【説教くさいかもしれないけど気をつけたい】コロナ関連で、花嫁として言わない方が良いこと
2020.09.08公開
気をつけないと言っちゃうかもしれない発言。
コロナの影響でほとんど全ての結婚式が延期中止になっていた期間が過ぎて。
結婚式を挙げることや招待する事される事が、世の中的に少しずつ増えてきています。
(少人数婚ではありますが、ロイヤルウエディングが実施されたり!♡)
そこで問題になるのは、「延期中止にする人が大多数だったところから、実施する選択が生まれた時の分断」です。
今までは「延期することにしたよ」「そうか....残念だね。」のやりとりの範囲を出なかったところが、これからは
✅新郎新婦には結婚式を実施するかしないかの判断が必要になり
✅ゲストにも参加するかしないかの判断が必要になり
✅新郎新婦もゲストも、お互いの判断を受け入れて、自分の判断が相手と違う場合も自分の意見をはっきりと伝える
というフローが必要になってくる期間です。
前提として、コロナウイルスに対しての捉え方は人それぞれ。相手の判断に口を挟む権利は誰にもないと、私は思っています。
一方で、今日たまたまSNSで目にした記事に書いてあった文章「新しい生活様式を押しつけたことで、こうした新たな分断が引き起こされるのだ。そして、それは人々の楽しみも、コロナ対策の大義名分のもと、奪っていく。」
というのも、すごく共感します。
➡️この記事です
人の気持ちは変えられなくても。
分断というのは、人を対立させ、批判させあいます。
分断が起こるのは、人がある程度自由を手に入れて、自分で選択ができる状態だから。
今、インターネットには
「結婚式に招待された!こんな時期にありえない!非常識だ!」
という言葉や
「結婚式に招待したら、友達からラインが既読無視された!もう縁を切る!」
という言葉が溢れています。
結婚式って本来おめでたいセレモニーのはずなのに、それがきっかけで分断が生まれるって.....悲し過ぎて、私は我慢できません!
<なので>
この記事では、「相手の判断には口を出さない」という私のモットーを踏まえて、私がもし今花嫁さんだったら、ゲストとの・周囲との分断を避ける為に言わない&考えない&インターネットにも書かない!と心に決めるであろうことをリストアップしてみました。
NG①来た人を大事にする!
「欠席連絡があっても大丈夫!来てくれる優しい人たちを大事にするんだ!」という表現。
一見ポジティブにも見えますが、そもそも、来ない人が優しくない訳ではないです。欠席の人も、当たり前に大切にしたほうがいいですよね。
結婚式への出欠の判断で、人の立場や順位に優劣をつけるようなことはしないほうがいいです。
そもそもコロナを気にしているかどうかは、人間関係とは全く別のもののはず。
出欠の返事の内容が、自分たちの関係性の深さや確かさを反映するものだ...と思っていると読み取れるような発言は意識して控えた方が良いと思います。
NG②結婚式に来ないことを後悔させるくらいにする!
欠席の連絡があった時に、それでも前を向いて、「いいんだ!来なかった人が、来なかったことを後悔するくらい楽しい時間にすればいいんだ!♡」という考え方。
これも一見ポジティブに見えますが、私は良くないと思います....。
何も悪いことをしていない人を相手取って、「後悔させてやる!」というは、たぶんおかしいはず。
NG③こんな対策をしているから安全だよ!信用して!
「安全だよ!信用して!」の部分は不要です。
事実と解釈は別物。
こんな対策をしているよ...までは事実。
その後の安全だよ!は解釈。
信用して!はリクエストです。
コロナみたいな、人によって捉え方が違う事象に関しては、「事実を共有して、相手の判断を仰ぐのみ。その判断には自分は一切ノータッチ。」を突き通すのがいいと私は思います。
NG④結婚式欠席するなら普段も出歩いてないんだよね?
これも、結構話題になっています。
「コロナを理由に私の結婚式を欠席するなら、普段お出かけしてるのはどうなの!?」
「3月からずっと、遊びにいってないんですか?!」
「先週は観光地に遊びに行ってたのに私の結婚式には不参加なの?!」
「夢の国はいいの?!」
など責める系。
色々言いたいことがあるのは理解できますが、他人の判断とか行動って自分には一切コントロールできないものなので、丸ごと全部受け入れるのがお互い楽です。
【番外編】ゲストとして言わないほうがいいこと
自分がゲストの立場だったとしたら、言わないほうがいいこと....も考えてみました。
【①】
「延期するんだね。賢明な判断だと思うよ。」
・・・優しいように・励ましているように聞こえますが、受け取り方によっては「やっぱりこの人は延期して欲しかったんだな...」と思われてしまうので「延期してよかったよ!」「英断だよ!」などは言わない方が無難。
「延期の結婚式にも呼んでね。楽しみにしてるからね」と言うだけの方がいいかも。
(これも、絶対にいつか結婚式をしてね!というプレッシャーを感じるから嫌だという人もいるかもしれませんが.....)
【②】
「こんな時期に結婚式やるのはわがまま・自分勝手」
・・・法律や、何かルールを破っている訳でもない判断に対して、それをした相手を責めることがまずよくないです。
自分とは意思決定が違う内容だなと思うのであれば、自分は自分の思うようにして、その意思決定を相手に伝えるのみです。
【③】
「◯◯ちゃんはやらないって言ってたよ!」
・・・・これも、実際あるみたいです。
「え!職場の◯◯さんは延期にしたのに、◯◯ちゃんは結婚式やるの!?」みたいな。
人生は全てケースバイケースで、他人のことは自分に関係ないので、人と自分を比べないようにするのはもちろんなのですが....
さらに、他人と他人を比べるというのはより無意味なのでしないようにしています。
【④】
「延期にしたんだね。私たちの命を守ってくれてありがとう!」
・・・・もし自分が新郎新婦だったら、「結婚式って、そんなに危険に晒すような行為なんだ....」と落ち込みそうです。
もう二度と結婚式について考えたくない....と思うかも。
他人に優しくする為に、完全に自分と切り離して考える。
コロナ×結婚式のシチュエーションで、口がすべって言ってしまいそうだけど、その発言で人は傷つく可能性が高い...と私が思ったことを羅列していくつかまとめてみました。
こういうの、けっこうあるあるじゃないですか...???
そもそも私は人生において、「相手(の判断)をジャッジするようなこと」ってタブーだと思っているのですが、気をつけないとしてしまいがちなので、本当に要注意です。
立場が違う・判断が違う人同士がお互いをジャッジし合うと、分断が起きて多くの場合対立関係が始まります。
結論としては....
新郎新婦の立場だったとしても、ゲストの立場だったとしても。
自分は自分で相手は相手。
干渉や押し付けはしないけれど思いやりとリスペクトを持って、心地よくて大事にできる関係性を続けていけるように自分を律するのって難しいけれど、意識して生きていきたい...と思いました。
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