ぴかぴか艶ありの花びらが可愛いお花♡ラナンキュラスの一種【ラックス】に注目*
2021.04.10公開
みんなが、「これなに?可愛い♡」って言ってるお花*
このお花、可愛いですよね。
「ラックス」という名前のお花で、意外ですが、ラナンキュラスの一種です。
ラナンキュラスのイメージと全然違うお花の見た目なので、「え??これラナンキュラスなの?」ってびっくりする方も多いはず。
一般的なラナンキュラスは、1つのお花につき、約100以上の花びらがくっついているのが特徴の、世界一花びらが多いといわれているお花。
(この、手前の黄色いのがラナンキュラスです!)
でも。
ラックスは、花びらの枚数少なめ......。
全然違う見た目ですよね。
新しい種類のラナンキュラスです♡
実は、ラックスは品種改良で生まれた比較的新しいお花。
過去の日本では、ラナンキュラスは切り花としてメインに楽しまれていて、お庭で園芸用に育てるには適していませんでした。
(ラナンキュラスの元祖は地中海からイラン・イスラエル周辺の植物で、日本の高温多湿な夏や冬を越せない....というのが理由)
そこで登場したのが、ラックス。
宮崎にある生産者さん(綾園芸綾園芸)が生み出したこの新しいラナンキュラスが、鉢植えやガーデニングに向いていることが分かってからというもの、日本には一気にこのラナンキュラス(ラックス)のお花畑が増えたんだそう♡
そして、お庭用に楽しまれていくうちに、次は切り花としても人気に♡
通常のラナンキュラスとはまったく逆の順番でブーケの花材として選ばれることになった、珍しい経歴(?)を持つお花です*
お値段は、普通のラナンキュラスより少し高め。(1本あたり、3〜4倍くらいの価格です!)
ただ、普通のラナンキュラスは、1つの茎にお花がひとつですが、ラックスは1本の茎にお花がスパイラル状に複数咲いているのが特徴。
(コスモスみたいな感じです*)
可愛い形のお花がわさわさっと咲いているのが、たまらなくキュートですよね♡
名前の由来は....。
ラックスの花びらは、シルクのようにぴかっとしています。
花びらがピカピカのお花って珍しいですよね。
ワックスを塗ったようにもみえるので、ラナンキュラス+ワックスで、「ラックス」と名付けられました♡
一度聞くと、忘れない、印象的な名前です*
色の種類も豊富です**
ピンク♡
パープル♡
サーモンピンク♡
シルクカラー♡
イエロー♡
(本当は、一つずつの色の品種にもちゃんと名前があるのですが、細かいので割愛させていただきます....!)
光沢のある艶っとした花びらが可愛い♡
印象的な見た目で、愛らしさ抜群のお花、ラックス♡
春の季節限定のお花らしい、ふりふりした花びらの形も艶感も、最高におしゃれな花材です*
ブーケに・装花に使ってみてください♡
毎年春になるたびに、お花屋さんの前を通ると
「あ、ラックスの季節だ。そういえば結婚式でラックスのブーケ持ったな♡おうちに買って帰ろうかな♩」
なんて思えるような未来が来たら、幸せそうです♡
この記事に関連するキーワード