〔縁起物〕を入れない人が増えてるって本当?ゲストにおもてなしをする、引出物の選び方特集*
2016.10.30公開
引き出物に〔縁起物〕を入れない人が増えてるって本当?
結婚式の引き出物と言えば、〔メインとなる引出物(食器やカタログギフト)、引菓子(バウムクーヘンなど)、縁起物(かつお節など)〕が3点セットになっているのが定番◎ですが、最近では〔縁起物を入れない〕花嫁さんも多いんだとか…!
でもそれって、よいことなのでしょうか???縁起物を入れる理由、入れない理由を実際の花嫁さんの立場でご紹介します*
\今時*引出物事情/そもそも縁起物って何で入れるの?
引出物に入れる〔縁起物〕。これってそもそも何なのでしょうか?結婚式では忌み言葉、忌み数と言い、縁起の悪い言葉や数字があります。忌み言葉は〔別れる・割れる・突き当たる〕などの、夫婦の不幸を連想させるものです。
忌み数とは不吉とされる数字のことで、〔4=死を連想させる〕などの理由から避けるべきとされている数字のことです。結婚式では〔偶数〕も割り切れるということから、離れてしまう数字と言われ良くないとされています。
引出物に縁起物を入れるようになったのは、引出物と引菓子だと〔2品〕となってしまい、偶数で割り切れて縁起が悪いから、縁起物を入れて3品にしよう!という慣わしからきています。
\今時*引出物事情/縁起物って何を入れるの?
引き出物に入れる縁起物として人気が高いのは、〔かつお節〕〔昆布〕〔うどん〕などです◎
かつおぶしは〔勝男武士〕とも読まれ、武士の報奨品だったことから縁起が良いとされています。昆布は〔よろこんぶ=慶ぶ〕から、うどんは長くて太いことから〔夫婦とゲストの絆を長くて太いものに〕という意味があり、花嫁さんに人気なんだとか*
\今時*引出物事情/縁起物は入れなきゃだめ?
引き出物の品数が2品だと縁起が悪いから、入れるようになった縁起物。一般的に選ばれる、かつお節などの縁起物は1,000円前後です。でも実際、一人暮らしの男性などがかつお節や昆布を貰っても、なかなか使わないですよね…!
「要らないものをあげたくない!」という今時花嫁さんは、縁起物をなくしてしまう人も居るんだとか*1,000円の縁起物を無くした分、メインとなる引出物をランクの高いものにしたり、プチギフトを豪華なものにしているそう◎今時花嫁さんらしい、合理的な考え方ですよね♩
\今時*引出物事情/縁起物を入れないなんて!という意見も…!
友人にかつお節や昆布をあげても喜ばれないから、縁起物のお金を他の部分にまわしたい!という花嫁さんが居る一方、「縁起物がないなんて、あり得ない」という意見もありました。
親族の年配の方や、何度も結婚式に列席をしている会社の上司などは、縁起物がないと「節約したのかな?」と思われてしまいますよね。
縁起物を無くす場合は、ゲストのことを考えて無くすようにしましょう◎友人だけ縁起物を入れない「贈り分け」をする方法も人気です*
ゲストのことを考えて、引出物を選ぼう*
今回は、引き出物に縁起物を入れない理由をご説明しました*確かに新郎のご友人で独身の一人暮らしの男性に、かつお節や昆布を渡しても使ってもらえない可能性が高いですよね…!
是非、ゲストとの関係などに合わせて、縁起物を入れるか入れないか、考えてみてください♩
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