悲恋だけど心に刺さる!【ポカホンタス】の全曲youtubeリスト
2019.01.13公開
悲恋の名作!ディズニー映画『ポカホンタス』
『ポカホンタス』は、ディズニーアニメ映画の33番目の作品。1995年に公開された映画で、ディズニーには珍しく、ハッピーエンドとは言えない考えさせられる終わりを迎える物語です。
舞台は、17世紀初頭のアメリカ。主人公のポカホンタスは、大自然の中部族で暮らす、インディアンの女の子。村の英雄である男性・ココアムからプロポーズされ、自分の人生について悩んでいます。
そんな時、ポカホンタスたちが住む土地を植民地化しようと大勢のイギリス人がやってきます。
ポカホンタスは、イギリス人の青年ジョン・スミスと出会い、言葉の壁を乗り越え恋に落ちます。
しかし、ポカホンタスとジョン・スミスの逢瀬を目撃した部族のココアムが、ポカホンタスをとられた怒りからジョン・スミスに襲い掛かり、それをきっかけにインディアンとイギリス人の間で戦いが勃発。
恋人であるジョン・スミスは、同胞のイギリス人ががポカホンタスの父親に向かって放った銃弾に倒れます。
深いケガを負い、イギリスへ帰国することを余儀なくされるジョン・スミス。ポカホンタスは、愛する彼についてイギリスに渡るか、生まれ育ったインディアンの土地に残るか選択を迫られ、残るほうを選びます。
対立せざるを得ない立場にあった運命の二人が迎える悲しいエンディング。それでも、『ポカホンタス』は大勢の人々に深い感動を与え、人気となり続編も制作されました。
そんな『ポカホンタス』の挿入歌をご紹介していきます♡
ポカホンタスの挿入歌①The Virginia Company(ヴァージニア・カンパニー)
イギリスからアメリカ大陸へ渡るイギリス人たちの出航シーンで流れる「The Virginia Company」。新しい土地で富と名声を得ようと気合を入れている人々の様子が描かれています。
物語の幕開けにふさわしい、雄大で明るい曲となっています。
ポカホンタスの挿入歌②Steady As The Beating Drum(絶えまないリズムのように)
舞台は変わり、ポカホンタスの暮らす部族たちのシーンで流れる「Steady As The Beating Drum」。雄大な自然の中で自給自足で暮らす様子が描かれています。
先進国のような文明はなくとも、インディアンたちの気高さが伝わる一曲。
ポカホンタスの挿入歌③Just Around The Riverbend(川の向こうで)
ポカホンタスが歌う「Just Around The Riverbend」は、村の英雄である男性・ココアムからプロポーズされ、揺れ動く心情を描いています。
決まった退屈な道ではなく、輝かしい未来を歩みたいというポカホンタスの複雑な気持ちが伝わる一曲。
ポカホンタスの挿入歌④Listen With Your Heart(心の耳で聞いてごらん)
「Listen With Your Heart」は、柳の木のおばあさんにポカホンタスがアドバイスをもらうシーンで流れる曲。
「心の耳を澄ませてみれば、大地の声が聞こえる」というインディアンの教えを歌っています。
曲の最後では、ポカホンタスがやってくるイギリスの船を見つけます。
ポカホンタスの挿入歌⑤Mine, Mine, Mine(マイン、マイン、マイン)
「Mine, Mine, Mine」は物語の悪役ポジションであるラトクリフの曲。土地を掘って金を探り当て、金持ちになろうという野心溢れる曲です。
ポカホンタスの挿入歌⑥Colors of the Wind(カラー・オブ・ザ・ウィンド)
「Colors of the Wind」は『ポカホンタス』の主題歌。ポカホンタスとジョン・スミスが心を通わせていくシーンを描いた曲。
雄大で感動的なメロディーで、今までイギリス人であるジョン・スミスが知らなかった自然の素晴らしさ、そして大地を自分たちのものにしようとする愚かさを語りかけています。
ロマンチックだけれどどこかしんみりとした曲なので、結婚式のBGMにも。退場や送賓シーンにおすすめです。
ポカホンタスの挿入歌⑦Savages(サベジズ)
「Savages」はイギリス人とインディアンの戦いの始まりを描いた曲。お互いへの憎しみを力強く歌い上げています。
『ポカホンタス』心打たれる楽曲をご紹介しました♩
ディズニー映画『ポカホンタス』の挿入歌をご紹介しました。
バックグラウンドの違う男女の叶わぬ恋だけでなく、歴史的な背景や人種差別など、様々な世界的問題を描いた名作です。
昔見たという方も、まだ見たことがないという方も、再度鑑賞してはいかがでしょうか。
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