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ちょっと待って、それ本当に丁寧?プレ花嫁さん特有の"言葉遣いあるある"を見直してみよう

2025.04.03公開
きゅん
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丁寧っぽいけど、変だから気になってしまう。。。

結婚式の準備を進めるプレ花嫁さんたちのSNSは、幸せとときめきがたっぷり。でも、ふとした言葉づかいに「ん?」と思ってしまうこと、ありませんか?

もちろん、誰かを傷つけたいわけじゃない。むしろ丁寧に、きちんと伝えたいという気持ちの表れなんだと思う。だけど、その“丁寧さ”、実はちょっぴり方向を間違えているかもしれません。

今回は、プレ花嫁さんにありがちな「丁寧風だけどちょっとおかしい言葉遣い」4つをご紹介。気づいた人から、もっと素敵な発信ができるかも♡

①「旦那さん」「旦那様」と呼ぶの、実はちょっと変?

SNSでよく見る「うちの旦那さんが〜」「旦那様に選んでもらいました♡」という表現。

でも実は、“旦那”という言葉、もともと目上の人に対して使う言葉なんです。##しかも「旦那様」になると、完全に敬語の敬語。パートナーを大切に思う気持ちは素敵だけど、自分の配偶者にそこまでへりくだる必要はないかも?

呼び方に正解はないけれど、「夫」や「彼」、「パートナー」のほうが自然に受け入れられる人は多そう。

②「お写真載せます♡」……それ、“自分”の写真じゃない?

「お写真」という言葉は、相手の写真や、フォトグラファーさんが撮ってくれた大切な1枚に使うときにぴったり。

でも、「前撮りのお写真です♡」「お写真載せます♡」といった投稿が、実は自撮りだったり、自分の写っている写真だったりする場合……ちょっぴり違和感。

“お”をつけることで特別感は出るけれど、自分の写真に敬語を使うのって、ちょっと距離感がおかしくなることも。

「前撮りの写真です♡」の方が、気取らず伝わるし、十分かわいい◎

③「プロポーズしていただきました」って、お願いしてたの?

「彼にプロポーズしていただきました♡」という言い方も、よく見る表現のひとつ。

でもよく考えると、“していただく”って、自分が相手にお願いして、やってもらうこと。

つまり、「プロポーズしてくださいって頼んで、それをしてもらった」みたいなニュアンスになっちゃうんです。

実際は、彼が自分の意思でプロポーズしてくれたはず。それなら、「プロポーズされました♡」「プロポーズしてくれました♡」の方が自然で、実際の状況に相応しい言葉遣いじゃないかな?と感じます。

④「私の場合は〜」って、全部あなたの話では!?

プレ花嫁さんたちの投稿で、意外と多いのが「私の場合はこうでした」というフレーズ。

一見、配慮があって丁寧に見えるけれど、そもそも投稿やブログは“あなた自身”の経験や感想を書くもの。

わざわざ「私の場合は〜」と前置きすることで、むしろ他人行儀に感じたり、自信がなさそうに見えることも。

「私の場合は、お店が10時オープンだったので〜〜〜」っていう文章も見たことありますが、誰の場合も10時オープンなんじゃないかな...?と思ってしまいました。

「私はこう思った」「私たちはこうしたよ」のほうがストレートで読みやすいし、共感もされやすいんです◎

言葉遣いって、自分らしさの出るところ♡

丁寧さを大切にする気持ちそのものは、とっても素敵なこと。

でも、「なんとなく聞いたことがあるから」「みんなが使ってるから」で選んだ言葉が、実はちょっとズレていることもあるかもしれません。

言葉は、自分の気持ちを相手に届けるもの。だからこそ、背伸びしすぎず、気取らず、あなたらしい言葉を使ってみてくださいね♡

少しの意識で、もっと美しく、もっと共感される発信に変わるかもしれません

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