ぱっと見は同じだけど、買うとなると迷う!一粒ネックレスの【ダイヤモンドの留め方】の種類*
2022.03.16公開
一粒ダイヤモンドのネックレス
普段使いもできるし、特別な日のワンポイントファッションにもなる、一粒ダイヤモンドのネックレス。
大人の女性なら一本は持っておきたいジュエリーです♡
(婚約指輪の代わりの、婚約ペンダントとしても人気ですよね)
一粒ダイヤのネックレスって、ジュエリー初心者からしたら、ダイヤや地金の質の違いはあれど、基本的なデザインは「どのお店も同じでしょ???」と思ってしまいがち。
でも。
婚約指輪と同じように、ネックレスにも【ダイヤの留め方】がいくつかあって、そのセッティングによって纏う雰囲気もけっこう変わるので、実際に選ぶとなると意外と気になるし、好みも結構別れます。
そこでこの記事では、ダイヤモンドの留め方の種類についてご紹介。
一粒ダイヤのネックレスを探している人はぜひ、見てもらえると嬉しいです♩
【ネックレス】ダイヤの留め方の種類①フクリン留め
フクリン留め(漢字で覆輪留め)は、ダイヤのまわりを、K18ゴールドもしくはプラチナでぐるっと囲んで留めるセッティング方法。
ブランドによってフレームの厚みなども違うので、チェックしたい*
フクリン留めは、英語では、枠・額という意味の、Bezel Setting(ベゼルセッティング)と言われています。
一粒ダイヤネックレスの定番のデザインで、フレームがあることで、カジュアルな私服にも合わせやすいのが特徴。
白Tでも、ラフなファッションの中にダイヤが一粒きらりと輝いていて、エレガントに見えますよね♡
そんな、フクリン留めのネックレスで有名なのは、まずはティファニーのエルサ・ペレッティのバイザヤード♡
長く使える、王道のペンダントです。
カルティエのディアマンレジェも、フクリン留め♡
カルティエのは、フレームが二重(段になってるよう)に見えるのも可愛い。
アンティークなワンピースやレトロなお洋服にも似合います♩
ティファニーやカルティエよりはお手頃な、eteにもフクリン留めのネックレスがあります。
首元がすっきりして見えそうなデザイン♡
【ネックレス】ダイヤの留め方の種類②爪留め
続いては、数本の爪でダイヤを持ち上げて固定させる「爪留め」という方法をご紹介。
(婚約指輪では、最も定番のセッティングです♡)
爪の本数によっても雰囲気が少しずつ変わるのですが、4本・6本のデザインが一般的。
少ないほうが光が入る面積が多くなり、多いと安定感があるのが、違いです。
(とはいえ爪の本数が少ないからダイヤが取れてしまったりなどはなく、強度には関係しません*)
こちらが【4本爪】のネックレス。
爪の位置は、時計で例えると、2時・4時・8時・10時の配置にされることがほとんど。
ティファニーの有名なソリティアは、4本爪。
最低限の数なので、ダイヤモンドがより大きく見えるとも言われています。
ちなみに、フクリン留めと爪留めで値段はどれくらい違うのか、ティファニーの価格を参考にしてみたのですが...
フクリン留めのバイザヤードは0.12カラットで161,700円。
4本爪のソリティアも、0.12カラットで同じ金額の161,700円でした。変わらないのですね*
こちらが【6本爪】のネックレス。
6本爪は、ダイヤが最も美しく輝くとされるラウンドブリリアントカットの形に添う留め方*
(なので、婚約指輪ではその多くが6本爪なんです。)
爪留めの場合は、
👆上の写真のように、真上に輪っかがついていて、そこにチェーンを通すタイプ
👇下の写真のように、2時と10時の位置からチェーンが繋がっている両吊りタイプ
の2デザインがあるので、そこもちょっと違うポイント。
どちらがお好きですか???
4本爪・6本爪以外にも・・・
ダイヤモンドの爪留めの本数は基本偶数で、4本・6本が一般的ですが、それ以外の数もできないわけではありません。
たとえばこちらは、8本爪*(右側の、ahkahのペンダントです)
小さな粒みたいな爪が多くて、可愛い感じがします♡
5本爪でダイヤが留められたネックレス。
なんとなくお星さまっぽいイメージ♡
少ないですが、調べていたらオーダーメイドで3本爪のネックレスを作っている方もいました。
(12時、4時、8時の位置に、爪がセッティングされていました)
一粒ダイヤモンドのネックレスは、長く使い続けたい、一生もののジュエリー。
ダイヤモンドの大きさや質、地金の色などにまず目がいくと思うのですが、
同じようなデザインだからこそ、細かい違いを見て、気に入ったものを選ぶのが大事。
これから一粒ダイヤのネックレスを手に入れようと考えている方はぜひ、ダイヤモンドの留め方・セッティングにも注目してみてください♡
フクリン留めと爪留め(4本・6本)がスタンダードです*
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