存知ですか?
記者から「指輪を見せてください。ブランドはどこのものでしょうか?」と質問を受けたとき、
絢子さまは「結婚指輪は人様に見せるものとして買ったわけではございませんので、申し訳ございません」という返答をしていらっしゃいました。
私たちとしてはどんな婚約指輪なんだろう!わくわく!と気になりますが、この発言が、奥ゆかしくとても素敵だと話題になりました♡
皇室を離れても、末永くお幸せに*
絢子さまは大学時代はサッカー部のマネージャーを務めるなど明るく活発な方、そして守谷さんは優しく穏やかな方だそう。
絢子さまは結婚を機に皇室の身分を離れることになりますが、おふたりは新婚生活を都内のマンションでスタートさせるとのこと。
日本中から祝福されている守谷慧さんと、そして絢子さま。末永くお幸せにお過ごしください*
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