よく間違えられる!結婚式で人気のお花「芍薬」「ラナンキュラス」の違いを解説
2020.01.25公開
芍薬とラナンキュラスを見分けられる?
結婚式でよく聞く人気のお花と言えば、
「芍薬」と「ラナンキュラス」。
どちらのお花もひらひらっと花びらがたくさんで、白やピンクなどの淡い色合い♡
でも!
お花好きの方ならぱっと見て「これは芍薬だ!」「ラナンキュラスだ!」と分判別できるかもしれないけれど、お花に詳しくない方だと「あれ。芍薬だと思っていたら、これ実はラナンキュラスだった!」ということも。
この記事では、芍薬とラナンキュラスの違いを解説します。
画像をたくさん見て、見分けがつくようにしましょう*
【問題】どっちが芍薬?ラナンキュラス?
こちらのブーケは芍薬とラナンキュラスが両方使われています。
一番正面に見えるピンクのお花と、その上にある薄ピンクのお花。
どっちが芍薬で、どっちがラナンキュラスか分かりますか?
正解は、正面のピンクのお花が芍薬。上の薄ピンクのお花がラナンキュラスです♡
**芍薬について**
シャクヤクはボタン科ボタン属で、花びらが波打つようにフリルになっているのがポイント。お花の直径は10cmくらいで、茎の長さは50cm~80cmと大きいです*
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とも言われているように、すっと長い茎の天辺に優々と大きな花を咲かせる優雅なお花です。
お花は大きく花弁が開いているのも可愛いですが、花弁が開ききる前の状態も人気。大きくて、まん丸で、花びらの中心部分が全く見えません。
ここからは、芍薬の画像をご紹介します♩
濃いピンクと薄いピンクの芍薬花束♡
真っ白な芍薬ブーケは挙式の定番。
薄ピンクと真っ白な芍薬で可愛く♡
珍しいブルーの芍薬。ブルーの芍薬は自然には無く、白いシャクヤクを染めて作ります*
右側は開いている芍薬、左側はまだ開いていない芍薬*
ふりふりの花びらがぎゅっと詰まっている様子は、本当に可愛い♡
**ラナンキュラスについて**
一方ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属。お花の印象は似ているけれど、芍薬はボタン科なので全く違う植物です。
ラナンキュラスは、花びらの形が芍薬のようにフリル状ではなく、一枚一枚が直線的。花びらの数は1つのお花につき100枚以上(200枚になるものも!)あり、世界で一番花びらが多い花と言われています♡
お花の直径は6~8cmで芍薬よりも小さめ、茎の長さは30~50cmと芍薬より短めです。
花が開ききっていないラナンキュラスは芍薬に似ていますが、開くと芍薬よりも外側に向かって開き、花びらの一枚一枚に存在感があります*
ここからは、ラナンキュラスの画像をご紹介*
薄ピンクの花びらに中心の緑が透けて見えるのが可愛い♡
真っ白なラナンキュラス。大きく開いていて迫力がありますね*
ピンクのラナンキュラスは華やかです♡
蕾の状態は幾重にも花びらが重なっていて、本当に美しい*
「シャクヤク」と「ラナンキュラス」の違いは分かった?
芍薬とラナンキュラスの違いをご紹介しました*
見比べると全然違うお花なので、もう間違えることは無いと思います♡
花びらがふりふりで大きなお花が【芍薬】、
花びらが直線的で芍薬よりも小さめのお花が【ラナンキュラス】と覚えておきましょう♩
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