両親へ宛てた花嫁への手紙。読む前にゲストへの断り文は入れる?入れない?
2018.11.17公開
花嫁の手紙を読むときにゲストに断りは入れる?入れない?
花嫁さんが家族に感謝を伝える、披露宴での花嫁の手紙の演出。
その読み出しとなる一番最初に、ゲストへの断りの言葉を入れているのを聞いたことがある方は多いはず。
具体的には、
「この場をお借りして、両親へ手紙を読ませていただきます」というような内容です。
花嫁の手紙というのは、ゲストへのメッセージではなく、花嫁さんから両親にあてた手紙のはず。
それなのに、なぜ花嫁の手紙を読むときに、ゲストに断りを入れるのでしょうか?
両親は「結婚式の主催者側」だからです!
本来であれば結婚式は、新郎新婦のお披露目の場。
新郎新婦とその両家が主催者となって、新郎新婦のゲストをおもてなしする場所です。
ですが、花嫁の手紙というのは、ゲストに対してのおもてなしではなく、身内に感謝を伝える、いわば内輪の演出。
主催者である新郎新婦が、主催者である両親へ宛てた手紙を読むことは、ゲストに対して失礼(と本当に思う人はいないと思いますが、、)であるため、
新婦は手紙を読む前に、ゲストへの断りの文を入れることがあります。
断りの文は入れないとだめ?
でも、花嫁の手紙で断り文を入れなければ、「失礼で非常識な新婦」となってしまうのでしょうか。
ゲストに対しての断り文は、絶対に守らなければいけないマナーやしきたりではありません。
ですが、入れた方がゲストに対して丁寧な印象になるので、来賓の方が多く来てくれる花嫁さんは、入れるのが無難。
逆に、友人と親族だけのカジュアルなパーティーの場合、断り文を省略して、いきなり手紙を読みだした方が感動的かも。
結婚式のスタイルやゲストの構成・年齢などによって、断り分を入れるか入れないか考えてみてください*
ゲストへの断り文の例文
続いて、新婦の手紙のゲストへの断り文の例文をご紹介します♩
《①》
本日は私たちの結婚式にご列席いただきましてありがとうございます。この場をお借りして、両親への手紙を読ませていただきます。
《②》
本日は私たちのためにお集まりいただきましてありがとうございます。少しの間ですが、私を今まで育ててくれた両親への感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。
《③》
本日はご多用のところ、披露宴にご列席いただき本当にありがとうございます。私事ではございますが、この場をお借りして両親へ宛てた感謝の気持ちを伝えさせていただきたく思います。
感動的な花嫁の手紙にしよう*
花嫁の手紙を読むときに、ゲストへの断り文は入れても入れなくてもどちらでもOK。披露宴の雰囲気に合わせて選択しましょう。
入れると丁寧で礼儀正しい印象に、
入れないと花嫁の手紙がすっと頭に入ってきて、感動的な印象になる傾向があります。
手紙の内容やゲストへの印象を考えて、入れるか入れないか考えてください♩
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