打ち合わせで説明する時に気をつけたい。他人には伝わらない自分の中のイメージ【お花編】
2021.05.09公開
自分の頭の中のことって、全然伝わらない!
こんにちは、marryの代表の津崎春乃です。
私は仕事柄、自分の頭の中のイメージを人に伝えて実現してもらう機会が多いです。
今では流石に少しずつ上達した....と思いますが、人に自分の理想やイメージを伝えて形にしてもらうのって、本当に難しくって。
何故ならば物というのは、複数の要素で成り立っているから。
例えば「シンデレラっぽいドレス」という表現だって、水色のドレスを思い浮かべず、魔法に掛けられる前のピンクのドレスを想像する人だっているし、事実シンデレラのドレスはブルー1種類ではありません。
(白のドレスだってありますよね!)
自分のイメージ通りのものを、自分が作業者とならずに、誰かに任せて作ってもらう時には、指示をより細かく・的確にするのが重要。
映画監督というのは、セットの小物のマグカップの色までもを、どの色にしますか?と聞かれて決める職業である....というのを聞いたことがあるのですが、
良いディレクションというのは、解釈を他人に委ねないことだと私は思っていて、なるべく解釈の幅を狭くする(選択肢をピンポイントで指定する)と、自分の理想通りのものを他の人に作ってもらいやすいです。
(そういうディレクション側の負担なしに理想通りのものが上がってくるチームというのもあります。そういうのはやっぱり、事前に理想が共有されている最高のチームなんです!marryはそうなので、私は本当に幸せです。)
ということで!
この記事では、結婚式準備でプランナーさんやヘアメイクさん、フローリストさんと打ち合わせをする時・イメージを伝える時に知っておきたい、「よく、解釈が分かれるもの」をリストアップしてみました。
色々記事を作ってみようと思うのですが、まずは【お花の打ち合わせ編】です。
出来上がりをみて「これじゃなかったのに!」と思う要可能性が高い部分なので、自分の理想をしっかり把握して、言語化して伝えられるようにしておくと、ショックを受けにくいと思います。
①「可愛い」の意味
大前提として。
もし、「私は可愛いのが好きで....」とか「可愛い感じでお願いしたいんです」とかっていう説明をしている場合、気をつけてもらいたいです。
日本語で「可愛い」という言葉は、解釈が物凄く多方面に渡る特殊な表現だ.....というのは、世界的に有名な話。
日本では、キティちゃんも、動物園のおさるさんも、フェンディのバッグも、フルーツパーラーのパフェも、ハロウィンのおばけも、全部「可愛い」の対象。
なので自分の思う可愛いがどういう世界観なのかをしっかり相手と共有する必要があります。
例えば。
分かりやすいイメージで言うと、ディズニープリンセスっぽい感じなのか、海外の雑誌みたいなイメージの可愛さなのか。
そのイメージの共有が、例えば使うリボンの生地の種類を、サテンにするのかオーガンジーにするのかシルクリボンを使うのか....と、選択をする時の元となるはずです。
②ピンクの色味
「ピンクが好きです!」「ピンクっぽい感じで!」というのも、要注意。
ピンクにだって色味は星の数ほどあるし、昔から「ださピンク現象」という言葉があるほど難しい色。
あなたの好きなピンクはどのトーンですか?
どんな色味ですか?
好きなピンクの色の写真と嫌いなピンク色の写真をストックしておいて、説明できるようにすると話がスムーズに進むはず。
✅青みピンク
✅コーラルピンク
✅ベージュピンク
✅フューシャピンク
✅ショッキングピンク
など、思いつくだけでもピンクの種類はいっぱいあります。
③バラの種類
バラのイメージも、実は人それぞれ違います。
皆さんは、バラっていうとどんなバラを思い浮かべますか?
パッとイメージしてみたバラは、赤でしたか?ピンクでしたか??
きっと、赤なのかピンクなのかで、半々くらいには分かれるはず。
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