海外ケーキのお花の正体!あれは、生花じゃなくて食べられる紙《ウエハーペーパー》だった!

2020.10.04公開
きゅん
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海外ケーキのお花は本物?造花?

とてもおしゃれな海外のウェディングケーキ。

ウェディングケーキのデザインは、日本ではなく海外の写真を参考に情報収集しているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

海外のケーキは、日本のケーキよりふんだんにお花が飾られているという特徴があります。

繊細なお花がたっぷり飾られたウェディングケーキ。ロマンチックで憧れますよね。

marryでもたくさんロマンチックな海外ケーキを紹介してきましたが…

ふと「このお花って、本物なのかな?造花なのかな?」と疑問が。

ものすごく繊細だけど、作りもののように思えるし、とはいえ造花とは思えない質感…。

このお花、実は「食べられる紙」だった!

調べてみると、予想外の事実が発覚。

海外のウェディングケーキで飾られている繊細なお花たちは、本物の生花でも造花でもありませんでした。

正体は、「Wafer paper(ウエハーペーパー)」というもの。日本語だと可食紙です。

食べられる薄い紙でできた花びらを組み立てて作られていたんですね…!

デンプンを薄いシート状に加工したもので、食感や味は薄い最中生地のような感じだそう。

もともと白いので、色のあるお花はエアブラシなどで食用カラーをのせているそうです。

海外ではこのウエハーペーパーでお花を作る技術を極めたケーキ職人さんたちがたくさんいて、活躍しているみたい。

生花でも造花でもなく、ゼロから作るウエハーペーパーフラワーだからこそ、海外のケーキはこの世の物とは思えないアーティスティックな雰囲気になるんですね♡

まだ日本の式場では一般的でないようですが、遠くない未来に広まるのかもしれません。

おしゃれなだけでなく、地球にも優しい♡

ウエハーペーパーフラワーをウェディングケーキに飾るメリットは、見た目がおしゃれであること以外にも。

ケーキに生花を飾ってしまうと、衛生面の観点から、そのケーキは食べることができません。(お花に菌がついているため)

そこで、そのケーキはケーキ入刀やファーストバイトだけに使用し、ゲストに振る舞うウェディングケーキはまた別に作る必要があります。

その点、ウエハーペーパーフラワーは食べられるので、ケーキを二つ用意しなくても済みます。

食物廃棄が問題になっている昨今。ウェディングケーキにもサステナビリティが求められていくのかもしれないですね。

お花以外のデコレーションもできる♡

ウエハーペーパーを使ったケーキのデコレーションは、お花以外にも。

こちらは、お花模様がプリントされたウエハーペーパーの蝶々。

つるんとしたケーキに蝶々をとまらせたシンプルなデザインですが、洗練されたおしゃれな雰囲気です。

まるで羽のようなアーティスティックな造形も。

ウエハーペーパーはケーキのデザインの可能性を広げてくれる素材ですね。

これからもたくさんのアイデアが生まれてきそう。素敵なアイデアを見つけたら、marryでいち早くご紹介していきます♡

一つ賢くなった!ウエハーペーパーってすごい

とてもおしゃれな海外のウェディングケーキ。なんで日本と違うんだろう?という謎がひとつ解けた気がします。

食べられる繊細なウエハーペーパーで作られたウエハーペーパーフラワー。

いつか、ウエハーペーパーフラワーで飾ったウェディングケーキの実物を見てみたいものです♡

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