正しい言葉遣いをしないと失礼にあたるかも!『列席』と『参列』の違いと意味は完璧?
2022.04.13公開
列席/参列。結婚式に参加する事、なんて言う???
結婚式は、改まった時間と場所とシチュエーション。
沢山のゲストに参加してもらって関わってもらうので、失礼の無いように細心の注意を払いましょう*
特に注意したい2大項目は
☑ゲストのお名前(漢字と読み方!)
☑言葉遣い
です。
特に、言葉遣いについては、結婚式という一生に一度しか使わない・今まで知らなかったキーワードや考え方を覚えなきゃいけなくなるので難しい...!
でも、「知らなかった」では済まされないのが一生に一度のハレの日。
ゲストが皆お祝いしてくれるからこそ、新郎新婦はしっかりと礼儀を尽くしましょう♩
この記事では、特に間違えがちな『列席』と『参列』という言葉について、意味と使い方を説明します*
列席は主催者が使う言葉!参列はゲストが使う言葉!
覚えておきましょう**
『参列』も『列席』も、言葉の意味自体は大きく違いがありません。
両方とも、
「列に参加する=式や行事に参加する」という言葉の意味です。
ただし、似たような言葉ですが、「立場によってどちらのキーワードを選ぶと良いかが変わる」のでご注意!
『列席』は主催者が使う言葉!
・・・列席という言葉は、新郎新婦や親族、司会者さんが使う言葉です。
使い方は「本日はお忙しいところ結婚式にご列席くださりありがとうございます。」などです。
『参列』はゲストが使う言葉!
・・・逆に、参列という言葉は招かれた側が使う言葉。
☑「慶んで参列させていただきます」
☑「参列した結婚式で~~」などという使い方です♡
ポイント①新郎新婦など主催者側は「参列」という言葉を絶対に使いません!
注意しましょう*
新郎新婦や家族、司会者は主催者。なので、招かれた側が使う単語「参列」という言葉は使いません。
なので、「ご参列くださりありがとうございます!」というセリフは間違い。
絶対に、書いたり言わないようにしましょう!
『列席』『ご列席くださりありがとうございます。』が正解です◎
ポイント②ただし、ゲストも『列席』という言葉を使う場合もある。
列席は、主催者が使う言葉。
参列は、ゲストが使う言葉。
この基本は絶対ですが、中にはゲストの中には「列席」という言葉を使う方もいらっしゃいます。
「列席させていただきありがとうございます。」などです。
これは、参列という言葉にはお葬式をイメージさせるような印象がある....と捉えられる場合もある為です。
列席という言葉をゲストが使う時は、
ゲスト自身が気にして参列という言葉を使いたくない場合と
ゲスト自身は気にしていなくても、主催者のことを思いやって参列という言葉を避けてくれている場合
の2パターンが考えられます。
本来、辞書に載っている意味合いとは異なりますが、
どちらにせよ嬉しい心遣いなので自分もゲストとして参加するときには「列席させてくれてありがとう!」という言葉遣いをすると誰も傷付かないからいいかもしれません。
ポイント③『出席』という言葉遣いもある!
ゲストとして参加する場合、
参列という言葉を使いたくなくって
でも、辞書的な意味で間違っているので列席という言葉も使いたくない....
という場合は、『出席』という便利な言葉があります!
出席という言葉には、マイナスの要素が一切ないフラットな単語なので、いつ・誰が使ってもOKで安心。
主催者の場合は『列席』一卓なので悩む必要はありませんが、ゲストの場合は列席も参列もどちらでも良さそうなので、悩む場合は『出席』で統一すれば大丈夫です*
言葉遣いで相手を傷つけないように!
結婚式をするまではなんとなくうやむやに使っていた人も多いはずの「列席・参列」という言葉。
意味と使い方はしっかり理解して、覚えられましたか?
言葉遣いは、礼儀を尽くす上で最低限のおもてなし。いろんな装飾や演出に心を配るのも大切ですが、相手を思いやったり理解するための共通言語である言葉はしっかり正しく使いたいもの。
「列席・参列」に関しては、とにかく新郎新婦は「列席」という言葉を使いましょう*
結婚式は年配の方や、お世話になっている方に一堂に会していただく場。
どこを気にされるか分からなくって、もし自分が言葉遣いを間違えた事によってゲストの誰かに「常識が無い花嫁さんなのかしら...」なんて思われたら自分の家族も新郎側の家族にも失礼にあたるかも。
そうならないように、しっかり覚えておきましょう♩
➡マナーに関する記事一覧を見る*
この記事に関連するキーワード