海外と日本ではこんなに違う*ブライズメイドの本来の役割ってどんなの?

2018.01.31公開
きゅん
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実はやることいっぱい!ブライズメイドの役割を知ろう*

「ただお揃いのドレスを着ることでしょ?!」とだけ思っている人が多いはずの、ブライズメイド。

でも実は、映画などを見ると分かる通り、ブライズメイドの役割と言うのはとても重要で、果たさないといけないお仕事が色々あるんです*

そもそもブライズメイドとは?

ブライズメイドとは、ひとことで表すと花嫁の介添え人。結婚式準備中に花嫁のドレスを一緒に選ぶところから始まり、当日はトレーンを直したり、ブーケを持ったり、花嫁のサポートを全て行います。

日本の結婚式では、これらは全て式場のプランナーさんや介添えさんが行う事ですが、

結婚式場運営的な文化があまりなく、空間だけを借りて、あとは全て自分達で結婚式を作り上げないといけない海外の分化では、

それらの仕事を花嫁が身内から選出したブライズメイドにお願いするのが主流なんです。

また、ブライズメイドといえばお揃いのドレスを着ている事が特徴的ですが、これにも意味があって、

ブライズメイドには、「花嫁を狙う悪魔から花嫁を守る」役割があります。

幸せな花嫁に近づこうとする悪魔に対して、ブライズメイド数人で花嫁と同じ格好をして目をくらませる....という理由で、ブライズメイドはお揃いのドレスを着て、花嫁よりも先に、チャペルに入場するのです*

ブライズメイドのお仕事リスト*

海外の花嫁さんがブライズメイドにお願いすることは、これらのお仕事。

☑ドレス選びのお手伝い

☑ブライダルシャワーの企画

☑結婚式準備のお手伝い

☑当日のドレスの着付け

☑ブライズルームでのヘアメイク

☑ゲストのアテンド

☑花嫁より先にバージンロードを歩いて入場

☑花嫁のトレーンを直す

☑愛の誓いの証人になる

☑指輪交換の時にブーケを預かる

☑フラワーシャワーの花びらを配る

☑スピーチをする

などなど。

日本で結婚式場の方や一部のお友達にお願いするようなこと全てを一挙に引き受けてもらうイメージです。

メイドオブオナーについて*

ブライズメイドになっていいとされているのは、まずは未婚の女性。

これは海外の原則でありルールなので、日本では厳守しなくても、自由にしてOK。

花嫁の親友や、親戚、姉妹などが選ばれることが多いです。

ブライズメイドの人数は、多ければ多いほど格が高い結婚式とされていて、海外ではチャペルの大きさや格で人数を決めるのだそう。

そして花嫁は、複数人のブライズメイドの中からひとり、「メイドオブオナー(Maid of honor)」と呼ばれるブライズメイドのリーダーを選定します。

特に一番の親友が指名されることの多いメイドオブオナーには、他のブライズメイドのとりまとめを行ってもらったり、

結婚式準備を二人三脚で進めることになります*

歴史と文化で分かる♡ブライズメイドの役割!

ブライズメイドは、結婚式の準備や進行を手伝いしてくれる、結婚式に無くてはならない存在。

式場のプランナーさんや介添えさん、スタッフさんがいないことが多い

ウェディング産業の文化のない海外では、必要不可欠な実務的な存在なのです。

また、信仰的な側面でひも解くと、

悪魔から花嫁を守る為に

同じようなドレスを着て目くらませの役割を担ったり、

花嫁よりも先にバージンロードを歩いて悪魔の注目を引き付けるおとりの役割を担うなど、

日本ではファッション的に扱われている「同じドレスを着る」ということにも

古来から伝わる意味があることに気付きます*

海外の結婚式というのはとっても自由!なイメージがありますが、宗教的な側面がない分、

実は和洋折衷の日本のウェディングの方が自由度が高いと考えることも出来ます*

結婚式でブライズメイドの演出を取り入れたいと思っている花嫁さんは、古来の由来を考えつつ、でも自分がやりたい事最優先で、自由で楽しい結婚式を迎えてください♡

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