美智子さまの美容も手掛けた歴史も♡「ハツコエンドウ」のブランドストーリーをお勉強♩
2019.09.19公開
ハツコエンドウってどんなブランド?
日本のウェディングドレスブランド「Hatsuko Endo」。
「聞いたことがある!」
「結婚式を挙げる前から憧れてた♡」
という花嫁さんも多い人気ブランドですが、実際にどんなブランドか成り立ちを知っている花嫁さんは意外と少ないかも。
美しいドレスの裏に、どんなブランドストーリーがあるのかご紹介します*
1905年。総合美容室からスタート
ハツコエンドウの始まりは1905年(明治38)。日本初の総合美容店として初代・遠藤波津子さんが銀座にお店をオープンさせたことから始まります。
実は、今で言う「フェイシャルトリートメントエステ」は遠藤波津子さんが最初に「美顔術」として提唱したもの。西洋のスキンケアを外国人のドクターから学び、いち早く日本に取り入れました。
メイクアップだけではなく『根本的に肌を美しくする』という方法を日本に広めた美の先駆者です。
当時、オープンした総合美容室には、
☑婚礼の着付けを行う美粧部
☑髪専門の結髪部
が併設されていました。
婚礼衣装のレンタル・世紀のご成婚を担当
物品や衣装が不足した戦後には、日本で初めて「貸衣装」を開始したのも、ハツコエンドウでした。
「花嫁衣裳をレンタルする」という今では当たり前の慣習は、「戦後でも美しい花嫁を創ることを諦めない」というハツコエンドウの取り組みから始まったのです。
(それまではレンタルではなくバイオーダーで作るのが普通でした。)
昭和34年には三代目・四代目が皇太子殿下と美智子妃殿下の美容を担当。世間の注目を集めました。
花嫁衣裳の創作と、現在のハツコエンドウ
昭和40年、四代目遠藤波津子は花嫁衣裳の制作をスタート。熟練の技を誇る最高の職人と共に、花嫁をさらに輝かせる衣装の作成を始めました。
美容家が花嫁衣裳を創作するということはそれまでの日本にはなく、画期的なことでした。
そして、現在のハツコエンドウは創業以来培ってきた技術をもとに
☑美容
☑エステティック
☑花嫁衣裳のレンタル
☑花嫁衣裳の販売
を行っており、
花嫁のトータルビューティーを手掛けるトップブランドとなりました*
ハツコエンドウで着られるドレスは?
ハツコエンドウで着られるドレスは、ジャンルわけするとこの3種類。
①ハツコエンドウが厳選したインポートドレス(アントニオ・リーヴァ、ナイーム・カーン、デルフィーヌ・マニヴェ、ザック・ポーゼン、リーム・アクラ、マルケーザ、ヴァレンティ―ナ、カティヤ・シェフリーナ、ロザンナ・ペレーネ、クリスティ・ロマノス、ニッキー・マクファーレンなど)
②ハツコエンドウがインポートドレスデザイナーと一緒に作り上げたスペシャル仕様の別注ドレス
③ハツコエンドウのオリジナルドレス
ハツコエンドウのオリジナルドレスの中でも、ハツコエンドウのプロデューサー遠藤昌己さんが手掛けるオリジナルドレスブランド「A by Hatsuko Endo」は多くの花嫁さんから注目を集めています*
A by Hatsuko Endoについて*
A by Hatsuko Endoはハツコエンドウのオリジナルブランド。
四代目遠藤波津子さんの孫娘である遠藤晶子さんが展開するブランドです。
(ちなみに四代目遠藤波津子さんは2009年に亡くなっています。)
(遠藤晶子さんは、ウェディングドレスを着たモデルさんの右隣にいる小柄な女性です。)
A by Hatsuko Endoのドレスはバイヤーとして培った知識と経験を活かし、素材選びからこだわった遠藤晶子さんの集大成。
チュールやミカドシルクをたっぷりと使った、シンプルながらも凛とした美しさがある、王道のドレスデザインが多いブランドです。
ハツコエンドウはどこで着られるの?
ハツコエンドウは銀座に独立した店舗がある他に、ウェスティンホテルや帝国ホテルなどの一流ホテルと提携しています*
ハツコエンドウがセレクトしたインポートドレスやオリジナルドレス、A by Hatsuko Endoのドレスが着られる他、
タキシードやビューティーサロンが併設されているショップもあります。
また、ハツコエンドウ のショップではなくても、A by Hatsuko Endoのドレスは、全国のドレスショップでレンタル可能。
➡A by Hatsuko Endoのショップ一覧はこちら【公式HP】