恥をかかないように知っておきたい!読み方と意味が難しい≪結婚にまつわる漢字の熟語≫5選
2021.03.27公開
読めるようで読めない!?結婚にまつわる漢字!
漢字って難しいですよね。たまにしか使わない言葉はもちろん、毎日使っている言葉でも、読み方や意味を間違って覚えてしまっていることは珍しくありません。
今回は、ウェディングシーンでつかわれる「読み間違いしやすい漢字」についてご紹介。
プレ花嫁さんにとっては、これから使う機会があるかもしれない漢字たち。間違えて恥ずかしい思いをしないよう、チェックしておきましょう!
読み間違いやすい漢字①祝言
最初の漢字はこちら。「祝言」と書いて、
「お祝いの言葉」と言う意味や、転じて「祝い事」全般を表す言葉です。
結婚式そのものを指すことも多い言葉ですが、何と読むのでしょうか。「いわいごと」でも「しゅうごん」でもありません。
正解は、「しゅうげん」!
「祝言」と書いて、「しゅうげん」と読みます。
お父さん・お母さん世代では当たり前のように使われていた言葉なので、読めないとびっくりされるかも?
☑祝言を述べる
☑祝言を挙げる
などと使われます。
読み間違いやすい漢字②慶弔
続いてはこちら。「慶弔」
「慶ぶ(よろこぶ)」と「弔う(とむらう)」という対義語を組み合わせた熟語で、喜ぶべき事や、弔うべき事など全般を指す言葉。
正解は、「けいちょう」!
「慶弔」という熟語は、「けいちょう」と読みます。
結婚式やお葬式の際に会社からもらえる休暇を慶弔休暇といったり、祝儀や香典のことを慶弔費といったりします。
会社での手続きや、家計簿をつける際に使う機会がありそうです*
読み間違いやすい漢字③不束
続いてはこちら。女子92人に読み方を聞いてみたところ、正解者は3割以下だったという難問です。
「不束」と書いて、一体何と読むのでしょうか。絶対みんな聞いたことあるあの言葉です。
正解は、「ふつつか」!
「不束」と書いて、「ふつつか」と読みます。気のきかない、行きとどかないという意味です。
結婚の挨拶の際に「ふつつか者ですが…」と謙遜して言うシーン、ドラマや映画で見たことある方も多いはず。
読み間違いやすい漢字④続柄
続いては、こちらの漢字。「続柄」です。
婚姻届や戸籍謄本、住民届など、入籍の際によく書類上で目にする言葉ですよね。
父母、夫など、自分の親族の関係性を意味します。
実はこの言葉、誤って読み方が広まってしまっているんです。「えっ、”ぞくがら”じゃないの!?」と思うかもしれませんが、正しくは違います。
正解は、「つづきがら」!
正しくは、「続柄」と書いて、「つづきがら」と読みます。
ただし、あまりにも「ぞくがら」という読み方が広まってしまったため、辞書によっては「俗な言い方」として、「ぞくがら」という読み方も紹介されています。
読み間違いやすい漢字⑤御祝儀
続いてはこちら。結婚式に欠かせない「御祝儀」ですが、実は案外読み間違いをしている人もいる漢字なんです。
声に出して言うことも多々ある言葉なので、間違えていたら恥ずかしいかも…!
正解は、「ごしゅうぎ」!
「御祝儀」と書いて、「ごしゅうぎ」と読みます。「おしゅうぎ」ではありません。
熟語には原則として、音読みをする『漢語』には頭に「ご」、訓読みをする『和語』には頭に「お」をつけるというルールがあります。
「しゅうぎ」は音読みの漢語のため、「ご」をつけるのが正解です。
ただし、関西の一部では例外的に、「おしゅうぎ」と読む地域もあるようです。
この漢字の意味の違い、分かる?
最後は意味を混同されやすい漢字についてご紹介。
「伯母」と「叔母」、どちらも「おば」と読むということは分かりますが、どういう違いがあるのか説明できますか?
正解は、姉か妹か!
正解は、
「伯母」が父母の姉で、
「叔母」が父母の妹。
同じ「おば」でも、明確に意味が違います。伯父・叔父も同様です。
披露宴の席次表では、正しく使い分けをするように気をつけましょう!
結婚式にまつわる、間違いやすい漢字をご紹介しました♩
いかがでしたか?実は間違って覚えてしまっているかもしれない、結婚にまつわる漢字たちをご紹介しました。
読み方や意味をちゃんと正しく理解して、教養のある花嫁さんを目指しましょう♡
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