入籍に必要な戸籍謄本。マイナンバーカードでコンビニ取得できるけど、落とし穴もあるから事前確認が必要!
2022.09.16公開
【入籍準備】コンビニで戸籍謄本を取れる*
婚姻届を提出する時には、基本的に戸籍謄本(こせきとうほん)が必要ですよね。
戸籍謄本の取得は、以前は役所に取りに行くか、郵送請求してもらうか、代理人に受け取ってもらうか、という方法しかありませんでしたが、
マイナンバーカードができてからは、近くのコンビニでも交付してもらえるようになりました。(自治体によっては不可の場合もあり)
自動交付してもらえるコンビニは、セブンイレブンでも、ファミリーマートでも、ローソンでも、どこでも可能。
紙自体は一般的なA4サイズの普通紙に印刷されるのですが、特別な偽造・改ざん防止技術が施されて印刷されるので、もちろん正式に使用できるものです。
コンビニでプリントアウトした戸籍謄本で、結婚の法的な手続きができるって便利!
私は、本籍地のある役所も新幹線の距離ですごく遠いし、この時代に郵送請求も面倒くさいよ~...と思ってしまうタイプだったので、今回コンビニで初めて交付してもらって、とっても楽でした。
コンビニでの戸籍謄本の取得方法を解説
コンビニのマルチコピー機を使って、戸籍謄本を取得する方法(画面の操作方法)をご紹介します。
①
まずは「行政サービス」をタップ。
②
「証明書の交付」をタップ。
③
「証明書交付サービス(コンビニ交付)」をタップ。
④
お手持ちのマイナンバーカードをセットする。
⑤
いま住んでいる住所と、本籍地の住所が違う場合は👇
「お住まいの市区町村と本籍地が異なる方の戸籍関連証明書」をタップ。
⑥
本籍地のある地域を、画面の表示通りにタップしていく。
(コンビニ交付のサービスを提供している自治体のみ表示されます。)
➡コンビニ交付を利用できる全国の市区町村一覧
⑦
「戸籍証明書」をタップ。
⑧
「戸籍の全部事項証明書」をタップ。
これがイコール戸籍謄本のこと。戸籍に記載されている全員分の証明書で、結婚の際に必要な書類です。
(ちなみに)
戸籍の個人事項証明書は、戸籍抄本のこと。戸籍に記載されているうち、指定したひとりだけについての証明書で、これは婚姻届の提出の際には使えません。
⑨
暗証番号を入力して、発行内容の確定をする。
⑩
お金を入れると、印刷開始。
1部450円です!
【落とし穴】利用登録申請はしてある?
これは私の反省話なのですが...
マイナンバーカードを使ってコンビニ交付を受けるには、事前に【利用登録申請】が必要***
(この利用登録をすることで、本籍地の自治体との情報の紐づけが完了して、証明書のコンビニ交付ができる準備が整うため。)
だからこれを先に完了させておかないと、先ほど解説した取得手続きを行っても、「ご利用いただけないカードです。市区町村にお問合わせください。」という画面が出てきてしまい、振り出しに戻ってしまうんです。
それを知らなかった私は、コピー機の前で立ち尽くしてしまいました...!
幸い、戸籍謄本が必要なタイミングまでは時間に余裕があったので良かったのですが、明日絶対に必要!という場合は、焦っただろうな...と思いました。
なので、コンビニ交付サービスを使いたい人は、まず先に、利用登録の申請をしておきましょう!
コンビニのマルチコピー機の、最初のこの画面からもできますし、
インターネットからも申請できます。
➡戸籍証明書交付の利用登録申請はこちらのページから*
この利用登録は、申請から完了まで長くて5日ほど時間がかかるみたい。
ただそれは自治体によって変わるそうで、私の場合は申請から約半日で登録されました。(お昼に申請して、その日の夜には取得できる状態になってました!いい夫婦の日やクリスマスの頃などは混み合うのかも...?)
コンビニ交付サービスは便利だけど、事前準備も忘れずに*
結婚するのに必要な戸籍謄本をはじめ、住民票や戸籍抄本、印鑑証明書などの各種証明書を取得できる、便利なコンビニの証明書交付サービス。
市役所が遠かったり、郵送請求が面倒くさかったり、市役所が混んでたり、わざわざ足を運ぶ時間がない場合でも、コンビニで印刷できちゃうので楽。私はこれで初めて、マイナンバーカードを作った恩恵を受けられた気がしました!
ただ、利用登録をしていないと、すぐには使えない...という落とし穴もあり。
事前の準備を忘れずに、便利に行政サービスを使っていきましょう*
➡️marryの婚姻届のダウンロードはこちらから
➡️自分で作れる婚姻届ダウンロードはこちらから