想定外の予算追加を防ぐ!初期見積もりに含まれてないことが多い項目まとめ*
2018.08.05公開
初期見積をもらったら確認したい事は?
結婚式経験者からよく聞く、「式場の見積もりは上がるから覚悟しておいたほうがいい」というアドバイス。
最終的な請求額は、式場見学の際にもらった初期見積もりから100~150万円は上がったという声を多く見かけます。
これから結婚式準備を始めるカップルにとっては、そんな風に脅されると、「果たしていくらくらいのお金が掛かるのか....」と結婚式が恐怖に思えてきますよね。。
結婚式場見学で最初にもらう見積もりは、
☑必須の項目(花・ドレス・料理など)は最低ランク
☑必須でない項目は入っていない
ことがほとんど。
初期見積もりは単純に「最もシンプルな方法で結婚式を挙げること」を目的とした、とっても基本的なプランなんです。
そのため、「こんな結婚式にしたい」という希望・理想に応じて、費用をオプションで付けていくようになります。。。
というのは有名な話。
ネイルサロンでいうと、追加のアートをお願いするのと同じ。
美容院でいうと、オプションのトリートメントや処理剤を追加したり、ハイライトを入れたりするのが最初から料金に組み込まれていないのと同じです。
でも、それって当たり前の話じゃないですか?
(カラーの料金に、トリートメントの料金を予め含んで表記するって変ですもんね。)
だからやりたい事によって金額が大きくなっていくのはしょうがないと思うのですが、
今回はそれとは別に、「絶対に必要!もしくは大体みんなが必要だと思うはずの事なのに、初期見積に入ってないことがある」
という項目をご紹介します*
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目①演出系
結婚式では、挙式や披露宴で様々な演出を行いますよね。
例えば、定番の演出のフラワーシャワーやキャンドルサービス。
実はこれらの演出をするのにも、人数分の費用がかかっています。
フラワーシャワーは一人300~500円、キャンドルサービスは一人500~800円ほどが相場。
80人のゲストを招待する場合、24,000~64,000円の追加料金となります。
でもこれらは、やらない方もいるので基本プランには入っていない場合もあります。
また、フラワーシャワーの場合は最初から見積もりに入っていても、
80人のゲストに対し40人分しか加算されていないなんてことも。(二人に一人しか花を散らせないということ)
項目と人数の欄をしっかりチェックすることが必要です♩
見積もりをもらう段階ですべてやりたい演出を決めておくのは難しいですが、「絶対やりたい」と考えている演出は最初から予算に入れてもらいましょう。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目②装花系
「見積もりが大幅に上がった」という花嫁さんが多い会場装花。
高砂やゲストテーブル装花、ウェディングブーケは初期見積もりに入っていますが、
☑チャペル装花
☑ケーキ装花
☑マイク装花
☑グラス装花
☑お色直しのウェディングブーケ
☑両親贈呈用の花束
などの細々とした装花は含まれていないことがほとんど。
お花は持ち込みNGの会場が大半で、自分でDIYできるものも限られるので、最初に全部見積もりに入れてもらうと安心です。
➡こんなにある!高砂やゲストテーブルだけじゃない、【結婚式で必要な装花の種類】一覧*
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目③料理系
お料理の項目で初期見積もりに入っていないことがあるのが、ウェルカムドリンク。
ウェルカムドリンクとは、挙式や披露宴のスタートまでの待ち時間中にゲストに振舞う飲み物のこと。
ウェルカムドリンクはオプション料金となる式場が多いですが、つける新郎新婦さんがほとんどです。
一人500円から、フィンガーフードもつける場合は3000円と、費用には幅があるよう。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目④写真・映像系
結婚式の直前になって追加されることが多いのが、写真にまつわる項目です。
最初から入っている写真・映像のプランは、写真データなしのアルバムのみで、動画はなしという最もシンプルなもの。
☑写真全データ 10万円~
☑記録映像・ダイジェスト映像 10万円~
☑当日エンドロール 20万円~
が多くの新郎新婦さんが追加するオプションです。
追加費用のインパクトも大きめなので、予め見積もりに組み込んでおきたいですね。
また、親族の集合写真のアルバムも1冊あたり2万円ほど。親戚の分を合わせて、何冊アルバムをオーダーするのか、それぞれの家族と話し合っておくと安心です。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目⑤前撮り
結婚式本番までに行うカップルが多い、前撮り。
前撮りは必ずやるものではなく、オプションの項目なので、初期見積もりには入っていません。
スタジオやカメラマンを自分で探して前撮りする場合は別ですが、式場内で前撮りをやりたい場合は、最初の見積もりに入れてもらうのが◎
相場は大体20万円~です。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目⑥親族衣裳・着付け
両親や親戚の貸衣装や着付け代も、初期見積もりに入っていないことがある、見落としがちな項目。
衣裳のレンタルと着付け・ヘアメイク代で一人3~4万円になるので、意外と費用がかさみます。
両家の両親の分、既に出席が決まっている親族の分は初期見積もりに入れてもらうと、後から慌てずに済みそう。
「着物代と着付け代は自分たちで負担する」と申し出てもらえることが多いようですが、最初から負担する気でいるとヤキモキせずに済みそうです。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目⑦全員分の引き出物
ゲストにお渡しする、引き出物・引菓子・縁起物の3点セットは、一家族に一つお渡しするのが基本。
最初の見積もりでは夫婦や家族での出席を想定して、人数より少な目の個数で計算されていることが多いんです。
例:80人のゲストの場合、60人単身+10組夫婦=70個など
単身で参加するゲストが多い場合は、その分見積もりが上がることになるので、最初から「引き出物は人数分で」と伝えておきましょう。
初期見積にないけど追加する可能性が高い項目⑧その他小物
その他、細々とした小物の追加で地味に見積もりがアップした!という花嫁さん多数。
☑芳名帳
☑ウェルカムボード
☑結婚証明書
☑リングピロー
☑プチギフト
など、「そういえばこのアイテム必要だった…」なんてものが登場してきます。
もしかしたら手作りする余裕ないかも…という方は、最初は見積もりに入れてもらっておいて、後からDIYの計画を立てるのが◎
見積もりを見た時に、色々考えられるのが大事!
結婚式の見積もりが上がっていく....
という話はよく聞きますが、自分達のやりたい事が変更になったり追加したりするのが理由で上がってのはしょうがない事。
でも、大多数の人がお願いする、普通に必要な事柄が初期見積に入っていなくて
想定金額からオーバーしていくのは嫌ですよね。
見積もりを貰った時にしっかり突っ込めるように、ちゃんと質問できるように
知識をつけておくと安心です♩