色や柄を楽しんで♡【色掛下×白無垢】の組み合わせ・コーディネートアイデア
2019.03.19公開
白無垢コーデの要アイテム「色掛下」♡
白無垢や色打掛の下に着る、「掛下」と呼ばれる着物。
まっさらな気持ちで神様の前に立ち、婚家の色に染まる決意を表す白無垢に合わせる掛下は、はるか昔から純白が定番でした。
しかし現代では、神前式というシーン以外の、和装前撮りや披露宴のお色直しで白無垢が着られるようになり、
本来の意味ではなく、花嫁衣装のひとつ、コーディネートのひとつとして楽しむ花嫁さんが増えてきています♡
そこで注目されているのが、白ではなく、色や柄のある「色掛下」です。
色掛下のデザイン次第で純白の白無垢が様々に表情を変えるので、自分好みのコーディネートを完成させることができるのが魅力。
掛下の色や模様で和装の雰囲気が変わる♡
グリーン、グレー、ピンク…
どんな色掛下を選ぶかによって、白無垢コーディネートの印象が、ガラッと変わります。
おしゃれに白無垢を着こなすには、まずは合わせる色掛下に合わせて、そこからブーケや髪飾り、筥迫(はこせこ)、懐剣(かいけん)を選んでいくのが今流。
この記事では、白無垢に合わせたい色掛下のおすすめカラーをご紹介します♡
白無垢×色打掛の組み合わせ①紅色(べにいろ)
まず紹介するのは、ベニバナの顔料で染めた、鮮やかな赤を表す色「紅色」。
真っ白な白無垢と紅色の色打掛の紅白の組み合わせは、和の凛とした雰囲気を演出できます。
紅色の色打掛は、和モダンな着こなしにもマッチ。
ハッとする紅白のコントラストが素敵です。
白無垢×色打掛の組み合わせ②薄紅梅(うすこうばい)
「薄紅梅」は、赤いウメの花をイメージしたピンク色。白無垢と合わせると、ふんわり優しい雰囲気になります。
桜を思わせるので、春の結婚式や前撮りにもおすすめです。
紫の筥迫(はこせこ)、懐剣(かいけん)と組み合わせると、大人っぽい雰囲気に。
色はもちろん、柄によっても印象が変わりますね。
白無垢×色打掛の組み合わせ③若草色(わかくさいろ)
芽を出して間もない、若い草の色である「若草色」。優しい黄緑色です♡
ナチュラルに白無垢を着こなしたい方に人気なのが、若草色の色掛下。
今トレンドのラスティックなウェディングブーケと合わせてコーディネートする花嫁さんが多いみたい♡
ふんわり儚げな洋髪ヘアとも相性抜群です。
白無垢×色打掛の組み合わせ④梔子(くちなし)
クチナシの実で染めた、黄色の「梔子(くちなし)」。
清楚な白無垢を、元気な印象に着こなすことができます。
イエローの色掛下とエメラルドグリーンの小物の組み合わせは、トレンド感たっぷり♡
白無垢×色打掛の組み合わせ⑤利休鼠(りきゅうねずみ)
最後にご紹介するのは、大人っぽい「利休鼠」。千利休が好んだと言われる、緑みのあるグレーです。
白無垢と灰色の組み合わせは、はっとするほど大人な雰囲気。
ブーケや髪飾りは、椿の花や南天の実をチョイスするとアクセントになっておしゃれ。
灰色の色掛下に、椿の柄の襟を合わせた和モダンな白無垢コーディネート。
和のテイストと、トレンド感、両方を楽しむことができますね。
色掛下で、どんな白無垢コーデを楽しもう?♡
白無垢をおしゃれに着こなすアイテム、色掛下についてご紹介しました。
柄と柄・色と色の組み合わせを考える色掛下の着こなしは、高いコーディネート力が必要。
衣装やさんのプロに相談しながら、自分らしい白無垢コーディネートを見つけてください♡
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