【マツコが教えてくれた】知ってた...??バウムクーヘンとバームクーヘンは違うらしい!
2019.08.29公開
バウムクーヘンとバームクーヘンって、違うらしい!
結婚式の引き菓子の定番・バームクーヘン*
木の年輪のような見た目のバームクーヘンは、「夫婦の年輪を刻む」という幸せのメッセージもあって、人気のお菓子ですよね。
そんなバームクーヘンについて、この前初めて知ってビックリしたことがあります。
それは、
✓バウムクーヘン
✓バームクーヘン
が、違うものということ、、、、、!
というのも、「マツコの知らない世界」でバウムクーヘン特集をしていてそこで両者の違いについて紹介されたのですが、
知らなかった...!という人が多数で、ツイッターでもトレンド入り。
わたし自身「バウム」でも「バーム」でもどっちも同じだと思っていたし、表記の違いの問題だと思って気にしたことがなかったので、
けっこう衝撃でした!
バウムクーヘンと、バームクーヘンの違いを解説します*
①バウムクーヘンとは?
まず、バウムクーヘン(Baumkuchen)とは、1807年にドイツで生まれた焼き菓子のこと。
ドイツには、ドイツ国立菓子協会という団体があって、この協会が認めるバウムクーヘンの条件・定義を満たして初めて、
「バウムクーヘン」と名乗ることが許されるそうなんです。
その条件・定義というのが、こちら。
①油脂はバターしか使用しない
②ベーキングパウダー(膨らし粉)を使用しない
③バター、小麦、砂糖1に対して、卵を2とすること
④添加物を使用しない
ドイツではこの4点を守らないとバウムクーヘンの販売ができません。なので誰でも簡単に作れるものではなく、高級なお菓子として位置づけられています。
職人さんがひとつずつ手作りしているのも、特徴。
規定の材料・製造過程がしっかりと定められているので想像以上に厳しいルールですが、これによって伝統の味が守られ、後世に伝えられていくんだな...と思いました*
②バームクーヘンとは?
一方バームクーヘンは、材料や作り方、焼き方に何の規定もないお菓子のこと*
それぞれのお店や職人さんが自由にアレンジして作ったものです。
日本では1919年にカール・ユーハイムという菓子職人が、日本人の嗜好に合うように味を少しアレンジして初めて持ち込み、
そこから洋菓子店にどんどん広まっていったそう。
なので、本場ドイツのバウムクーヘンはずっしりと重たい仕上がりになるそうですが、
日本で販売されているバームクーヘンは、ふわふわしてたり、味がついていたり、しっとりしていたりと、日本人のほとんどがイメージするのがこっち!
個々のお店の特徴が感じられるのがバームクーヘンなので、バリエーションが豊富です*
詳しくなった気分♩
ドイツ的に言うと、バウムクーヘン。
日本的に言うと、バームクーヘン。
両者の違いはわかりましたか...??
ちなみに日本で、本場の規定に達したバウムクーヘンを作っているのは、有名な「ユーハイム」や「BAUM u. BAUM」など。
個人的に最近気になっているのは、チョコフォンデュみたいと人気の、「せんねんの木」のとろなまバウムクーヘン♡
中は2層になっていて、珍しい構造。
➡こちらから購入できます*
引き菓子やお祝いでいただくことの多いお菓子だし、お店によって色んなアレンジがされているので、これからは違いを知った上で、バウムクーヘンもバームクーヘンも楽しんで食べていきたいですよね♩
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