「郵便はがき」って絶対に入れないといけないらしい!ハガキを手作りするときの注意点*
2021.08.24公開
「私製はがき」を出すときの注意点*
はがきには、「通常はがき」と「私製はがき」の二種類があります。
「通常はがき」は、郵便局やコンビニで買える、切手を貼る必要がなく、そのままポストに投函できる一般的な葉書のこと。
対して「私製はがき」は、郵便局が販売しているものではなく。
自分で手作りしたハガキや観光地などで売られているハガキなど、別途63円切手を貼ったり、料金別納郵便にしてお金を支払う必要のある葉書のことです。
私製はがきは、
・紙の素材を変えたり
・エンボス加工や箔押し加工などを加えたり
・紙の表面をマット加工やニスのようなクリア加工にしたり
など、おしゃれにオリジナルのDIYができるので結婚式シーンでも人気。
デザインの自由度が高いので、招待状の返信はがきや結婚報告はがき、新居に引っ越しました用、延期のお知らせ用などで、手作りしている花嫁さんも多いです***
でも、私製はがきを作るときは、サイズや重ささえ守ればあとは自由にデザインしてok!というわけではありません。
実はあまり知られていない、細かいルールがあるのです........!
知らなかった!私製はがきのルール①
まずはこちら。はがきの宛名面に、「郵便はがき」または「POST CARD」という表記を必ず入れる必要があります。
位置は、通常はがきと同じ、はがきの上部。
この記載がないと、ふつうの手紙(第一種郵便物)と同じ扱いになってしまって、63円ではなく、84円を支払うことになってしまうので注意です。
知らなかった!私製はがきのルール②
郵便番号の7桁の枠を作るときは、色を金赤色(朱色)にする必要があります。青や黒はNG。
理由は、宛名を読み取る機械が青や黒を含んでいる色だと、反応して誤った情報を読み取ってしまうため。
ただ、この郵便番号の枠自体はマストで入れなくてもOK。なくても大丈夫です。
知らなかった!私製はがきのルール③
はがきのサイズは、通常は148mm×100mm。
でも、私製はがきの既定の範囲内は最小が140mm×90mmで、最大が154mm×107mmまで。約1cmほどの幅があります*
この範囲よりも1mmでも小さかったり、1mmでも大きいと、定型外になってしまうので気を付けたい。
そして形は、「長方形」だけです*
角を柔らかく丸くする角丸加工や、千切ったようなギザギザ加工などは、本来は定形外になってしまうのですが、既定サイズの2mm以内であればハガキとして受け付けてもらえるみたいです。
その場合は、より一層サイズに注意して手作りしましょう。
知らなかった!私製はがきのルール④
最後は、宛名面の色について。
宛名面の背景の色は、白または淡色ならOKです。
デザインによって、ハガキ全体の背景を黒や紺などの暗い色やカラフルな色にすることもあると思うのですが、宛名部分だけは、白枠やラベルを使って、住所を読み取りやすくする必要があります*
最低限の知識として覚えておきたい*
以上、意外と知られていない私製はがきを作るときに気を付けたいルールでした。
私は、「郵便はがき」または「POST CARD」という表記が絶対に必要ということを知らなかったので勉強になりました...!
結婚式が終わっても、これから年賀状などで私製はがきを手作りする機会もあると思います。そのときはぜひ、最低限の知識として思い出してください*
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