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しっかり理解して選びたい。【抗菌タイプ】のマスクケースは普通のと何が違うの?

2021.09.01公開
きゅん
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結婚式マスクケース問題。

このご時世なので。

結婚式で「マスクケース」を配る新郎新婦さんが増えてきています*

食事中や写真を撮るときに外したマスクを入れる場所を設けることで、ゲストを困らせないために。マスクをその辺りに置いてマスクから感染症が広がってしまう…という万が一のことを防ぐために。

結婚式の必須アイテムと言っても過言ではなくなってきていますよね。

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マスクケースを選ぶときに大事なのは...

マスクケースは、シンプルな見た目でどんなコーディネートにも合わせやすく、また、老若男女問わず結婚式が終わってからも使いやすいようなデザインが良さそう。

それだけでなく、新郎新婦が安心してゲストをご招待できるように、ゲストが安心して過ごせるようにと、

✅抗菌素材のPP(ポリプロピレン)製

✅日本製

を採用しているものを選ぶと安心。

でも、色々見ていると、

「抗菌タイプって何が違うの?」

「マスクが入ればいいから紙の封筒でもいいよね?」

という花嫁さんの声もちらほら見かけて、「抗菌タイプと抗菌ではないタイプでどんな違いがあるのか分からないかも…!」と、たしかに思いました。

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そこでこの記事では「抗菌タイプのマスクケースって普通のと何が違うの?」というところを詳しくご紹介。

抗菌タイプと普通のマスクケースのメリット・デメリットをきちんと理解した上で、自分たちのスタイルに合ったマスクケースを用意してもらえればと思います*

抗菌加工って何なの?

抗菌加工の一番の特徴は、

「細菌が抗菌加工していないものと比較し百分の一以下に抑えられる」ということ。

例えば、細菌が付着しているマスクをマスクケースに入れた場合。

抗菌仕様のマスクケースだと…

細菌の繁殖を抑えること、空気中にある細菌の付着を抑えることができる。

抗菌仕様ではないマスクケースだと…

細菌の繁殖を抑える効果が無いので、マスクケースの中で細菌が細菌が繁殖してしまう。抗菌効果が無いので細菌がマスクケースの外にも出てきてしまい、細菌が広がってしまう。空気中にある細菌がマスクケース内に入り込んでしまうということも。

【抗菌加工】は殺菌・消毒効果がある訳ではないのでウイルスを無毒化することはできないのですが、繁殖を抑える・広がりを軽減することができます。

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恐らく結婚式ではマスクをマスクケースに入れて、ゲストテーブルの上に置くことになると思います。(使いたいときにすぐに取り出せるように)

抗菌タイプのマスクケースなら繁殖を抑えることができるので、テーブル上を清潔な状態に保つことができそうですが、抗菌タイプではない普通のマスクケースや紙の封筒だと細菌が繁殖してしまい、テーブル上がマスクケースから繁殖した細菌の温床となってしまう…ということもあり得ます。(衛生的には結局直置きしているのと同じようなことに。)

そもそもマスクは湿気ているので(唾液や飲み物を飲んだりとか)ただでさえ細菌が繁殖しやすい環境。抗菌ではない狭いマスクケースの中に入れたら、もうそこは細菌の巣窟です。(特に紙のマスクケース。紙にもマスクの湿気・細菌がつくと思うと恐ろしいので、結局使わない人も多そうです。)

良かれと思って用意したマスクケースの中で細菌が繁殖している…なんて考えるとぞっとしますよね。

食事をするテーブルの上に置くマスクケースだからこそ、しっかりと抗菌加工がされているものを選んだ方が良さそうです。

(実際のところ抗菌加工にすると代金が高くなってしまうので悩みましたが、安心はお金には代えられません。)

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自分一人だけが使う、バッグの中から出さないマスクケースなら、最悪自分のバッグが細菌だらけ…になってしまうだけので抗菌加工していないマスクケースで問題ないのかもしれません。

ですが、結婚式で新郎新婦がゲストのために配る用のマスクケースは食事をするテーブル上に置かれるものだし、

ゲストに消毒をお願いしたり、受付にパーテーションなどを置いたりして最新の注意を払って結婚式を開催しているのに、抗菌加工されていないマスクケースを使用したために料理の隣で細菌が繁殖して万が一のことに…となってしまったら、他の対策も水の泡になってしまうかもしれません。

手作りするのはどうなの?

では「マスクケースを手作りする」ことについてはいかがでしょうか?

こちらも同じく「抗菌仕様」の紙やPP素材(クリアファイルのような素材)を使っていれば、手作りしてもいいのかな…とも思いますが、そもそもDIYする自分がコロナに100%かかっていないのか…と言われると正直わからない部分ではあります。(無症状なだけかもしれませんし…)

万が一自分が感染していて、手作りマスクケースの中に入ってしまい、ゲストの手に渡ってしまうということも100%無いとは言い切れないので、心配な方はやはり市販されている抗菌タイプのマスクケースを購入するのが安心です。(抗菌タイプと言っても繁殖を抑えることができるもので、細菌を無毒化できるものではないので。)

インスタグラムに投稿されていた花嫁さんの話なのですが、

「結婚式を延期するか迷っていたけど、感染症対策をしっかりして開催することにした。感染症対策の一環で紙の封筒に名前を書いて、席札兼マスクケースにしようと思って手作りしていたら、母に「何でコロナが心配で結婚式延期しようかどうか迷っていたのに、よりによってマスクキーパーなんて手作りしているの?それこそ衛生的じゃないと思わないの?」と言われて確かにと思った。」という投稿を見つけました。

色んな意見がありますが、確かにマスクを入れるマスクケースは口元に近いセンシティブなものなので、手作りはちょっと…と思うお母さんの意見も分かります。

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抗菌加工を認定する「SIAAマーク」

農林水産省が設けた基準以上の品質がある食品に付けられる「JASマーク」(食品が基準以上で安心だと分かる)、古紙再生促進センターが策定した原料の40%以上に古紙を利用した商品に付けられる「グリーンマーク」(品物がエコだということが分かる)など、世の中には色んな規格のマークがあるように、

「この商品は抗菌されていますよ」と認定を受けている商品には【抗菌SIAAマーク】がつけられます。(この認定を受けているものが、一般的に「抗菌タイプ」と呼ばれます。)

抗菌製品技術協議会(SIAA)が制定したマークです。

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SIAAは、

✅防カビ性

✅安全性

✅適切な表示

を全てクリアして、抗菌製品技術協議会に認定されたものだけに表示されます。

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SIAAマークは「認定されたら商品に表示することができる」ものなので(義務ではない)、デザインによってはSIAAに認定されていてもマークが入っていないものもあります。

実際にmarryのマスクケースはデザインを重視しているので、SIAAマークを取得していますがマスクケース本体にはマークを記載していません。

「抗菌タイプのマスクケース」を選ぶ場合は、SIAAマークを取得しているのかしっかりとHPなどで確認しましょう*

➡抗菌製品技術協議会(SIAA)のHP

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自分の選択を後悔しないためにも!

抗菌マスクケースの【抗菌加工とは】について詳しくご紹介しました。

事実抗菌加工されていないものの方が安いことが多いのですが、

✅何となく抗菌タイプを買って、高かったなぁと不満に思わないためにも。

✅安いから抗菌ではないものを買って、万が一のときに後悔しないためにも。

両方のメリット・デメリット・抗菌仕様とはどういうものなのかを理解した上で、自分たちの結婚式に合う最適なものを選択してほしいと思います。

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