賢い花嫁になる!結婚式のスピーチで出てくる『ご鞭撻』や『僭越』などの難しい言葉をお勉強しよう♩
2016.09.28公開
結婚式のスピーチって、難しい言葉がいっぱい!
結婚披露宴では、主賓挨拶や上司からの祝辞、はたまた新郎父の謝辞など、誰かしらがスピーチする時間が多いですよね*でも、そんな結婚式のスピーチのなかには、日本人でも間違えやすかったり、意味をよく分かっていない言葉がけっこう出てきます。。。
当事者だもの♡婚礼用語の意味を覚えておこう!
たとえば、『ご指導ご鞭撻』のご鞭撻の意味や、『ご健勝』という言葉・・・今ここで意味を説明できますか???>_<
もちろん、説明できる方もいらっしゃると思いますが、ちょっと分かんないな・・・なんとなく雰囲気だけは分かる・・・という花嫁さんも少なくないと思います!もちろん知らなくたって平気かもしれませんが、結婚式の主役・当事者になった今、婚礼用語の意味までしっかり知っておきたいですよね♡
そこで今回は、結婚式のスピーチでよく使われる複雑な婚礼用語の意味をご紹介します*
意味を間違えやすい婚礼用語①『ご指導ご鞭撻』
新郎スピーチでよく聞く、「今後ともご指導ご鞭撻(ごべんたつ)を賜りますようお願い申し上げます。」というフレーズ*『ご指導』はそのままの通り導くことの意味で、『ご鞭撻』はムチ打って強く励ますことの意味を持っています。つまり、厳しくても構わないので良い方向に導いてください、という新米夫婦ならではの用語!ビジネスシーンでも使われるので覚えておきたい言葉です*
意味を間違えやすい婚礼用語②『ご健勝』
新郎父の謝辞や新郎スピーチで使われる、「ご健勝をお祈り申し上げます」というフレーズ*『ご健勝』は漢字からも分かるように、身体や心が健やかであることを意味しています。この用語と一緒に、『ご多幸(=幸せの多いこと)』や『ご清栄(=健康や繁栄を祝うこと)』も使われるので要チェックです♩
意味を間違えやすい婚礼用語③『ご教示』
こちらも新郎スピーチで用いられる「ご教示ください」という言葉。『ご教示』は、教えること・伝達することのお固い言い回し*ここで注意したいのは、似たような「ご教授ください」というフレーズ。『ご教授』は専門的な事柄を教えるという重みのある言葉なので、結婚式では使わないようにしましょう!
意味を間違えやすい婚礼用語④『ご自愛』
「ご自愛くださいませ。」というフレーズは知っている人も多いと思いますが、あなた自身の身体を大切にしてください、と言う意味*〔暑さが続きますが〕や〔寒くなりましたが〕などの言葉の後に言うのが◎。結婚報告の手紙などを書くときは、深い愛をくださいという意味の『ご慈愛』と漢字を間違えないようにしましょう!
意味を間違えやすい婚礼用語⑤『僭越(せんえつ)』
上司からの祝辞や乾杯の音頭で使われることの多い、「僭越ながらお話させていただきます」の『僭越(せんえつ)』の意味は、自分の地位や立場を越えて出過ぎたことをしますが・・・という謙虚な言葉なんです*昔ながらの日本らしい言葉ですよね。
意味を間違えやすい婚礼用語⑥『ご臨席』
「ご臨席くださりありがとうございます。」の『ご臨席』は、出席するの敬語表現なんです*元々は貴族など高い身分の人たちのために使われてきた言葉なのだそうですが、結婚式では丁寧に『ご臨席』の言葉が使用されています!
分からない言葉を無くして、結婚式を迎えよう♡
いかがでしたか?ちょっぴり、国語の授業のような記事でしたね♡でも、結婚式を開催する当事者として、少しでも婚礼用語に詳しくなっていた方が絶対に良いと思います!それに、言葉の意味を知っていたほうが、言葉の重みを理解することが出来て、より感動すること間違いなし!挙式当日までに分からない言葉を無くして、素敵な結婚式の日を迎えてください♡賢い花嫁さんになりましょう**
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