これだけは失敗できない。席次表を作成するときの、ゲストの正しい『肩書き』参考例*
2019.01.01公開
ゲストの肩書きだけは失敗したくないっ!
披露宴に参加するゲストが決まり、いざ席次表を作ろうとした際に、ゲストの肩書きが分からない…という事態が発生することがよくあります。
たとえば、「会社名や上司の役職名が長すぎる場合は省略しても良いのか?」という疑問や、「学校の先生を呼ぶ場合の敬称はなに?」「後輩と書くのは失礼にあたるの!?」とプチパニックに陥る花嫁さんも・・・!
そもそも肩書って必要なの??
結婚式の席次表には当たり前に記載されているゲストの肩書。「新婦友人」とわざわざ書かれなくても、ゲスト自身は新郎新婦との関係性は分かっているんだから、必要ないんじゃない?と思う方もいるかもしれません。
でも、席次表には、 新郎新婦やゲスト自身ではなく、参加者同士が役職や関係性を把握するためのツールという大事な役割があります。
たとえば、両家がお酒を注いで回る際、席次表を見て、そのテーブルの中で偉い方から順番に挨拶します。
ゲスト同士が、「あの人たちは新婦のどんな関係の友人なのかな?職場の人かな?」と気になることだってあるはず。
肩書があったほうが、両家やゲスト同士が関係性を深めやすくなります。
とはいえ、肩書なしはマナー違反!というわけではありません。
上司や職場関係の人がいないアットホームな披露宴や、新郎新婦でゲストの人数に差がある場合などは、肩書を入れないことも。
席次表の肩書きを知ろう!
席次表に入れるか入れないかは新郎新婦さん次第。
今回は、席次表に肩書きを入れると決めた場合、完璧でミスのない席次表にするための、ゲストの正しい肩書き例をご紹介します。
ゲストの肩書き①〔職場関係〕
勤務先の社長:株式会社○○ 代表取締役社長
勤務先の上司:株式会社○○ ○○部 部長/新郎会社上司
勤務先の先輩:株式会社○○ (役職名)新郎先輩/新郎会社先輩
勤務先の同僚・後輩:株式会社○○ (役職名)新郎同僚/新郎会社同僚
勤務先の元同僚:新郎会社元同僚
取引先など違う会社の方:株式会社○○ 代表取締役社長/ 株式会社○○ 営業部
➡職場関係の肩書きで注意したいポイント*
代表取締役以外、会社名・役職名は書いても書かなくてもOK。また、後輩と記載するのは失礼にあたるので「同僚」とします。
万が一会社名や役職名が長すぎる場合、省略するのは失礼にあたるので、2行3行になっても正しい名称を書くのが正解。ただ、どうしてもの場合はご本人に確認したうえで省略するなら大丈夫です!
勤務先が一般企業ではなく病院や役場などの場合は、「職場」と書くのが正しいです◎
ゲストの肩書き②〔友人関係〕
学校や部活、バイトの先輩:新郎(大学)先輩/新郎先輩
学校や部活、バイトの友人・後輩:新郎(大学)友人/新郎友人
幼馴染:新郎幼馴染/新郎友人
➡友人関係の肩書きで注意したいポイント*
友人関係の場合は、先輩も同期も後輩も「新郎友人」で統一しても良いし、「新郎高校先輩」など、いつの時代の知り合いか明記するのも◎*
この場合も後輩という肩書きは失礼にあたるので、「友人」と書きましょう!
ゲストの肩書き③〔親族関係〕
家族:新郎祖父/新郎祖母/新郎父/新郎母/新郎兄/新郎義姉/新郎姪 etc...
親せき:新郎叔父/新郎叔母/新郎従兄/新郎従甥 etc...
その他:新郎親戚
➡親族関係の肩書きで注意したいポイント*
親族関係の場合は基本的に、新郎新婦から見たゲストの間柄を記載すればOK。
いとこが同じ年齢の場合は、誕生日の早さで「従兄」にするか「従弟」にするか決めるんだそう!もしくは、招待するお客様なので誕生日の早さに関わらず「従兄」と記載するのも◎です。
また、叔父/伯父、叔母/伯母の使い分けにも注意!
「伯」の字は「頭」「統率者」という意味があるため、父または母の兄姉にあたる人は「伯父/伯母」を用います。
一方、「叔」の字は「若い」「年少者」を意味するので、父または母の弟妹にあたる人には「叔父/叔母」を用います。
ゲストの肩書き④〔恩師・子供・隣人など〕
学校の先生:新郎恩師/○○高校教諭
隣人:新郎父母友人/新郎知人
上司や友人の子供:○○様お子様/同ご子息/○○くん・ちゃん
➡その他ゲストの肩書きで注意したいポイント*
学校の先生の肩書きは、現在の勤め先の学校名を記載しても良いし、単純に「新郎恩師」でもOK*先生の立場になると、恩師と書かれるのは嬉しいかもしれませんね♡
また、お子様ゲストの名称は○○くん・ちゃんが最近の定番*ご子息やご令嬢と大げさに載るよりは、可愛らしくてオススメです!
ゲストの肩書きを間違えないようにしよう♡
いかがでしたか?席次表を作成するときの参考にしたい、ゲストの肩書きを詳しくご紹介しました。それでも疑問点や気になる点があれば、まずはウェディングプランナーさんに相談することをオススメします*完璧でミスのない席次表を作って、ゲストをお出迎えしましょう♡
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