正直、ずっと違和感。ママのことを、平仮名で「まま」って書くの、ほんとうに合ってる…?💭
2025.04.11公開
ひらがな表記の「まま」は、ちょっと気をつけたいかも。
XやInstagramのストーリーなど。SNSを見ていると、お母さん(ママ)のことを、「まま」と表記している人がたまにいて、毎回違和感を感じています。
東西南北地方の方言など関係なく・そして年齢もあまり関係なく、「まま」という表現をする人、結構な割合でいますよね。
たしかに、ひらがなで書くとやわらかくて可愛いし、赤ちゃんっぽくて愛情もこもって見えるかな....?
でも実は…ちょっとおかしい気がするし、あまりおすすめできないのです。
その理由を、やさしく&でもしっかりと解説していきます💌
「ママ」はもともと外来語。正しくはカタカナで書くのが基本✍️
「ママ」って、そもそも**英語の“Mom”や“Mommy”**から来ている言葉。
外来語なので、日本語として書く場合は、原則としてカタカナが正解なんです。
例えば…
ケーキ → けーき ❌
テレビ → てれび ❌
スターバックス → すたーばっくす ❌
って書かれていたら、「ちょっと変じゃない?」って思いませんか?😣
それと同じで、「まま」って書かれていると、見た人の中には「なんでひらがな?」って思ってしまう人もいるんです。
「まま」と「ママ」は、まったく違う言葉です!
そして、パパのことを「ぱぱ」とかくよりも、ママのことを「まま」と書く方がなんとなく違和感がある理由も、これから説明しますね。
そもそも、「まま」ってどんな言葉?
実は、「まま」っていうひらがな表記には、他にもいろんな意味があるのを知っていましたか?
「まま」は、日本語の中では副詞や名詞的に使われる言葉で、こんなふうに使われます。
「ありのまま」
「そのまま置いておいて」
「昔のまま変わらないね」
「寝たまま起きない」
どれも、「状態が変わらない様子」「そのままの形であること」などを意味していて、
“母親”とは一切関係のない用法なのです。
つまり…
「まま、ありがとう」と書いてしまうと、文法的には「(何かの状態の)まま、ありがとう」という意味になってしまい、まるで“間違った日本語”みたいに見えることも……。
せっかくの感謝の気持ちが、ちょっと残念な印象になってしまう可能性もあるんです💦
結婚式だからこそ、言葉の「品」って大切。
結婚式って、人生でいちばん大切な一日。
しかも、家族はもちろん、ゲストみんなとすごす時間。
そんな場で、たとえばプロフィールムービーやプロフィールブックなどで「まま」「ぱぱ」っていうひらがな表記があまりにもカジュアルすぎると、
「ん…?幼すぎるかも」「子どもっぽい?」と思われてしまう可能性もゼロではありません😢
もちろん、「自分の中でしっくりくるならOK!」という考え方もあるけれど、“大人としての感謝”を伝える場としてふさわしいかどうか、もう一度立ち止まって考えてみるのも大切です。たくさんの人に見られるわけなので、そこでわざわざ違和感を感じられるようなことをわかってするほど、ママをままと書きたいのか、こだわりがあるのか考えたら良いかも。
「まま」って書くと頭が悪そう…?なんて思われたくない!
実際、SNSではこんな声も…💭
「結婚式のムービーで“ままへ”って出てきて、一気に子どもっぽく見えた」
「“まま”って書かれてると、ちょっと日本語の勉強足りてないのかな?って感じてしまう」
「赤ちゃんっぽくて可愛いけど…結婚式には合わないかも?」
悲しいけれど、ひらがな表記だけで、ちょっと知性や品のなさを感じ取られてしまうこともあるんです。
そう思われたくないからこそ、「ママ」「パパ」と正しく書いておくのが安心かも。
書き方のアイデア♡ こんな表現もおすすめ!
じゃあ、「まま」じゃなくてどう書けばいいの?って悩んじゃう花嫁さんもいるかもしれません。
こんなふうにお母さん(ママ)に呼び掛ければ良いと思いますよ。
「ママへ、ありがとう」
「お母さんへ」
「母へ」
「私のたいせつなママへ」
「育ててくれたあなたへ」
などなど…✨
ひらがなにしなくても、感謝や愛情は、言葉でじゅうぶん伝わります♡
大人の感謝を伝える♡ 花嫁さんにおすすめの「ママへの」言葉アイデア集
「ママ」っていう呼び方に、自分らしさを込めたいとき。
カタカナで丁寧に表現するだけじゃなくて、ちょっとだけ言葉をアレンジするだけで、グッと感謝が深く伝わるようになります♡
以下に、marry読者さん向けにぴったりの表現を集めてみたよ✨
やさしい印象でかわいく伝えるタイプ💕
「ママへ。たくさんの愛をありがとう」
「ママ、いつも味方でいてくれてありがとう」
「私のことを一番に想ってくれたママへ」
「ママが笑ってくれてるのが、私の幸せでした」
「ママみたいな母になりたいって思っています」
大人っぽく上品に伝えるタイプ🌸
「母へ。今日という日を迎えられたのは、あなたのおかげです」
「お母さん、私の人生にたくさんの優しさをありがとう」
「あなたの愛情が、私の土台になっています」
「母として、女性として、心から尊敬しています」
「“母”である前に、一人の人間としてのあなたが大好きです」
花嫁の手紙や、ムービーの中でもこのような表現を選ぶと、幼すぎず、でも気持ちのこもった言葉にすることができて、ゲストの心にもすっと届きます🌷
他にも....気をつけたい例
「まま」「ぱぱ」→「ママ」「パパ」または「母」「父」に
「だいすき」→「大好き」または「心から愛しています」などに
「ありがとぉ」→「ありがとう」に(くだけすぎは注意!)
新郎新婦の名前も、平仮名ではなくフルネームでしっかり表記がおすすめ(正式な場なので)
ムービーを見たときに、「これ、子ども向けの映像かな?」って思われるくらいカジュアルなフォントや表記にしちゃうと、せっかく感動する内容なのに、ちょっとチープに見えてしまうことも…!
「大切な人に向けてのメッセージだからこそ、“ちゃんと伝わる”かどうかを考える」ことが大切です♡
気持ちが伝わるように、ことばをていねいに選ぼう💐
「まま」って書くのが一概にNGってわけではないけれど、大切な場面で使う言葉だからこそ、“見え方”や“伝わり方”を大事にしたい。
✅外来語である「ママ」はカタカナが基本
✅ひらがなの「まま」は意味が違うこともある
✅子どもっぽさや知性へのイメージに関わることも
これらをふまえて、「私はこうしたい!」という言葉選びができたら、きっとあなたらしい、素敵な結婚式になるはずです💕
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