知ったかぶり禁止!〔チュール〕と〔オーガンジー〕の違いを詳しく解説。
2018.11.28公開
ウェディングドレスの生地は種類がたくさん!
ウェディングドレス選びを始めたら、ドレスの生地にも詳しくなってきますよね。.
ウェディングドレスの生地は種類がたくさんあって、生地によってドレスの表情や雰囲気が違います♡
つるっとしてるのがシルクやサテン、ハリ感や陰影強いのがタフタ、ふんわりしているのがチュールやオーガンジー…
なんとなく定番の生地はもう知ってるよ!という方も多いはず。
チュールとオーガンジーの違いって?
ウェディングドレスの生地の中で、特に誤って判断しがちな素材が、「チュール」と「オーガンジー」です。
なんとなく両方ともふんわりとした雰囲気で、ドレスやヴェールに使われているのは分かりますが…
詳細に違いを説明できる!という方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、間違えやすいチュール生地とオーガンジー生地の違いと、それぞれの生地で作られたウェディングドレスやカラードレスをご紹介します。
オーガンジーってどういうもの?
まずはオーガンジーの説明から。
「オーガンジー」は素材の名称ではなく、加工の種類の総称。オーガンジーの中にも、レーヨンやポリエステルでできている生地から、シルク(絹)でできている生地など、違いがあります。
シルクのオーガンジーは「シルク・オーガンジー」と呼ばれる高級な生地です。
オーガンジーは、特殊加工によって、生地が半透明になっています。柔らかく光が通り抜けるので、フェミニンな印象♡また、薄い生地でありながら弾力性があり、ボリューム感が出るのが特徴です。
チュールってどういうもの?
それでは、チュールはどういった生地でしょうか。
チュールは、糸を網目状に絡み合わせ、六角形の網が連なったメッシュ生地のこと。網目の粗さは生地によって異なりますが、つくりは洗顔ネットと同じです。
チュール生地は、オーガンジー生地と違い、厳密には「布地」ではないんです。驚きですよね…!
チュール生地は、ハリ感とボリューム感があるのが特徴。柔らかさによって、ソフトチュールとハードチュールに分けられます。
素材は、ポリエステルかナイロンのものがほとんどです。
似ているようで実はまったく違う、オーガンジーとチュール。遠くから見た雰囲気や、写真では区別がつきにくいですが、手に取ってみるとその違いがよく分かるはず。
オーガンジー、チュール、それぞれの生地を使ったウェディングドレスをご紹介します♩
オーガンジーのウェディングドレス
ハツコエンドウの「Grace」というウェディングドレス。柔らかいオーガンジーを重ねたスカートが、とろんと床に広がります。高級感のあるロイヤルな雰囲気にうっとり。
同じくハツコエンドウの「Sofia」。ブラッシュのくすみカラーが大人っぽいカラードレスです。オフホワイト、ピンク、ブルー、レッドも展開がある人気のドレス♡
KIYOKO HATA×marryの、お気に入りの柄ドレスは、オーガンジー生地に花柄がプリントされています。
紫陽花ドレスは、複数の色のオーガンジー生地が組み合わせられています。
続いてチュールのウェディングドレスをご紹介します♡
チュールのウェディングドレス
キヨコハタ×marryの「かすみ草ドレス」。ホワイトのふんわりとしたチュールスカートに、かすみ草が散りばめられています。チュールならではのボリューム感が魅力♡
キヨコハタ×marryのグレーのチュール生地に雪の結晶がプリントされた「雪ドレス」。透け感のあるチュールが重なって、グラデーションになっているのが素敵。
チュール?オーガンジー?あなたはどっち派?♡
ウェディングドレスの生地として定番の、チュールとオーガンジーの違いをご紹介しました。
生地の性質を知った上で、ウェディングドレスの試着に臨むと、よりドレス選びが楽しくなりそう。
チュールのドレス、オーガンジーのドレス、それぞれ試着してみてくださいね♡
➡シルクとサテンの違いは?
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