意外とみんな知らない。結婚式準備で、式場が進めてくれること・自分で進めなきゃならないことの分類リスト*
2017.03.06公開
結婚式の準備、どう進めればいい?
半年から1年以上かけて行う、結婚式準備。結婚が決まったばかりのプレ花嫁さんの中には、まだ式場との打ち合わせも始まっていないという方もいるのではないでしょうか。
「結婚式準備は大変」って卒花さんたちは言うけれど、一体どう大変なのか、具体的に何をする必要があるのか、どう進めていけばいいのか、誰に聞けばいいのか??分からないことだらけで、不安になりますよね。
式場にお任せしていてもOK?*
結婚式の準備は、基本的に式場との打ち合わせをベースに進めていきます。打ち合わせは結婚式の日の約3ヶ月前から、回数は約3回が平均的。
「そんなに直前からで、打ち合わせもそれだけ!?」とびっくりする方もいるかもしれません。
でも大丈夫!式場にお任せしていれば、ちゃーーんと結婚式は挙げられます!少ない打ち合わせの中でも、決めなければいけない内容をしっかり押さえて、スケジュールを切って進めてくれます。
式場のスタッフさんたちは、何百組もの結婚式をプロデュースしてきたプロフェッショナル*誰よりも結婚式のことを知り尽くしています♡
自分では何をやればいいの??
ただし、注意しなければならないのは、「式場が進めてくれること」と「自分で進める必要があること」があるということ。
式場にもよりますが、プランナーさんが何から何まで提案してくれて、決めてくれるわけではありまん。
プランナーさんは、こだわりを全部先回りしてくみ取って叶えてくれる魔法使いではなく、あくまで花嫁さんの希望をサポートしてくれる存在*
こだわりの結婚式を挙げたいなら、その分自ら情報収集したり、準備を進める必要があります。
では、任せておいて良い項目は何で、自分で考えなければならない項目は何なのでしょうか?今回は、「式場が進めてくれることリスト」と「自分で進める必要があることリスト」をご説明します*
式場が進めてくれること*①式・披露宴の進行・演出
結婚式・披露宴の根幹とも言える、進行や演出。一般的には、招待状関連の打ち合わせが済んだ後の、二回目の打ち合わせで、プランナーさんと相談することが多いようです。
プランナーさんが仮のスケジュール表を作ってきてくれて、話し合いながら新郎新婦さんの希望を盛り込んでいきます*
挙式については、どの式場も流れが大体決まっています。リングボーイや、ダーズンローズセレモニーなど、何か演出を行いたい場合は、自分から相談する必要があります。
人前式の場合はキリスト教式・神前式・仏前式と比べて比較的自由な演出ができるので、事前にイメージを膨らませておくとベスト♡
挙式終わり~披露宴については、定番の進行・演出をプランナーさんが紹介してくれ、やるかやらないかを相談します。定番の演出とは、例えばケーキ入刀、余興、花嫁の手紙など*
最近人気の果実酒作りなどのテーブルラウンドや、プロポーズの再現など、一般的ではない演出をしたい場合は、自分たちから相談する必要があります。あらゆる演出リストを式場が用意してくれているわけではないので、あとから「こんな演出あったなら取り入れたかった!」とならないように*
式場が進めてくれること*②ドレス
ウェディングドレスについても、早い段階で会場側がどうするか聞いてくれます♩ウェデングドレスは挙式半年前からしか試着予約ができないショップも多いので、前々から焦る必要はありません。提携のショップの状況を見て、適切なタイミングでプランナーさんから案内があります♡
ただし、提携のドレスショップではなく、持ち込みをしようと思っている場合は、早めに自分でショップを回っておく必要があります。オーダードレスの場合は、到着まで3か月以上かかるので、前もって探し始めるのがおすすめです♡
ヘッドドレスやブライダルシューズについても、提携のショップの場合は案内がありますが、持込みの場合は自分でそれぞれ購入する必要があります*
心配な方は、身の回りのもので一体何が必要なのかプランナーさんに聞いておきましょう。(新郎さんの小物関係も忘れずに!)
式場が進めてくれること*③ヘアメイク
ヘアメイクについては、挙式の約一か月前に、ヘアメイクリハーサルがあります*そこで担当ヘアメイクさんと、ブライダルヘアやメイクについて打ち合わせとリハーサルをします♡
ヘアメイクリハーサルまでに、理想の花嫁ヘアの写真を何枚か集めておきましょう*
式場が進めてくれること*④招待状・席次表・席札
ペーパーアイテムについては、結婚式に必須の招待状・席次表・席札について、どうするかプランナーさんから話があります。
式場に招待状の作成を頼む場合は、リスト作成や文面などについても色々聞いてくれるので、基本的にプランナーさんの流れに任せておけばOK*
自分でオーダーしたりDIYする場合は、スケジュール切りや文面の作成も自分たちで行う必要があります。招待客が確定する日程のみプランナーさんと共有しましょう◎
式場が進めてくれること*⑤会場装花
結婚式の大体一か月前になると、会場装花の打ち合わせが入ります。高砂、ゲストテーブル、ブーケ、ブートニア、ヘッドドレスについて、どんな色がいいか、どんな雰囲気がいいか話し合います。
式場専属のフローリストさんが写真を見せながら説明してくれるので、イメージと予算さえ固めておけばOK♡絶対入れてほしいお花、または入れて欲しくないお花がある場合、名前を調べておきましょう*
式場が進めてくれること*⑥料理
料理についても、本番一か月前ごろに打ち合わせがあります。コース料理の内容、ドリンクの内容、ウェディングケーキのデザインについて打ち合わせます♡
ウェディングケーキのデザインにこだわりたい場合は、料理の打ち合わせまでに写真を集めたり、イラストを用意しておきましょう!
式場が進めてくれること*⑦写真・映像関係
結婚式当日の写真を撮影するカメラマンは、式場専属のことがほとんど*枚数や台数などのプランがあり、好きなものを選択できます♩
カメラマンを指名したい場合は、カメラマン持込み可の式場を探して契約する必要があるので、式場を決める前にどうしたいか考えておきましょう。
結婚式で流すムービーは、オープニングムービー・プロフィールムービー・エンドムービーが定番。ムービーを流すかどうするか、プランナーさんから打診があります*そのため「存在を忘れていた」とはなりにくい項目*
式場でオーダーできることがほとんどですが、持ち込む場合は大体2か月前から業者を選びはじめましょう♡中には1週間程度で納品してくれる業者もあります♩
式場が進めてくれること*⑧音楽関係
BGMについても、20~30曲ほど決めるようプランナーさんから宿題が出ます*権利関係で申請をしないと流せない曲もあるので、絶対使いたい曲がある場合は注意!『ISUM楽曲データベース』で許諾をとるには2~3か月かかるので、早めに調べておきましょう。
式場が進めてくれること*⑨引き出物
引き出物についても、式場から案内があります。式場のカタログから選ぶ場合は、手配も全てお任せできるのでラクチン*持ち込む場合は、いつまでにどこに配送すればよいかプランナーさんに確認しましょう。
プチギフトについては、案内がある会場とない会場があるので、送賓の際に渡したいと考えている花嫁さんは忘れないように注意してください♡
式場が進めてくれること*⑩両親への贈答品
披露宴の終わりに、両親へ新郎新婦さんが花束とプレゼントを贈る演出は、どの式場でも一般的*進行表に盛り込んでいる場合は、プランナーさんからどうするか相談があります。専用のカタログが用意されている式場も多いです◎
式場が進めてくれる項目についてご紹介しました*これらのことを決めることができれば、無事に結婚式を挙げることができます♡
ここからは、こだわりたい花嫁さんが、自分で進めておく必要のある項目をご紹介します*
自分で進める必要があること*①前撮り
前撮りをするかしないかは新郎新婦さんの自由。式場から打診されることは滅多にありません*そのため、ペーパーアイテムやムービーに前撮り写真を使いたいと思っている花嫁さんは、自分たちで早めに情報収集して撮影しておく必要があります。
自分で進める必要があること*②定番以外の演出探し
一般的な進行についてはプランナーさんが組み立ててくれますが、珍しい演出や流行の演出は自分たちから言い出す必要があります*プランナーさんは幸せな結婚式の成功を第一に考えているので、奇をてらった演出や、初めて行う演出などを敢えて進めることはしません。
他にはない演出を取り入れて、こだわりの結婚式を挙げたい!と思っているのであれば、受け身にならず精力的に情報収集する必要があるということです♡
自分で進める必要があること*③招待状・席次表・席札以外のペーパーアイテム
結婚式に必須ではないペーパーアイテムについても、自分で準備を進めなければならない項目。例えば、ウェデングツリー、エスコードカード、テーブルナンバー、プロフィールブック、サンキュータグなど*
基本的に、なくても進行に支障がないアイテムについて、式場から確認されることはないと覚えておきましょう◎
自分で進める必要があること*④お花以外の会場飾り付け
花嫁さんの間では当たり前の、ウェルカムスペースやフォトブースも、プランナーさんから提案があるわけではありません。確認されるのは「アイテムを持ち込むかどうか」くらいで、どんなデザインにするかや何を並べるかは新郎新婦さんが考える必要があります。
廊下や階段などのスペースの飾り付けについても、行いたい場合は自分から相談するようにしましょう*
ただし、ウェルカムスペースやフォトブースなどにお花を飾りたい場合は、フローリストさんが相談にのってくれます♡デザインが苦手な方は、フローリストさんに相談してみるのがおすすめですよ◎
自分で進める必要があること*⑤お車代・お礼
遠方から来たゲストに渡すお車代や、受付・余興をやってくれた友人へのお礼の品も、自分で用意しておく必要があります。式場は用意したかのリマインドはしてくれないので、忘れないよう注意しましょう!
自分で進める必要があること*⑥その他ウェディングアイテムの準備
その他、フォトプロップスやラブオブジェなどの撮影アイテム、トイレのアメニティなども、用意したい場合は自分で*
焦らないよう整理しておいて*
結婚式で式場が進めてくれること・自分で進める必要があることをご紹介しました。プランナーさんにお任せでも素敵な結婚式を挙げることができるので、焦らず安心してくださいね*
ただし、やりたい演出や用意したいアイテムがある場合は、受け身にならず自分で準備を進める必要があります♡
何をすべきか項目を整理して、楽しく計画的に結婚式準備を勧めましょう♩
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