婚前契約するカップルが増加中....?気になる契約内容の例や、世間の声をまとめました
2020.10.28公開
知っておきたい【婚前契約】について
婚前契約、という言葉を聞いたことはありますか?
婚前契約とは、婚約者間で交わされる、結婚に関する取り決め。
正式な契約書・覚書を作成した上で、夫婦となります。
海外では一般的な習慣ですが、日本では馴染みがない上に、契約という言葉に「細かい!冷徹!」なんてイメージを抱く人も多かったりして、
「婚前契約する」と聞くと「え?!愛情はないの?」ちょっとビックリしてしまう人が多いかもしれません。
そんな婚前契約について、今SNSで様々な意見が飛び交っています。
きっかけは、先日放送されたテレビ番組『グッとラック!』で婚前契約が紹介されたこと。
出演していた歌手のSILVAさんも、5年前に結婚する際に婚前契約をしており、とても満足しているとの旨をコメントされていました。
よく知らないと、ちょっと身構えてしまう「婚前契約」。
世間の声や作成例を含め、詳しくご紹介します!
婚前契約とは?法的効力はある?
ヨーロッパやアメリカでは一般的な風習である婚前契約。
英語では「prenuptial agreement」、略語で「プレナップ」と呼びます。
婚姻前と婚姻後の財産について、財産の管理方法、債務の負担など、主に資産のことについてしっかり取り決めるそう。
資産に関して取り決めた婚前契約は法的に効力があり、違反した場合には裁判を起こして履行を強制することができます。
なお、日本の法律では「夫婦間でした契約は、いつでも取り消すことができる(民法第754条)」ため、法的効力を持たせたい場合は婚姻届提出前に締結する必要があります。
婚前契約が日本でも増えている!?
SILVAさんのように、日本でも婚前契約を交わすカップルは徐々に増えていると言われています。
しかし、日本での婚前契約は資産について取り決めるというわけではなく、「結婚生活」のあり方についての内容を盛り込んでいることが多いよう。
例えば、
☑家事は曜日ごとに分担する
☑週に一度はデートする
☑〇万円以上の買い物は相談する
など。
ガッチリした契約というよりは、結婚生活のルールのようなイメージですね。
このような内容の婚前契約の場合は法的効力はないのですが(家事をしなかったからといって、慰謝料を請求することはできません…)、結婚前にお互いの価値観をすり合わせるという点で、非常に大きな役割を持つと考えられます。
婚前契約に関して、みんなどう思ってる?
婚前契約について、ツイッターでは様々な意見が飛び交っています。
その一部をご紹介します。
最初は反対意見から。「婚前契約」についてネガティブな意見を持つ人も少なくないようです。
契約で縛らないと信頼できないのかな?柔軟に物事を決めていけない人なのかな?と思う派のご意見。
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「いいね!」派
一方、婚前契約をおすすめする声も。
賛成派は、婚前契約の内容云々よりも、「婚前契約のためにお互いの価値観を話し合う」ことに意義を感じている方が多いようでした。
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そもそも論
婚前契約をしたいか、したくないかではなく、結婚後のルールについて話し合えるかどうかが重要だという意見もありました。
そもそも、真剣に結婚生活について話し合えないような関係性であれば、結婚すべきでない…というのも一理あるかもしれませんね。
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