招待状の『差出人』は新郎新婦だけじゃない!?意外と知らない「誰から出すか問題」解決策*
2020.01.10公開
招待状の「差出人」は誰にする?
結婚式の招待状の「差出人」は誰にしますか?結婚式の準備や段取りの多くを新郎新婦さんが中心で行っている人が多いので、招待状の差出人は当然「自分たちの名前」だと思っていませんか?
ですが、結婚式の招待状の出し方は3パターンあります。一つは「新郎新婦の名前で出す方法」そしてもう一つは「新郎新婦の親の名前で出す方法」、そして「封筒には新郎新婦、中身は新郎新婦の親」の3つ*
3つのパターンがありますが、これはどれでも良い訳ではなく、新郎新婦の立場や家族の状況、呼ぶゲストなどによって選ぶものが変わってきます◎では、一体どのパターンを選ぶのが良いのでしょうか?ご紹介します*
そもそも、差出人って何なの?
結婚式の招待状には差出人が必要ですが、そもそも差出人はどのような意味を持つのでしょうか?
結婚式の招待状の差出人はゲストにとってこの人が結婚式の「主催者(ホスト)」だということを名乗るもの*つまり、新郎新婦の名前を書くものではなく「結婚式の主催者」の名前を書くということなんです。
以前は「結婚式は〔家〕として開催するもの」だったため、多くの招待状が両家の大黒柱であるお父さんの名前で出されていました。
そんな背景があるのですが、今は核家族化も進み結婚式は「家として開催」されるより、「新郎新婦が個人として開催」する傾向があります。
なので、「家」として開催する場合と「新郎新婦個人」として開催するときで、招待状の差出人が変わってくるということなんです*
では、今時花嫁さんはどちらを選べば良いのでしょうか?
結婚式の招待状差出人問題①新郎新婦の親の名前で出す*
まず最初の招待状の差出人の選択肢は、新郎新婦の親の名前(多くはお父さん)を書くことです*
この場合は新郎新婦のご両親が「息子、娘の結婚式を開きます」という意味があります◎
両家のお父さんの名前で出すとより丁寧で、かしこまった印象になります*
今は新郎新婦の名前で差出人を書く場合も多くありますが、ご両親世代や祖父母世代の多くは「結婚式は娘、息子の結婚を責任を持って、親が面倒見るもの」という考え方。(もちろん金銭的にも…)
ご両親にとっては、今まで大切に大切に育て上げた息子、娘をお披露目する場所でもあるのです。
会社関係の方(特に上司など年配の方)も両親から出すものと思っている方もいるかもしれません。なので、会社関係が多くかしこまった式を挙げる花嫁さんは、ご両親の名前を差出人にした方が良いかも。何れにしても、ご両親に、差出人(主催者)はどちらなのかを確認しておきましょう。
結婚式の招待状差出人問題②新郎新婦の名前で出す
次の選択肢は新郎新婦の名前で出す方法*今どきの結婚式は新郎新婦のおふたりで準備をして開催されます。なので、差出人も新郎新婦の名前で出すという考え方◎
会社関係の方などを多く呼ぶ式ではなく、お友達だけのカジュアルな結婚式を選ぶ花嫁さんは新郎新婦の名前で出す人が多いんだとか*
ですが、こちらを選ぶ場合には両親に「自分たちの名前で出して良いのか」をきちんと確認することが大切です◎
結婚式の招待状の差出人(主催者)に両親の名前を書くということは、両親を立てているということでもあります。なので例えばお金を援助してもらっているのに、勝手に自分たちの名前を書いて出すというのは失礼に当たります。
新郎新婦の名前で出したい花嫁さんは、事前に両親に確認をしておくのが大切です◎
結婚式の招待状差出人問題③封筒には新郎新婦、中身は新郎新婦の親の名前
最後にご紹介する方法は封筒には新郎新婦の名前、中身は新郎新婦のご両親の名前で出すという方法*こちらはご両親の差出人を選ぶ花嫁さんの中で「親の名前で出したら混乱してしまうかも…!」という花嫁さんが選んでいます◎
結婚式の差出人にご両親の名前を書くと、会社関係の方などは「誰だろう?」と思ってしまいますよね。もちろん結婚式を執り行うことや、招待することは事前にお話しをしているとは思いますが、両家のお父さんの名前で出すことに抵抗がある…という花嫁さんは、わかりやすいように封筒はふたりの名前にするんだとか◎
ご両親にも相談をして、どのようにするのがベストか決めてくださいね*
結婚式の招待状の差出人問題。両親ともめることのないように、最善を尽くしましょう*
結婚式の招待状差出人問題、いかがでしたか?結婚式の招待状の差出人について、「当然両親の名前で出すと思っていたのに、新郎新婦の名前で出した」「勝手に自分たち(両親)の名前で出した」「親戚に両親の名前じゃないの?と言われた」など、後々両親や親族でもめてしまった…!という花嫁さんも以外に居るそう。また、「結婚式の招待状が両親ではなく新郎新婦なのは両親を敬う気持ちがなく失礼。差出人が両親じゃないと行かないことにしている」と公言している社長さんも居るんだとか。
たかが差出人。されど、差出人。どのような結婚式にしたいかを良くご両親と相談をして、素敵な結婚式にしてくださいね♩
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