大安以外にも色々ある*縁起がよいとされる【吉日】の種類をまとめてみた!
2020.02.05公開
大安以外の吉日をご紹介します*
縁起のよい日というと、まず真っ先に思い浮かぶのが、六曜のひとつ「大安」*
あとは、最近話題になった「一粒万倍日」や「天赦日」も、何かと日取りやカレンダーを気にしなくちゃいけない花嫁さんなら、知っている人も多いかも。
でも他にも、日本の暦上で吉日とされる日があるのを知っていますか??
大安以外のすべての吉日をご紹介します♡
吉日一覧①一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
まず一粒万倍日は、一粒の籾(もみ)が万倍に実っていくのと同じように、幸せが万倍にもなると言われている日*
何かを始めるのにいい日とされていて、もちろん結婚式や入籍にも。これから自分たちの幸福が何倍にも広がっていくという考え方、素敵ですよね。
大安や天赦日と重なると、さらに縁起のよい大吉日になります。
吉日一覧②天赦日(てんしゃにち)
天赦日は、日本の暦上で最上の吉日とされている日。神様が天に昇り、天がすべての罪を赦す(ゆるす)、というのが由来だそう。
年に数回しかやってこない、大開運日です*
天赦日は、一粒万倍日と重なると最強の大吉日になります。
吉日一覧③鬼宿日(きしゅくび、きしゅくにち)
鬼宿日は、月が地球を一周する間に通る28個の星をもとに吉凶を表した二十八宿(にじゅうはっしゅく)のひとつ。
ぱっと見「鬼」とついていることから怖いイメージを持ってしまいますが、その逆。
鬼が宿にいて外を出歩かないことから、鬼に邪魔されず、何事をするにも良い日とされているそうです。
でも、花嫁さんは注意!鬼宿日は、結婚式や入籍、結納だけは「凶」の日。
結婚=嫁入り=彼の家に入ること。そうすると、宿にいる鬼に遭遇してしまうことから、婚姻関係の事柄は避けたほうが良いとされています。
吉日一覧④巳の日(みのひ)
巳の日は、十二支の巳(へび)が振られた日。昔からへびは神様の使いとされていて、特に白へびは財運や芸術を司る弁財天という神様の使いだったそう。
そこから、巳の日は金運や財運に縁起のよい日と言われています*
宝くじの購入や、銀行口座の開設、財布の新調など。お金にまつわる願掛けは、巳の日にするのが良いかもしれません。
吉日一覧⑤己巳の日(つちのとみのひ)
巳の日と似た名称の、己巳の日。
己巳の日は、巳の日の中でも特に金運において縁起のよい弁天様の縁日とされています*(60日に一度しかないのもレア)
宝厳寺・江島神社・厳島神社の日本三大弁天も、この己巳の日に縁日を行うことが多いそうです。
吉日一覧⑥寅の日(とらのひ)
寅の日は、十二支のとらにあたる日。
中国では古来から、虎の毛皮が金色をしていることから神聖な動物と思われていて、金運招来日と言われていました。
それから、中国の故事成語に「虎は千里を往って千里を帰る」という言葉があるのですが、これは勢いが盛んな様と、無事に帰ってくる、という意味。
旅行の出発の日としても、ぴったりの暦です。
吉日一覧⑦神吉日(かみよしび、かみよしにち)
神吉日は、神事や祭礼、祈願、参拝などにおいて縁起がよいとされている日*
神様のご加護を受けられるのだそうです。
一粒万倍日や天赦日、寅の日と重なるとより吉日の効果がパワーアップします。
吉日一覧⑧大明日(だいみょうにち)
大明日は、すべてのことにおいて大吉であるとする日。
天地が開けて、隅々まで太陽の光で照らされる、という意味を持っています*
その光のおかげで先々まで見通すことができるので、引っ越しや移転、建築、旅行など、移動にかかわることにおいて良き日です。
吉日一覧⑨月徳日(つきとくにち)
月徳日は、その月の福を司る日。
建築や不動産では、家の増改築やリフォームなどを行ったり、契約したりするのに良い日とされているそう。
土に関しての吉日です。
吉日一覧⑩母倉日(ぼそうにち)
母倉日は、母親がわが子を慈しみ育てるのと同じように、天が人間に対して、慈しみの気持ちを持つ日と言われています。
何事においても良い日で、特に婚姻において大吉*
母倉日が大安や一粒万倍日と重なる日に入籍するのも良さそうです。
吉日一覧⑪天恩日(てんおんにち)
最後は、天恩日。
天恩日は、天からの恩恵や恵みをいただける日であるのと同時に、天への感謝を表す日でもあります*
主に慶事での吉日。
干支の組み合わせで周期が決まってくるのですが、天恩日は、他の暦とは違って5日連続で続くのが特徴のひとつ。
年間90日ほどあります*
縁起のよい日を知ろう*
大安以外の、縁起のよい吉日をご紹介しました。
普段あまり意識しない暦だと思いますが、入籍する日や結婚式、引っ越し、旅行など、何かを新しく始めたり、大事なことを行う日には、「今日は何の日だろう」と調べてみるのも良いかもしれません*
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