こんな風にされたら最悪!前撮り・結婚式当日に絶対に伝えておきたいメイクと写真の撮り方について

2019.08.01公開
きゅん
Aa4c4499 ba0b 4c15 9c3f 510f672896a9

何度だって見返したくなるような理想通りのウェディングフォトを撮るためには?

結婚式当日の写真や前撮り・後撮りの写真って、どうやったら満足する出来にできると思いますか?

☑カメラマンさん選び

☑鏡の前でひとりポーズの練習

☑小物づくり

などなど、いろんな方法が考えられますが一番重要なのはなんといっても

"関わる全員と理想像を共有して、それに向かって皆で一丸となる"です!!

有名なビジネス書、ジム・コリンズのビジョナリーカンパニーみたいですよね。

でも、本当に理想を共有するのは大事なこと。

結婚式という時間では、誰よりもその時間がかけがえのないもので代用不可能な主役であり発注者(=花嫁さん)が満足することが一番大切。

なので、

カメラマンさんにも

介添えの方にも

メイクさんにも

旦那さんにも

全員に「こんな写真が撮りたいの!」という理想を共有して、アウトプットを調整できるようにイメージのすり合わせをしておく必要があるのです♡

理想が伝わらないと、どんな失敗談が起きるの???

それが出来ないと悲惨。

当日、写真撮影という点においては、花嫁さんは被写体でしかありません。

どのスタッフさんもプロで、良いものを作り上げたいという気持ちは100%持っているはずなのですが、その良いものの定義は人によって様々。

正解は花嫁さんの頭の中にしかありません。なので

「こんな風に撮ってほしい」

「ここはこういう角度で」

「こういう色味で」

と自分の頭の中を具体的に説明することが大切。

「きっとかわいくしてくれるはず♡」と信用して何もオーダーをしないで上手くいったら、それはそれで一番良い形なのですが

もし失敗したとしたら....??

「こんなつもりじゃなかった!」と幾ら後悔したところで時間は巻き戻せないので、なるべく後悔する可能性が少ないように、めんどくさくてもしっかりと希望を伝えましょう♡

もし希望を伝えなかった場合、どんな風な失敗談があるのかも気になるところ。

ウェディングフォト・前撮り・後撮りでよく聞く、"理想が伝わらなかったのが原因で起きた失敗談"をまとめました*

ウェディングフォトでの失敗談①メイクが濃すぎる!

メイクが濃すぎる....というのは、前髪が気に入らないに続く、卒花嫁さんの結婚式の後悔あるあるのトップレベル。

顔が気に入らないと、どの写真を見ても全部ボツ扱いで最悪な気分になりますよね。

特に、結婚式の写真って「華やかにしてあげたい!♡」と思ってメイクさんが気合を入れてくれる場合が多いので、悪気はなくても

アイラインが太過ぎで長かったり

目尻のラインをすっごく跳ね上げられたり

つけまつげを付けてくれたり

パンダみたいなアイシャドウになったり

頬のシェービングをいれてくれすぎたり

するものなのです....。

そのメイクの仕上がりは、それはそれでショーモデルっぽい感じで華やかなのですが

「自分らしいか」とか「違和感がないか」と言われれば、随分と理想の"可愛らしくって清楚な花嫁像♡"からは遠いものの場合がほとんど。

メイクさんにあれこれ注文すると気分を害してしまわれるかも...とへっぴり腰になる気持ちはわかりますが

一生に一度の自分の事!!!

しっかり、好き嫌いを表現して伝えてください。

メイクさんもプロです。

きっと、花嫁さんに満足して貰いたい気持ちが一番のはず。

なので

アイラインは何ミリくらいの幅で

黒じゃなくてブラウンで

目尻は跳ね上げず流すか止める感じで

アイシャドウは色よりも艶だけで

眉毛はしっかり描かずにマスカラで明るく

など、嫌なことと同時に「どうして欲しいか」の解決策まで一緒に提案して、自分の理想を叶えてもらいましょう。

ウェディングフォトでの失敗談②チークとリップが薄すぎる!

結婚式の写真を見返していて後悔することで、アイメイクの次に多いお顔の問題は

「チークと口紅の色」の問題です。

多くの場合、メイクさんにお願いして嫌だったという経験談は

①目元は派手に真っ黒になって

②頬はブラウンでしっかりシェービングされて

③チークは頬からこめかみくらいまでに斜めにうっすら

④リップはベージュでつやつやに

されたという話がほとんど。

こんな風にされたら最悪!前撮り・結婚式当日に絶対に伝えておきたいメイクと写真の撮り方についてにて紹介している画像

逆に言うと、上のようになる!というのを基本と考えて、その理想とどのように違う雰囲気と仕上がりを好むかを伝えられると上手にリクエスト出来るはず。

特にリップの色やチークのほんのりピンクのような淡い色合いは、アップで写真に撮ると分かりますが

ロケーションフォトで遠目から・ファーストバイト・入場退場などで引きの写真を撮ったときはほとんど色味が分からなくなると思ってください。

特に、ロケーションフォトで自然光に浴びると色が飛びます。

披露宴会場やロビーなどのオレンジの色味のライトの下ではほんのりピンクは目立ちません。

結果アイメイクだけがっつり濃いめでギャルのようになって

頬と唇はヌーディ仕上げで色なしの不健康そうに見える花嫁になってしまうのはよくあることなので

それが嫌な場合はしっかりと違う!と伝えましょう。

結婚式なら、前日までにメイクリハなども行えるのですり合わせができますが

前撮りや後撮りの場合は事前の打ち合わせなどは無しなので、瞬間瞬間が全て勝負です!

ウェディングフォトでの失敗談③ポーズの指示をしてきすぎ!

ここからは、写真撮影についての注意点です。

まず、写真撮影が始まると大体の場合

「手をこの位置に置いてくださーい!」

「目線を斜めに流して下さーーい!」

「口を閉じてわらってくださーい!」

などという指示がカメラマンさんから飛んでくることがほとんどですが、そればっかりではつまりません!

ポーズ指定される写真は、昔からずーーっと定番のお決まりショットがほとんど。

目線を横に流すような、そんなアイドルの写真集のような写真も良いですが、そればっかりだとなんだか堅苦しくないですか???

あと、個人的にすっごく問題だと感じるのは

そのお決まりポーズで全員が全員綺麗に美しくなれるわけじゃない

ということです。

歯を見せて笑うと「閉じてねー」と言われることが多いですが、その人の可愛さや魅力ってそんなテンプレートに押し付けて生まれるようなものじゃないと思います。

にこぐしゃ笑顔が可愛いひともいるし

真顔がとにかく綺麗なひともいるし

少しだけ微笑む表情がお気に入りのひとなど

表情の好みは人それぞれ。

なので、お決まりポーズばかりを支持される前に、しっかりと指示書を作って

「こんなポーズで」

「こんな表情の」

「こんな向きからの写真が撮りたいんです」

ということを伝えておきましょう。

撮影中のカメラマンさんは、カメラマンさん自身の理想のアングルやバランスをしっかりと再現することを目指しているはず。

でもそのカメラマンさんの理想と花嫁さんの理想がぴったり合うかはわかりません。

いろんな卒花さんの体験談をまとめると花嫁さんが、カメラマンさんや介添えの方に伝えるべきことは

目線や手の位置・立ち位置などの指示よりもむしろ

☑歯に口紅がついてないか

☑前髪が割れてないか

☑指先などがパーに開いて上品さを損ねてないか

☑口紅が取れてないか

☑ドレスが下がってきてないか

☑目をつむってないか

☑いつも同じ表情をしてないか

☑笑顔がぎこちなくないか

などを指摘してもらいたいと、リクエストした方が良さそうです。

お気に入りの表情で、お気に入りのポーズで、沢山のバリエーションの写真が残せること!これが一番満足度高いはず♡違いますか?

ウェディングフォトでの失敗談④ふわふわチュールのドレスが台無し!

ウェディングドレスで人気のデザインといえば、ふわふわチュールのボリュームたっぷりのプリンセスラインドレス。

ふわっふわでクシュクシュのチュールの生地感に一目惚れしてドレスを選ぶ花嫁さんも多いと思うのですが

その質感を写真で残せなくって後悔してる花嫁さんの多いこと多いこと!

こんな風に座って、ドレスに埋もれてるみたいな写真って人生で一度は撮ってみたい....。

ふわふわチュールのドレスはこんな風にチュールの泡風呂に入ったみたいな写真を撮る為に選んだ!という花嫁さんだっているはずです。

しかし、こういうクシュクシュふわふわの写真は、意識してカメラマンさんに伝えないと撮ってもらえないのが現実。

大体のプロ目線において、ドレスはクシュクシュしているよりも、「しっかりと商品としての理想の形を再現した姿」で写真に収めようとされるからです。

椅子に座っていても

ソファに腰かけていても

階段にちょこんと座っている時も

いつでも、トレーンはしっかり伸ばして。

しっかりと長さや刺繍などが見えるように...と一回ぶわっと空気を入れて、しわのない状態に綺麗に伸ばされた後写真撮影をされませんか???

そういう時私はいつも

『あああああ!!!チュールがくしゃくしゃになった写真を撮りたかったのに.....。』って泣きそうな気持になります。

せっかく介添えの方が綺麗に直してくださったのを、自分でくしゃくしゃにするのも悪いし。。。

だから、最初から理想を伝えて、カメラマンさんと介添えの方にも同じ理想形に向かって撮影をしてもらうことが重要だと思います。

ウェディングフォトでの失敗談⑤オフショットを撮ってくれない!

今の20代~30代の花嫁さんはデジタルに慣れています。

昔のように、「写真はこのフィルムがある分。20枚までしか撮れません!」なんていう概念には慣れていません。

むしろ動画世代なので、コマ送り位細かく沢山シャッターを押してもらって、色んな瞬間の写真を思い出として保存したいですよね。

なので、納品してもらう写真はデータとして多ければ多いほど良くって

目をつむっている写真でもいいから、撮ったら撮った分だけ全部共有してほしい。

昔は目をつむった写真は全てボツ扱いだったそうですが

今や自撮りの時など『わざと目をつむって』決め顔で写真を撮る時代。

良いと思う写真が、コンサバで王道なものからカジュアルでナチュラルなものにどんどんシフトしていっていますが写真館などは『商品』として従来のカチっとした雰囲気でまとまった記念写真を販売しています。

もし、ナチュラルな写真がお好みの場合はしっかりと希望を伝えて

オフショットっぽいのもいっぱい撮ってください!

と言っておかないと

定番ショット・定番ポーズが何枚かずつしか納品されない....などという悲劇に近いような前撮り・後撮り写真の思い出が出来あがってしまうかもしれません。

とにかく重要なのは『理想を共有すること』です!

結婚式当日でも、前撮りでも後撮りでも、撮影をしてくれたりメイクをしてくれるのはみーーんなプロ!

完成度の高い綺麗な写真を撮って、花嫁さんを美しく見せる事の専門家ではありますが、

人の好みって言うのは本当にそれぞれで、カメラマンさんやメイクさんが思っている正解が花嫁さん自身の正解かどうかは分かりません。

『ああだこうだ意見ばっかりいって、うっとおしいと思われたらどうしよう....』と思ってしまうこともありますが

そんなの気にしなくても大丈夫♡

カメラマンさんもメイクさんも、花嫁さんが「嬉しい!よかった!いい写真が撮れた!」と思ってくれるのが一番で、なんだか満足してないような雰囲気だと逆に心配になってしまいます。

一生に一度の結婚式です。

自分自身がしっかりと満足して、このカメラマンさんに写真を撮ってもらって本当によかったーーー!と笑顔で言えるようなウェディングフォトを残してください♡

この記事に関連するキーワード