和紙とお花の組み合わせ!?インスタで見つけた進化版「角隠し」がすごい
2019.08.25公開
和婚の伝統的な角隠しスタイル*
和婚の結婚式で、白無垢や色打掛を着た花嫁さんが頭に乗せる角隠し(つのかくし)。
角隠しは、文金高島田という立派な髷(まげ)に結った髪型を、ぐるりと覆うように着けられる、白い布のこと。
アクセサリーは、べっ甲のかんざしがセット。
「怒りを表す角を隠して、夫に従う」「しとやかな妻になる」という意味があります*
そんな角隠しの素材は、白絹(染色されていない、白生地の絹織物)で作られていることがほとんどなのですが...
ちょっと変わった素材で作られた、おしゃれな進化版角隠しを発見しました*
和紙とお花で作った角隠しがすごい!
それがこちら。
なんと、「和紙」と「お花」で作った角隠しです。名前はそのまま、和紙角隠し*
和紙ならではの、凹凸のある表面や繊維が見える質感が如実に出ていて、なんだか不思議な雰囲気です。
でも、新しい発想で、とってもおしゃれ*
髪の毛には、かんざしの代わりにお花が飾られているので華やかです♩
この和紙角隠しを生み出したのは、VAMPヘアメイクの門田麻記子さんという方。
2018年に行われたWedding Expoというイベントの、和装人前式の模擬挙式でお披露目したそうです。
和装人前式は、チャペルで行うスタイル。
洋の雰囲気を入れたくて生花を、そしておしゃれさとノーブルさ(高級感や上品さ)を出すために和紙を使ったのだそう。
すごいアイデアですよね♩
和紙角隠しに注目*
日本髪の周りに、和紙をぐるりと覆う「和紙角隠し」スタイル*
和紙という素材ならではの、繊細さや儚さ、高級感は、花嫁の伝統衣装である白無垢や色打掛とぴったりです。
和装前撮りや、和装人前式で角隠しもありかな?と思っていた花嫁さんは、和紙角隠しを検討してみるのも良いかもしれません*
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