フェイクっぽく見えないのはどれ?造花感のある造花と、そうじゃない造花の差は?
2022.07.01公開
アーティフィシャルフラワー全盛期....?
結婚式のブーケでも、最近は昔より、造花(アーティフィシャルフラワー)を目にすることが多くなってきている気がします。
造花って、今までは企業がイベントなど(長期間・野外で...など)で使うのがメインだったようなのですが、
✅写真に残すだけだから、別に変でなければ生のお花じゃなくてもいい
✅ずっとそのまま保管できるように枯れない造花の方が良い
✅生花にこだわりがないから、造花でもいい
✅生花ブーケとくらべて販売価格が安い
という理由などで、結婚式で花嫁さんからも造花が選ばれることも増えてきています。
使うなら、造花だとわかりにくいものがいいかも
造花はレンタルができるから普通に買うより更に安く借りることもできる...とか、事前に完成形が見られるとか、造花は季節が関係ないから、冬のお花と夏のお花を同時に使えるし、丈夫なので扱いに気をつけなくても良い(長時間の撮影でも何も問題なく耐えられる)
....など、造花ならではのメリットも多いのですが、気をつけた方が良いと思う点もいくつかあります。
例えば、布のほつれとか、花びらのしわとか折れなど。状態や質感なんかから、「やっぱり本物と違う」っていう雰囲気が醸し出されると、なんとなく安っぽく見えてしまいがち。
それはできたら避けたいですよね...?
(ちなみに「造花の方が安いから、節約のために」という意見もよく聞きますが、実際は造花って意外と高い気もするし、生花の方が安いこともある気がします。でもそれはお花屋さん・造花やさんでの販売価格のことで、いわゆる材料費なので、販売価格とは別ですが....)
なので造花を使うときには、なるべく造花っぽくないお花を選ぶといいかも?....と個人的には思います。
個人的な判断ですが、造花も生のお花も沢山見てきた中で、私が「これは造花ってすぐ分かる「これは造花でもあまり分かりにくい」というのはなんとなくあるので、まとめてみますね。
まずは、造花とすぐ分かることが多いお花からご紹介!
こんな特徴や花材に気をつけてアーティフィシャルフラワー選びをするとフェイクっぽく見えにくいかも。
↓↓↓↓↓↓
①バラ
バラって、やっぱりお花の王様なので、みんなが「本物を見たことがあるお花」だからこそ、花びらのカットの感じが気になりやすい傾向があると思います。
(実際に私はすごく気になります。これ⬇️は潰れていますね...!)
②かすみ草
本物のかすみ草っぽい造花って、全然ない気がします。
カスミソウの白いお花の部分ひとつひとつは、シリコンで作られる場合が多いのですが、どうしてもゴムっぽくなってしまって、リアルにはみえなくって。食品サンプルみたいなかすみ草が多い気がします。
だから、アーティフィシャルフラワーのブーケ屋さんなんかのブーケの作品事例を見ていても、かすみ草のブーケって少ない気がします。
撮影で遠目でしか見ないときは気にならないかもしれません。
③紫陽花
紫陽花の花言葉は「家族」「団らん」なとというように、小さな花びらがたくさん集まっているからだと思うのですが...
小さい花がいっぱい=花びらの端の量が多い..ということで、造花としては処理が難しいお花の種類なのでしょうか。
ホツレが気になることが多いです。
同じ方、いらっしゃいませんか?大体紫陽花の造花って布で作られていると思うのですが、本物の紫陽花って布っぽい質感でもなくて。どちらかとサラサラしていて、シリコンのような感じだと思いませんか?
私も最近造花やさんに行ったのですが、上質で可愛いと思うような紫陽花の造花って、本当に高いんです.....!ひと枝で4000円くらいとか....。
予算の関係上、そこまで高いのってなかなか使えないので、安いもののほうがよく使われていてよく見るから、何となく気になるのかもしれません。
④ポピー
人気の花材ですよね。
本物のお花は自然のものなので1本1本唯一無二の形をしていますが、造花は画一的で全て同じなので、どうしてもコピーっぽい感じが出る気がします。例えばこの写真のお花。茎の部分が全部同じようにくるくるしているので、不自然な気がしませんか...?
この花材は作りとして、花びら1枚1枚が、プロペラみたいにくるくる回るのですが、全部の花びらが同じ場所に重なっちゃったりして。
本物のお花だとこういうことは起こり得ないので、「あれ...?」と思うし、写真に撮る時に気にしないといけないので神経を使うかも。
(解決策としては、グルーガン等で留めればいいのかもしれません。)
⑤ラックス
ラナンキュラスのラックス。可愛いお花ですよね。
これも造花の中でも人気の商品ですが、本物のラックスとは質感が結構違います。
純粋に単体で見ると可愛い商品なのですが、本物のラックスとは違うな...と私は思います。
あとは...
✅ミモザ
✅オンシジューム
✅ブルースター
なども、アーティフィシャルフラワー(高級造花)でも本物とは結構質感が違うなぁと感じるので、繊細さが重要な時は選ばないようにしているかも。
あとはどのアーテイフィシャルフラワーもそうなのですが、購入してから時間が経って保管の時間が長くなると、シワが目立ったり、折れがめだったりほつれが目立ったり、小花が接着部分から取れて落ちてしまったりして、状態が悪くなって見た目が悪くなりがちです。
逆に、私が本物っぽいと思う造花は?
ここからは、個人的に造花でもリアルに見える種類のお花を考えてみました。
①胡蝶蘭・シンビジウム
胡蝶蘭やシンビジウムは、もともとのお花の質感がシリコンっぽい感じなので、造花も一見すると生花っぽいものが多い気がします。
②アンスリウム
アンスリウムも、つるつるしたビニールみたいな質感が特徴なので、生花と造花との違いの差を埋めやすい花材な気がします。
アンスリウムのツルツルした部分は、実はとっても傷が付きやすくて傷みやすいので、例えばリングピローにするときなど、何回もリハーサルで使う時は、造花にするのもいいのかもと思ったりします。
③カラー
カラーも、本物がなんとなくシリコンっぽい質感の素材なので、造花でもそんなに違和感がない素材だと感じます。
(この写真のカラーはなんだかシワが寄っていますね...!)
造花を選ぶ時の視点として*
ここまで記事を読んでいただいてありがとうございます!
同じ意見・異なる意見などありましたでしょうか??
上記は全て私の主観で、他のお花好きの人に話したら「チューリップも造花は良いのは高い!」とか「(私が造花でもいいかもと書いた)アンスリウムは結構違いあるよね」などと皆それぞれ意見が違ったので、いろんな捉え方があるんだな〜と思っていただいて、
その上でご自身にとって良い選択肢を選ぶ材料に、この記事がなったら嬉しいです。
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