事前に、誰かにチェックしてもらいたい...!お互い感極まるからこそ起きる、結婚式のスピーチトラブル

きゅん

何か違和感のある結婚式のスピーチってないですか?

結婚式に、ゲストとして何度か参加していると、何度かに1度くらいは「なんだか違和感のあるスピーチ」に遭遇したことがありませんか.....???

私はあります!

乾杯のスピーチ、友人代表のスピーチ、家族からのスピーチ...結婚式で新郎新婦以外の人が行うスピーチは色々ありますが、だいたい、上司からの挨拶である乾杯のスピーチは普通なんです!

たまに長すぎる、、、、という方はいらっしゃいますが、内容としてはテンプレートに沿っていて極々普通!それよりも、友人からのスピーチや家族からのスピーチでアレッ?!と思うことの方が多い気がします。

友人のスピーチや身内のスピーチは、お互いを知り尽くしているから却って難しい。

それは、上司と部下という関係は、ある程度お仕事の付き合いのみの関係なので、余計な思い出がなく、結婚式のスピーチの基本である「主役を立てる・褒める」のテンプレートからはみ出ることがないからなのかもしれません。

(関係性の薄い人への寄せ書きみたいな。。。)

その点友人や家族は、言いたいことが山ほどあります!!!

昔ケンカしたという話や、険悪な期間を乗り越えた話。一緒に頑張って目標を達成した話や旅行でドジをして助けてもらった話など。。

もしかしたら過去、スピーチをしてもらう友人と新婦が同じ男性を好きになったこともあるかもしれないし、同じ人と付き合った経験まであるかもしれない。それくらい濃くて長い時間を過ごしているであろう関係を持つのが、結婚式でスピーチを依頼するくらい仲の良い友達や家族たちです。

だから、自分にとっても大事な大事な人である新婦の結婚式にスピーチを頼まれたとなれば、もう言いたいことや話題が絞れないで、山のようにある。そんな気持ちは分かります。

感極まって、自分の話をしだしちゃうパターンが多い。

「あんな思い出も話したい。こんなエピソードも交えたい。もっと、私と新婦のストーリーを話して、みんなに聞いてもらいたい!!」そんな優しい感情から、ついつい枠をはみ出たスピーチが出来あがってしまう場合が多いのです。。。

例えば、どんなスピーチがあると思いますか???

私が覚えている、「あれ、これはおかしい。。。」と思った結婚式のスピーチをご紹介します。

なんだか違和感を感じた結婚式のスピーチ①

まず一番最初に思い出したのは、友人代表のスピーチをした新婦の友人の女の子が、そのスピーチの中で「自分も最近プロポーズされた」ということを報告してきたことです...!

そのスピーチの内容は、こんな感じでした。

「〇〇ちゃんとは、中学校からの同級生です。いつも一緒にいて、どこにいくのもふたり一緒でした。中学生、高校生と、箸が落ちてもおかしいような年頃をふたりで一緒に過ごした、私の一番の親友です。

〇〇ちゃんはとても明るくて朗らかで、一緒にいるといつも私まで明るい気持ちになれて楽しい時間を過ごせる、太陽みたいな子です。

大学生になって社会人になったら、お互いの彼氏と一緒に遊ぶようになったり、もはや人生相談に近いような恋愛相談をしあったり。私が大好きな人と別れた時には直ぐに飛んできて励ましてくれて、本当に心強かったよ。

姉妹みたいに仲の良い私たちだから、〇〇ちゃんの結婚が決まって、〇〇さんのお嫁さんになるっていう夢が叶うって決まった時は私も本当にうれしかったです。

そして、私事ですが、私も先日交際中の彼氏からプロポーズをされ、来年結婚することになりました。〇〇ちゃんとは、これからも家族ぐるみでお付き合いをしていけたら素敵だな...って、そんな風に思ってます♡

〇〇ちゃん、ご結婚おめでとうございます。これからも仲良くしてね。

途中から、自分の話になっている.....!!!!

スピーチの内容を読んでもらえましたでしょうか???

「そして、私事ですが、、、」の下りから、全部自分の話になっちゃったのがわかりましたか??

私はこれをリアルタイムで聞いていた時、「あれ、、、??!?急に話題が変わった!」と驚いたのを覚えています。

ずーーっと同じような境遇で同じような感覚で、まるで双子のように仲良く過ごしてきた友人同士なので、結婚しても家族ぐるみで仲良くしようね!!という気持ちは完全に普通だと思います。当たり前の感覚ですよね。

でも、なんでしょうか、、、この、「主役が誰だか分からなくなった」感。

同じことを言うのでも、「私も結婚することになりましたが、大好きな〇〇ちゃんと〇〇さんのようにラブラブでいつもお互いを思いやっている姿を見て、夫婦の鏡にさせてもらいたいです」みたいな風に相手を立てる言い方をすれば、話の主役は新郎新婦のままでいられると思うのです。

なのに、この時のスピーチは、「私も結婚します!夫婦ともどもこれからもよろしく!」という結婚宣言みたいに聞こえてなんだかおかしな感じでした。

新婦とスピーチをした子の間では特に何の違和感もなかったようで、むしろ「プロポーズされたの!?」というビッグニュースに興奮しておめでとう!と新婦からのお祝いの言葉がありましたが、これは新婦が心優しかった、とっても珍しいパターンだと思います。

普通、花嫁さんは「自分が主役!」と思っています。結婚式を自ら主催して、プロデュースして、自分が一番輝くような、満足できるような空間に出来るようにずっと準備してきたのです。

なので、自分以外の人が自分より目立つのは嫌なはず。「スピーチで自分の話をされた。。。私が主役なのに!もっと私の話をするべき!」と怒ってしまう花嫁さんもいるかもしれません。スピーチでの自分語りは要注意です!

なんだか違和感を感じた結婚式のスピーチ②

次にご紹介するのも、ある結婚式の友人スピーチで感じた違和感です。

そのスピーチは、「新婦〇〇ちゃんのおかげで、私は夢を叶えられたよ!」というもの。具体的には、こんな感じでした。

〇〇ちゃんの友人の●●です。新婦の〇〇ちゃんはいつもみんなのお母さんのような優しさで、みんなに接してくれる本当に心優しいマリアさまのような女性です。

みんな、〇〇ちゃんに話を聞いてもらいたくって、失恋したり悲しいことがあったり嬉しいことがあったら直ぐに〇〇ちゃんに報告をします。

〇〇ちゃんは、いつも「うんうん」と話を聞いてくれて、絶対に否定せずに、それは悲しいね、とか、それはすっごく嬉しいね!!もしくは、悔しいね!とみんなの気持ちに立って話をしてくれるので本当に頼りになる存在です。

私には、幼いころから憧れの職業がありました。大学3年生のころ、就職活動が始まりましたが、私はその憧れの職業につこうと沢山の会社を受験しましたが上手くいきませんでした。

そんな時に、支えてくれたのが〇〇ちゃんです。就職活動がうまくいかずに落ち込む私に、「▲▲だったら大丈夫だよ。だって、こんなに~~で~~で~~な子、他にいないよ?自信を持って。」と根気よく励まし続けてくれました。自分の就職活動も大変だったのに、本当に感謝です。

そのおかげもあって、私は念願かなって憧れの職業に着くことが出来ました。今、私が毎日楽しく充実した毎日を過ごせているのは、あの時〇〇ちゃんが落ち込む私を励まし続けてくれたからです。

〇〇ちゃん、本当にありがとう。みんな、〇〇ちゃんのことが大好きです。

途中から、自分の話になっている.....!!!!

これも、気づきましたか・・・???途中から、完全に自分の就職活動の話になってしまいました。。。

自分が頑張って夢を叶えた!それをサポートしてくれてありがとう、というお礼を述べる内容になってしまっています。

結婚式のスピーチというのは、新婦の良いところを知っている深い中である友人が代表して、その子の良いところを披露宴に来ているゲストみんなに話すという役割がある、いわゆる他己紹介。

自分の人生にって重要な彼女とのエピソードと、彼女本人が主役となる結婚式のメインテーマとして相応しいエピソードは異なる場合も多いのです。感極まって自分の感情を入れ込み過ぎたスピーチにならないように注意しましょう。

なんだか違和感を感じた結婚式のスピーチ③

最後に紹介するのは、新婦の妹さんが、お姉さんである新婦に送ったスピーチの内容。

その内容は、ずっと姉の背を見続けた姉妹関係から、大人になって立場が一転したジレンマのようなものが綴られていました。こんな感じです。

お姉ちゃん、結婚本当におめでとう。私とお姉ちゃんは3歳差で、私は小さい頃からずーーっとお姉ちゃんの事が大好きで、真似ばっかりしていたよね。

お姉ちゃんが好きだったピンクのワンピースもお揃いにしてもらって、髪型も憧れのお姉ちゃんと一緒にして!って、ママにねだってたよね。

小学校でバレーボールを始めたのも、憧れだったお姉ちゃんがチームで活躍してたから。気配りが出来てリーダーシップがあって明るい、みんなから愛されるお姉ちゃんの存在は私の自慢でした。

だから、私もそんな風になりたくって、大好きで憧れだった皆のアイドルのお姉ちゃんの背中をずーーっと追いかけていた子供時代だったね。

そんな関係性が逆転したのは、4年前に私が結婚して子供も産んでから。ずっとお姉ちゃんの後を追いかけていた私だったのに、急に私の方が先を行ってしまって、姉のようになり、正直ギクシャクした時もあったよね。。。

でも、もうこれからはお姉ちゃんも〇〇さんという最高の旦那さんを見付けて、おなかの中には可愛い赤ちゃんもいて、幸せいっぱいだね。

私はそんなお姉ちゃんを見ているのがとっても嬉しいです。これからは家族ぐるみでお付き合いが出来るね。これからも、姉妹仲良くしていこうね。

途中から、なんだかマウンティングみたいになっている、、、!!!

この妹さんからのスピーチも、途中から凄くおかしいと思いませんか....?!??

途中から、「私の方が先に結婚して、子供産んでごめんね」という話にすり替わっているのです.....。

もし自分がアラサーの姉で、25歳くらいの妹がいて、妹の方が先に結婚して子供も産んでいる...というバツの悪さはなんとなく分かります。(気にする必要なんてないのに!)

30歳くらいなのに、結婚にも焦るし、子供も産みたい気持ちもあるのに、結婚相手が居ない不安は女性なら誰でも想像できますよね。そんな中、年下の、まだ子供だと思っていた妹が、自分より先に結婚して妊娠出産する....

そんなシチュエーションで、もしかしたら姉妹の関係がギクシャクしてしまうことも、もしかしたらあったかもしれません。

でも、だからと言って、結婚式という沢山のゲストの前で、それを公開する必要がありますか?!?!しかも、そのお姉さん自身が花嫁になる結婚式のその日に!!

そんなの、「この人、結婚できなくって焦ってたんですよーー。新郎さん、拾ってくれてありがとうね。」って言うようなものだと思うんです。

新婦に対しても新郎に対しても、失礼すぎます。ゲストのうちの一人であった私はそう思いましたが、でも、そのスピーチを聞いている当の新婦さんは全然気にしていなさそうでした。

むしろ、「ああ、そういうこともあったなぁ。。。」って、昔を思い出して感動して涙していらっしゃったので、やっぱり当人同士にしかわからないこととか、愛言葉とかメッセージとか関係性ってあるんだなぁ。。。と思いましたが、そのスピーチを聞いているゲストの私からしてみればなんだかモヤモヤする内容でした。

「私の結婚式のスピーチで、こんなこと話されたら嫌だな」って、思ってしまいました。

当たり前ですが、結婚式の場で、「新婦はもうアラサーで行き遅れてて、結婚できなくって焦ってて、婚活頑張ってて、やっと拾ってもらえてよかったーー!」なんていう話は控えた方がいい気がします。。。

誰が聞いても気持ちよく、主役の新郎新婦を立てるスピーチをするべき!!

結婚式は、沢山のゲストが一堂に会す場です。その中には、価値観や生き方が違ったり、物事の捉え方が自分と同じではない人もたーくさんいるはず。

なので、全ての演出でまず第一に気を付けないといけないのは、全員を不快な気分にさせることなく、幸せな気持ちにさせる事です。

結婚式という場において、全員の幸せはイコール新郎新婦の幸せに結びつくので、スピーチを頼まれた人は新郎新婦の良いところや素敵な所をいーっぱいゲストに紹介してあげるのが役目です。

もし、少しでも新郎新婦を茶化すような、マイナスな内容を加えてしまった場合、「大事な〇〇ちゃんが貶されている!!」と怒り出す親族もいるかもしれない。そんな事まで考慮しながら、スピーチを作らないといけないんです。

だから本当に、結婚式のスピーチって大変ですよね。大勢の前でしゃべるのは緊張もする上に、内容は隅々に気を付けなければならない....。

だから、花嫁さんは誰かにお願いをするときは、その大役をしっかり勤めてくれる人を探すのがまずはポイント。

大役を仰せつかった方は、自分だけの判断ではなく、共通の友人や家族に見せて、ダブルチェックトリプルチェックを欠かさないようにしたいものです。

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みんなが幸せになれて、新郎新婦の人柄がよく表れるスピーチになりますように♡

乾杯のスピーチや友人代表のスピーチや家族からのスピーチは全て、捉え方としては『他己紹介』です!

ゲストはみんな、主役である新郎新婦についてのエピソードをいっぱい見たい・知りたいと思っているはず。

だから、結婚式でスピーチや手紙をお願いされた方は文章の構成は「とにかく褒める!」を徹底してあげてください。

どんなに素晴らしい新婦なのか。どんなに人望の厚い新郎なのか。そんな素晴らしい方と結ばれたんだな...ということが分かれば、お互いの友人や親族も安心しますもんね◎

誰が見ても問題ない内容にするには、何人かでチェックするのが一番です。花嫁さんは、依頼するときに「共通の友達で誰か手紙の内容を相談できそうな人が居そうな人」をチョイスするのが結構重要。

頼まれた方は、感極まって自分と新婦の話だけに終始しないように、みんなが聞いて幸せになる内容にできるように心がけることが重要です*

新婦へ贈る、友人からのスピーチや家族からのスピーチはとっても感動する時間♡一生の思い出に残るメッセージだと思うので、頼まれたら十分気を付けるのと、頼む側も相手の事をサポートしてあげる余裕を忘れず、素敵な時間を過ごしてください♡

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