気になる!ペーパーアイテムがおしゃれになる【フェイク金箔】というものを見つけたので解説*
2020.11.17公開
実はそれ、金箔じゃないかも…!
ペーパーアイテムやウェディングケーキなどを豪華に飾る「金箔」。
金箔のソフトクリームも一時期話題になりましたよね!
金箔は、金(や微量の銀や銅)を薄く伸ばしたもので、歴史は古く紀元前1200年頃に古代エジプトで製造が始まったそう。
現在でも料理やインテリアなどによく使われていて、馴染み深い素材だと思いますが…
実は「金箔」と言っても、金100%とは限らなかったり、「フェイク金箔」と呼ばれる金が入っていない金箔もあるんです!
金箔ってどんな種類があるの?
一般的に”金箔”と呼ばれているものは、大きく分けて3種類。
金箔が入っているものはこの2つ。
✅純金箔(24K)
(純度99%以上の金だけで作られている)
✅純金以外の金箔
(純金に純銀・純銅を混ぜたもの。純金58.824%以上のものが”金箔”と呼ばれる。)
純金入りの金箔は四号色(22.66K)という銀や銅が入っているものが一番多く出回っています。(純金94.438%、純銀4.901%、純銅0.661%。)
純金箔よりも銀が入っている方が薄く延ばしやすくなるので、純金箔よりも多く使われているようです*
(見た目は一般の人にはわからないくらい、普通の金箔です!)
そして、金が一切入っていない
✅フェイク金箔
というものもあります。
”金箔”とは呼ばれますが、銅と亜鉛の合金から作られる【金色をした箔】で本物の金は入っていません。
本物の金が入っていないとは言え見た目は金が入っている金箔と同じで、素人目には見分けがつかないほど。
「真鍮箔」「洋箔」「洋金箔」と呼ばれています*
金が入っていないので安く手に入れることができ、色々なものに使われています。
見た目は違うの?値段の差はどのくらい?
✅純金箔(純度99%以上の金で作られている)
✅純金以外の金箔(金・銀・銅で作られている)
✅フェイク金箔(銅と亜鉛で作られている)
と”金箔”と呼ばれるものは大きく分けて3つあるのですが…
正直なところ、どれも見た目はそんなに変わりません。
なのでウェディングアイテムを手作りしたりする分には「本物志向なので、絶対に純金24Kの純金箔を使いたい!」というこだわりが無い限りは、安い物を選ぶのでいい気がします*
値段を比較すると、
✅純金箔:10.9cm×10.9cm【1枚】で451円
✅純金以外の金箔(主流の四号色):10.9cm×10.9cm【1枚】で275円
✅フェイク金箔:9cm×9cm【100枚で】1,305円
フェイク金箔は100枚で1300円(1枚13円!)と、圧倒的に安いことが分かります*
フェイク金箔を活用するのもありかも*
一重に「金箔」と言っても純度99%以上の金が使われているものから、金は一切使われていない「フェイク金箔」まで色々あります*
素人には見た目の違いは分からないことが多く、私だったらフェイク金箔でいいかな??と思うのですが、
純金箔でもすごーく高価というわけではないので、例えば結婚証明書など「少しだけ使う」「ずっと残るもの」は純金箔にして、
メニュー表など「たくさん使う」「当日だけ使うもの」はフェイク金箔にするなど、用途に分けて使い分けるのもいいかなと思いました*
「金箔」「フェイク金箔」の違いを覚えておいて、色々と役立ててください♩
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