実は2000種類以上ある!今年こそは区別したい【6つの紫陽花の種類】を教えます♡
2020.05.06公開
紫陽花にも、色んな種類がある*
毎年、梅雨の時期に咲く紫陽花♡
ふんわり丸みを帯びた形と、淡い色味が可愛いお花ですよね。
昔は、花の色が移り変わることから「浮気・移り気」という花言葉があり、あまりよいイメージを持たれていませんでしたが、
今は結婚式の装花やブーケなどにも使われていて、大好きな人も多いお花です♡
そんな紫陽花には、色んな種類が存在しているのを知っていましたか?
街中でよく見たり、頭の中ですぐにイメージできるのは、こういう雰囲気の紫陽花だと思いますが、、、
実はそれ以外にも、見た目の異なる紫陽花がいっぱい!
(なんと世界中の紫陽花を全部数えたら、2000以上もの品種があるのだとか...!)
その中で今回は、日本でも馴染みのある紫陽花の種類をご紹介します*
今年から、「この紫陽花は○○の品種だよ」って言えたらかっこいいですよね!♡
区別できるようになれたら最高です*
紫陽花の種類①アナベル
アナベルは、北アメリカ原産の紫陽花。緑の蕾から、純白のお花を咲かせます♡
日本生まれの紫陽花と比べると、枝が細くて装飾花(ガクが発達した部分)が小さいので、繊細でピュアな印象。
アナベルが密集していると、「ふわふわの雲海のよう」だとも言われています♡
耐寒性、耐暑性に優れているので、初心者でもお庭で育てやすい紫陽花です。
紫陽花の種類②ガクアジサイ
ガクアジサイは、日本生まれの紫陽花。
見た目が特徴的で、内側には蕾のような点々とした小さなお花を、そして外側には、それよりも大きなお花を咲かせます♡
額縁のように咲いているので、覚えやすい形ですよね!
ガクアジサイは、土壌のpH度合いによって、色が左右されるのも特徴のひとつ。
実際に咲くまでは分かりませんが、紫や青になることが多いです♩
ちなみにガクアジサイだけの花言葉は、「謙虚」。
普通の紫陽花よりも装飾花が少なくて、その姿が謙虚に見えることから、その意味がつけられたそう。
紫陽花の種類③ホンアジサイ
ホンアジサイは、ガクアジサイを品種改良して作られた園芸種。
なのですが、今では最も知名度の高い、一般的な紫陽花です*
ふわんと丸い球状の手毬咲き(てまりざき)が特徴で、これぞ紫陽花!という、王道の可愛い見た目。
街中や公園で咲いているのもこのホンアジサイが多くて、日本人にとっては一番見慣れた姿です。
白やピンク、水色、紫など、色んなカラーのお花を咲かせます*
紫陽花の種類④セイヨウアジサイ
セイヨウアジサイは、日本の紫陽花がフランス人によって新しく品種改良され、ヨーロッパから輸入されてまた日本に入ってきた品種。
英語名ハイドランジアとも呼ばれています。
ホンアジサイと同じように、ふんわり丸い手毬型にお花を咲かせるのが特徴です*
見た目はほぼホンアジサイと同じなのですが、比較的大型に育つことが多いそう。
鮮やかなグラデーションも魅力ポイントです♩
紫陽花の種類⑤ヤマアジサイ
別名サワアジサイとも呼ばれていて、沢地など水辺に咲くことが多い品種、ヤマアジサイ。
ガクアジサイと同じような見た目で、外側に装飾花を咲かせます♡
ガクアジサイと違うのは、ヤマアジサイのほうが少しサイズが小さいこと*
薄くて細長い葉っぱの形も、見分けるポイントのひとつです。
紫陽花の種類⑥コットンキャンディー
最後に紹介するのは、わたあめのような色味が可愛い「コットンキャンディー」という紫陽花の品種♡
咲き始め~満開~その後と、花びらの色が変化するのが特徴で、上品なクリームホワイトから始まり、柔らかなピンク色へ変化。
咲き進むとアンティークグリーンカラーになり、春から初夏まで長い間愛でられるのが魅力です♡
紫陽花をもっと楽しもう♡
同じように見えて、それぞれちょっとずつ違う紫陽花のお花♡
調べてみると、とっても奥が深いことがわかりました...!
紫陽花が咲く季節になったら「これはガクアジサイかな」「アナベルかな」と考えてみると、分かってる感あり♩
紫陽花について、もっと詳しくなりましょう♡
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