芍薬は、いっぱい種類がある!代表的な&可愛い芍薬の品種をまとめてみた♡

2023.05.01公開
きゅん

結婚式に人気の春の花「芍薬」*

5月~6月にピンクや白、オレンジなどの大きな花を咲かせる「芍薬」。

ふりふりとした幾重にも重なる花びらが特徴で、花言葉は「はじらい」「慎ましさ」。結婚式にも人気の高い春のお花です*

そんな芍薬の品種は実は700とも1000とも言われるくらいたくさんあり、世界中で多くの種類が見られます*

芍薬にそんなにたくさんの種類があるなんて、知ってましたか?

まず、豆知識から!

芍薬の品種をご紹介する前に、まずはルーツから説明。

芍薬の原産地は中国東北部と言われていて、日本には平安時代に伝わりました。日本で品種改良された芍薬は一重咲き(5枚~8枚の花びら)のものが多く、『和芍薬』として親しまれています。

和芍薬はあまりお花屋さんには出回っていなく、華道などで使われることが多いみたい。

こちらは和芍薬の代表的な品種「ヤマシャクヤク」。一般的に想像するような花びらが多い豪華な芍薬ではなく、椿のようなシンプルで可憐な見た目です。

一方、ヨーロッパでは八重咲きやバラ咲きなど、花びらが多いタイプのものが作られました。ヨーロッパで品種改良された芍薬は『洋芍薬』と呼ばれています。

現在普通のお花屋さんで売られている芍薬のほとんどが洋芍薬。芍薬と聞くとこちらをイメージする方の方が多いと思います*

結婚式のウェディングブーケとして使われているのも洋芍薬です♡

日本に現在多く出回っている、代表的な芍薬の品種をご紹介します*(ご紹介するのは全て洋芍薬です♡)

芍薬の品種①コーラルチャーム

「コーラルチャーム」という、カップ咲きの芍薬。お椀のように花びらが咲くのが特徴です。

一番ポピュラーなカラーは、ピンクとオレンジと赤の中間のような優しい色合い♡

薄いオレンジも人気です*

芍薬の品種②サラベルナール

ウェディングブーケによく使われる品種「サラベルナール」。花びらの先っぽがフリルになってるザ・芍薬の見た目です。

色は薄すぎず・濃すぎずちょうど良い青みピンク。ウェディングブーケに使われるのも納得の、透き通るような美しいピンクです♡

芍薬の品種③エッチドサーモン

しっかりとした濃いピンクの花を咲かせる「エッチドサーモン」。一番外側のお花がばっと豪快に開きます*

芍薬の品種④かぐや姫

シャクヤクの中でもひと際大きな花を咲かせる(約20cm!)「かぐや姫」。薄いピンク色で堂々と大きく咲きます。

芍薬の品種⑤滝の粧(たきのよそおい)

花の中心に向かってベビーピンク~白のグラデーションになっている「滝の粧(たきのよそおい)」。蕾から咲き始めはグラデーションで、最終的には全てピンクになることが多いそう。

芍薬の品種⑥ソルベット

ピンク・白・ピンクと段々に咲く珍しい芍薬「ソルベット」。この咲き方は”3段ボール咲き”と言うそうです*

芍薬の品種⑦白雪姫

真っ白な芍薬でよく出回っているのは「白雪姫」。ふわっふわの真っ白な花を咲かせます♡

花の直径は20cm以上と芍薬の品種の中でも大きな花を咲かせます。

白雪姫をさらに品種改良して青く色付けした「青雪姫」という種類もあります*

芍薬の品種⑧深山の雪

ウェディングブーケにもよく使われる真っ白な芍薬「深山の雪」。中心まで花びらが幾重にも重なっていて、深い雪の中に身を寄せているような儚さがあります。

芍薬の品種⑨マキシマ

少し光沢のある、シルクのような花びらが特徴の「マキシマ」。真っ白な花びらのところどころにぽっと赤が入る珍しい品種です*

芍薬の品種⑨ビロードクィーン

まわりの花びらは濃いピンク、中心部分はふわふわの真っ白なおしべの「ビロードクイーン」。一度みたら忘れられなくなる、インパクトのある芍薬です。

芍薬の品種⑩オリエンタルゴールド

最後にご紹介するのは、芍薬「金晃(きんこうまる)」と牡丹「花香殿(かこうでん)」をかけあわせたハイブリッド芍薬「オリエンタルゴールド」♩

黄色のシャクヤクはこの品種ができるまで無かったんだとか。牡丹とかけあわせならではの色です*

こちらが芍薬「金晃」。

こちらが牡丹「花香殿」です。

「オリエンタルホワイト」という白色もあります*

どの芍薬が好き?

ふりふりの大きな花を咲かせる「芍薬」。

一重に芍薬と言っても色んな品種があるので、結婚式で使うときは理想の見た目のシャクヤクを(できれば品種まで!)伝えると安心です*

芍薬の花は小さめのものだと15cmくらい、大きめのものだと30cmを超えるものも。品種によって値段も異なるので、蕾を購入するときはどんな風に咲くのか確認しましょう♡

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