新郎の謝辞で言ってほしいこと。それは【結婚できて幸せで、彼女を愛しています】ということ
2023.06.05公開
披露宴を締めくくる〔新郎謝辞〕
結婚披露宴の最後のプログラムは、新郎さんがゲストに謝辞を述べる〔新郎謝辞〕。
ふたりの大切なゲストに向けて、
☑これまでお世話になったこと
☑今日一日お祝いしてくれたこと
☑これからも二人を見守ってくれること
についての感謝の言葉を述べます。
感極まって、言葉に詰まってしまう新郎さんも珍しくありません。
花嫁の手紙や両親への花束贈呈と、感動的な演出が続いた最後の締めくくりのため、ゲストも一層しんみりと新郎さんの言葉に聞き入ります。
心に響いた新郎謝辞「彼女のことを心から愛しています」
新郎謝辞の内容は、ゲスト・家族・スタッフに向けた感謝の言葉が定番。
(「新郎謝辞 例文」で検索すると、様々な感謝のセリフが出てきますよね)
ですが先日の披露宴で、「これはなんて素敵な謝辞なんだろう」と感動する、初めての内容に出会いました。
その謝辞では、新郎さんが力強く
「僕は彼女と結婚できて世界一幸せです。
彼女のことを心から愛しています。
この気持ちを忘れずに毎日を過ごしていきたいです。」
と、花嫁さんへの愛情を表明していたのです。
花嫁さんへの気持ちをこんな風にストレートに表現した新郎謝辞を聞いたのは初めてで、新鮮で衝撃でした。
考えてみれば、私は新郎さんの人となりはよく知りません。
でも、結婚式で友人である新婦がとても幸せそうに笑っている姿を見て、
「よかったなぁ」
「きっと素敵な人なんだろうなぁ」
「幸せにしてもらってね」
と思っていました。
だからこそ、最後に新郎さんの口から愛の言葉を聞くことができて、本当に嬉しい気持ちになったんです。
ああ、彼は本当に友人のことが好きなんだな、こんなに愛してくれている人と一緒になれて心から幸せなんだろうな、きっと良い人生を歩んでいくんだろうな…!
そんな風に思えて、まるでドラマや映画を見ている時のようにじ〜〜んとしましたし、新婦がとっても羨ましくなりました。
他の新婦側のゲストや、新婦の家族も同じ気持ちだったのではないでしょうか。
新郎側のゲストや家族も、
「そんなに愛している人と一緒になれて、あいつは幸せ者だ」
「素晴らしい女性なんだろう」
「花嫁さん、愛されていていいなぁ」
「この先二人は幸せにやっていくだろう」
と思って安心したはず。
会場すべてのゲストを幸せに包む、最高の謝辞だったなぁと感じました。
二人が幸せなら、ゲストは幸せ。
ゲストの立場から考えてみれば、二人からの感謝の気持ちは、結婚式のおもてなしで既にもうたっぷり伝わっています。
(そもそも「感謝せい!」という気持ちで参列するゲストはいませんよね)
二人の幸せを何よりも願って集まっているからこそ、「僕たちは幸せです」という力強い言葉を聞くことができたら、こんなに嬉しいことはありません。
一ゲストの目線ですが、新郎謝辞では、感謝の言葉だけでなく、相手への愛の言葉を聞かせてほしいなと思いました。
「僕は彼女と結婚できて世界一幸せです。
彼女のことを心から愛しています。
この気持ちを忘れずに毎日を過ごしていきたいです。」
あの新郎さんの謝辞の言葉は、今後二人の人生をずーっと、支えていってくれることと思います。
この記事に関連するキーワード