オートクチュールサロン♡【エマリーエ】でドレスを作ることになった体験談*(最終フィッティングまで)
2021.06.08公開
エマリーエでドレスを作ります♡
こんにちは。
秋に八芳園さんで結婚式をするsaeです。
今回、ドレスサロンの【エマリーエ】でドレスをオートクチュールで作らせていただけることになったので、その体験談を綴っていきます*
なぜエマリーエのドレスを選んだか?
結婚式場が決定してから一番最初に取り掛かるのが『ドレス選び』。
私は格式高いロイヤルな雰囲気がとても大好きです。まるでおとぎの国のお姫様が身につけているような、大きなリボンのついたふんわりとしたシルクのドレスが憧れでした…♡
そこで色々なドレスを検索して見てみたのですが、インスタグラムの写真を見つけて出会ったのがエマリーエでした♡
エマリーエのドレスの素敵なところは、他のカジュアルなドレスブランドにはない、カチッとエレガントな雰囲気や、フェミニンな雰囲気。
ドラマのやまとなでしこで櫻子さんが着ていたドレスでもあり、花より団子で井上真央ちゃんが着たドレスブランドでもあります♡
そして、可愛いが詰まったデザインのドレスを、サイズぴったりのオートクチュールで作ってくださるというのにはとても感激。
サイズのお直しをしてくれるドレスサロンはたくさんありますが、オートクチュールかつ自分の好みのデザインがたくさん揃ったブランドは、エマリーエだけでした。
エマリーエは完全予約制のプライベートサロンなので、ブランドや詳細な情報があまり出てこないことも興味を惹かれた一因でした。
色々なメディアでも取り上げられているのに、謎に包まれた特別な雰囲気…絶対に素敵なドレスブランドに違いない…!と確信しました*
実際に、2020年2月にできた表参道のサロンへお伺いすると、とっても明るくて素敵な空間…♡緊張している私にエマリーエの皆様が気さくにお話してくださり、かわいいドレスや小物に囲まれて、とても幸せな時間になりました。
エマリーエはドレスだけでなくヘアメイクやウェディングフォト、ムービーなども手掛けていただけるので結婚式をトータルサポートしてくださる信頼感がありました◎
選んだドレスはこれです!
エマリーエには、プレタポルテ・レンタルのドレスが20型、オートクチュールは19型のドレスがあり、それぞれ色を変えられたりバリエーションが持てますが、私が選んだのはこのドレス。
胸元の大きなリボンが一際目を引く、重厚感と高級感のあるドレスは一目ぼれでした♡
153cmと身長の低い私でも体型をカバーできるふわっとしたシルエット、そして他では見たことのない後ろの大きなリボンはとても個性的で、お客様に「saeのドレスかわいかったよね!」と記憶に残るドレスになるなと思いました。
大きなモチーフもかわいいですが、背中のくるみボタン、上質な生地、細部までデザイナーエマさんのこだわりが詰まっていてほぼ直感でこちらのドレスに決定しました。
直感で決めたとはいえ、他にも、こんなドレスがあって迷いました。
お花がたくさんちりばめられたドレス*バラの上品さと大きなバックリボン、そしてふわっとしたフリル感がたまらないです♡
エマリーエのドレスは、高砂に座った時にも華やかに見えるように胸元のデザインを特にこだわっているとのこと。リボンやお花がチャームポイントになっていて、自分が高砂にいるイメージをしながらデザインを選びました。「ドレスに合わせてこんな装花にしようかな」とイメージが広がります*
お花のドレスに合わせて華やかなベールにしたらこんなに素敵な花嫁さんに♡
胸元にポイントがある分、ネックレスは控えめに、ヘアアクセサリーは大きいものを…などとイメージするのも楽しかったです*
シルクのドレスが多い中、チュールのふわふわドレスもありました*
まるで白鳥のようなシルエットにもうっとり。高級感のあるシルクのドレスに憧れて探していたウェディングドレスですが、こんな繊細な雰囲気のドレスも素敵だなと迷ってしまいました。
1回目【デザイン選び・採寸】
エマリーエには、普通のドレスショップと同じように5号〜13号のレンタルドレスがあり、それを借りることもできるのですが、一から採寸をして自分の体ぴったりに仕立て上げてもらえるオートクチュールタイプのセルドレスがあります。
レンタルドレスでも、サイズのお直しなどしっかりしてもらえるので、ガバガバになったりぶかぶかになったりはもちろんしませんが、それでもやっぱり、オートクチュールの特別感は別格。
エマさんが「摘み立てのバラと、摘み取ってから数日経ったバラぐらいの違いがあるのよ」と仰っていたのがとても印象的で、デザイナーさんとしてのセンスがうかがえた瞬間でした◎
背は小さいけど胸は大きい人とか、背は高いけど細い人...など、人の体をひとつのパターンに当てはめることは不可能。それぞれ個性があるので、自分の体にぴったり合うドレスを着るにはオートクチュールが一番です。
特に私の体は、7号と9号の間くらいだったので、「オートクチュールで作る良さがしっかり発揮できる」とデザイナーのエマ先生も話してくださいました。
エマリーエで、オートクチュールでドレスを作ってもらう時のフローはこちら。
①お採寸
②サンプルチェック
③お仮縫い
④小物合わせ
⑤最終フィッティング
まずはたくさんあるドレスの中からかわいいと思ったものを試着させていただいてドレスのデザインを決定しました。
そして採寸がスタート。パタンナーさんが私の体の端から端まで綿密にサイズを測ってくださいました。
私はクラシックバレエをやっていて、姿勢のせいか、胸元の長さが平均よりも長いとのことで、「逆三角形のウェストがとっても細く見えますよ」と今まで知らなかった自分の体型の特徴を教えてくださり参考になったのと同時に、あまり体型に自信のない私にもポジティブな言葉をかけてくださったのでちょっと恥ずかしいと思っていた採寸も、幸福な気持ちのまま終わりました*
帰るときに、今後の流れなどが書いてある素敵なカードと、ドレスのお写真をいただき、これからの期待感で胸がいっぱいに…♡
お姫様にあこがれていた花嫁さんはきっとみんな幸せな気持ちになれる空間だなぁと思いながら帰宅しました*
ドレス完成まではこれからがスタートですが、「エマリーエのプリンセス」になれるように頑張らないと!と感じた1日◎素敵な花嫁さん目指して内面、外見を磨き上げていきたいです*
2回目【仮縫い】
仮縫いにお伺いしたときに一番最初に目に入ったのがこちらのドレス。
ドレスの本物の生地ではなくて仮縫い用の生地でできた私サイズのドレスが完成していました*もうこれだけで素敵…♡とうっとりしたままそのドレスを試着させていただき、ある程度自分の体に合っているかをエマ先生がじっくり確認してくださいました。
そこからなんと、カラーやリボンを全て取り外してシンプルなドレスに…!作成途中のドレスを見られるなんて貴重な体験すぎる…♡
このあと、1~2ミリ単位でさらに体にぴったりと合うように詰めていきます。ただでさえ私のサイズで作ったドレスなのに、ここからもっと自分に合ったドレスに仕立ててくれるなんて…とここでも特別感を味わうことができました。
その工程中には生地を破く「ビリビリ」という音や「チョキチョキ」といった音が聞こえてきて、仮のドレスとは言えこんなに綺麗なドレスを解体していく作業には終始驚きの連続でした。これはオートクチュールドレスを作らないと味わえない経験だと感動しました*
体に沿って生地を詰めなおすと体のラインがくっきりと出て、特にウエストのラインは圧巻です。特段私はスタイルが良いとは言えない体型なのですが、そんな私の体も綺麗に見えるように仕立ててくださいました*
そして詰めの作業が終わったら、カラーの太さやリボンの位置の調整。ほんの少しリボンの高さが違うだけでもがらりと雰囲気が変わって、エマ先生は花嫁さんの好みをしっかりと聞いて下さるので本当に『私の大好きなドレス』が完成していきます♪
この後はこの仮のドレスを解体して型にして本物の生地で仕上げをしていくとのこと。一つのドレスを作るのにドレスを2回仕立てるようなイメージ。次の最終フィッティングが楽しみすぎてわくわくしながら帰宅しました♬
3回目【小物合わせ・最終フィッティング】
挙式の1週間前ぐらいに最終フィッティングをしに行きました。楽しみにしていたドレスがついにお目見え…♡
本物の生地でできた真新しいドレスは艶々していて、はりがあって、なんというか『もの』ではなくて生き物のような、命があるような、そんな美しさがありました。
これで完成、ではなくここから裾上げと最終調整の作業に入ります。
個々人で体のクセというのがあるらしく、例えば私の場合は左の腰のほうが少し出っ張っているそう。そんな「体のクセ」が影響してドレスの流れが少し曲がってしまったりするのだとか。
普通の人ならわからないそんな些細な癖をエマ先生は見つけてくださり、ドレスの見た目に影響が出ないように調整してくださいます。
「誰にでも体の個性があって左右平等な人はいないから、それに合わせて最高なドレスを作るのが私の腕の見せどころです♡」とエマ先生が仰っておりました*
私が試着したときは、下のパニエの流れが少し横に流れてしまうのが気になると最後の最後まで調整をしていただきました。
ドレスの下にあるものだからわからないのでは?と思ってしまいますが、チュールのしわのでき方まで調整してくださる作業には感動しかありませんでした。
そして全体のバランスを見て最後の仕上げにカラーとドレスの位置を最終確定させていきます。こちらもリボンのしわのでき方までこだわって仕立ててくださいます。
私は上品な雰囲気が良いなぁと思っていたのであまり肌が出ないように胸の生地を少し深めに、正面から後ろのカラーが出るように微調整していただきました。
ヘアアクセサリーはドラマ『やまとなでしこ』で桜子さん演じる松嶋菜々子さんが付けていたリボンボンネを選びました。
すべて身に着けて、本番の靴を履いて裾を上げていただき、ベールをつけて歩く練習もさせてくださいます。
私の足の長さで裾を上げてくださるのでとっても歩きやすいですし、つまずく心配もなさそうだといった感想を持ちましたが、サロン内でたくさん練習させていただいてより安心感が出てきました*
あとは本番、完成したドレスを見るのが楽しみでしょうがない♬
式場へはエマリーエさんがドレス一式をお届けしてくださいます。驚いたのがドレスの着せ方指示書を作成して式場にお届けくださるということ。式場ではアイロンをかけて本当に完ぺきな状態でお届けしてくださるとのことでした。
エマリーエのドレスで結婚式を迎えるのが楽しみです*
➡️エマリーエの公式HPはこちら
➡️エマリーエのインスタグラムアカウントはこちら*