結婚式後、髪の毛を切る花嫁さんが多いから。断髪前に少しだけ気にしてほしい『ヘアドネーション』について*

2019.09.13更新!!
きゅん

『ヘアドネーション』って知っていますか?

国内外の大スターが行っていることでもよく話題に上る、『ヘアドネーション』って知ってますか???

『ヘアドネーション』とは*

ヘアドネーションとは、その名の通り『ヘア(髪の毛)』を『ドネーション(寄付)』すること*

世の中には、病気や事故など、なんらかの理由で髪の毛が無くなってしまった人たちがいます。

そんな人たちが「かつらが欲しい」と思うのは当然の事なのですが、でも、実はカツラってすっごく高いものなのです。。。

なんと、カツラって一つ十万円以上するのが当たり前。高いものだと30万円~40万円程度するのです。

特に小さな子供の場合は体が成長して大きくなるにつれて頭の大きさも変わるので、年齢に合わせてその都度ちょうどいいサイズのカツラを毎回何十万円も掛けて用意しないといけないから大変。

大体そういうカツラが必要になるお子さんというのは重い病気にかかっていることが主で、病院代や医療費が掛かる上にさらにカツラ代まで、、、となると、普通の家庭では賄えないのが現状です。

でも、病気になってしまったのは誰の責任でもないし、病気の子にも明るく楽しい毎日を送ってほしい...と思うのは社会の大人としてとっても正しい、率直な希望ですよね。

ヘアドネーションで、病気の子供に医療用ウィッグをプレゼント出来る!

昔は、日本にはヘアドネーションを受け付ける機関が存在せず、髪の毛を誰かに提供したい場合は海外に送らなければならず、ヘアドネーションはすごく遠い存在でした。

結婚式後、髪の毛を切る花嫁さんが多いから。断髪前に少しだけ気にしてほしい『ヘアドネーション』について*にて紹介している画像
@kimika4_4

しかし、2009年に日本にもJHDAC(Japan Hair Donation & Charity)というヘアドネーションを提供者から受け付けて、18歳未満の希望者に医療用のウィッグを無償提供するというNPO法人が出来たことにより、ぐっとヘアドネーションが身近になり、以前に比べて認知が広まりました。

JHDACというNPO法人は、大阪の美容師さんがお店を自分でオープンさせる際に、「髪の毛を切っておしゃれを作るのも重要だが、同時に髪の毛を切ることをもっと社会に役立てたい」という想いからスタートしたそう。

ヘアドネーションで集まった髪の毛(全て人毛)で作った、軽くて一見カツラだとは分からないような精巧なウィッグ『Onewig』を18歳未満の希望者の子供たちに完全無償で提供しています。

➡➡ヘアドネーションの受付先。JHDACのHPはこちら*

ヘアドネーションの方法・条件は???

ヘアドネーションの条件は、提供する髪の毛が『31センチ以上あること』がまず重要!

指定の方法に沿って髪の毛をブロッキングして、束ねて、カットして輪ゴムでまとめたものを、自分でJHDACの事務所に送付します。

髪の毛のカットは自分では難しいので、JHDACに賛同しているヘアサロンでカットしてもらうのがおすすめです。賛同サロンは全国に4千店舗あります。

なお、賛同サロン以外のお店を利用する場合は、JHDACにアップされているドネーションカットの手順書を美容師さんに読んでもらえばOKです。

(※以前はサロンからJHDACに毛髪を送付する流れでしたが、サロンでカットした毛髪がJHDACに提供されない等トラブルの懸念により、現在サロン経由での受け入れは休止しています。ご注意ください。)

➡賛同サロンを検索する

髪の毛の状態は、ちょっと触っただけで切れてしまうなどの過度なダメージがない限りは、カラーリングをしていてもパーマをしていても白髪があってもどんな状態でもOK!

提供された後、ウィッグにする為に特殊な加工を施すそうなので、髪の毛の質よりもむしろ『長さ』の方が重要で、長ければ長い髪の毛ほど貴重だそうです。

髪の毛はとっても不足しているそう。。。。

ウィッグを作るには、とにかくたくさんの量の髪の毛が必要。

ウィッグについてあまり詳しくないと、「えって、31センチって長くない?!そんなに必要なの?」「ひとりが提供すると、ウィッグがひとつくらい作れるでしょ?そんなに不足しているの?」と考えがちですが、実はOnewigの医療用ウィッグを1体作るには、20人~30人からのヘアドネーションが必要ならしいのです。

なぜならば、一人の提供した髪の毛から実際に使える分として採れるのはその半分くらいらしいから。

(髪の毛をすいているなど、長さがまばらな場合が多いため)

なので、Onewigを希望する病気の子供の数はいつも提供できる数を上回っており、現状は申し込みから約2年程度の待ち時間が発生しているそう。

無償提供する医療用カツラの為の髪の毛は、常に足りていない状態らしいので髪の毛の長い女性は、もし髪の毛を切ることがあったら是非一度『ヘアドネーション』のことを思い出してほしいんです。

JHDACのヘアドネーションに協賛している美容院に行って髪の毛を切って、自分でJHDACに送る。方法はこれだけ!

髪の毛を切るという行動は同じでも、その髪の毛がただゴミとして捨てられるのではなくって誰かの役に立てる、、、としたら、こんなに素敵なことはないと思いませんか?

結婚式を終えた卒花さんの中には、結婚式の為に長い間伸ばした髪の毛を式後にバッサリ切る予定!!という方も多くいらっしゃるはず。

髪の毛を切る時に、ぜひ『ヘアドネーション』について思い出してみてください*

結婚式の幸せがいっぱい詰まった『髪の毛の幸せバトン』を回してあげられたら、きっとそのバトンを受け取った子供たちも幸せになれるはずだと思います♡

ヘアドネーションの受付は、髪の毛の長さ31センチ以上から。髪の毛が長くって、切ろうかな、、、と思っていたら、ぜひ検討してみてください*

しばらくコロナの影響で受け入れを休止していましたが、2020年6月は再開しているそうです。

受け入れ可否は感染状況によって変化するので、ドネーションカットを検討している方はまずHPを確認してくださいね。

➡➡ヘアドネーションの受付先。JHDACのHPはこちら*

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