友人スピーチやその場で一言求められたら。絶対に口にしちゃいけない【NGネタ】って何?
2019.07.15公開
結婚式って、結構マイクが回ってくる!
結婚式って、ゲストも結構スピーチの機会多め。
たとえば友人スピーチを頼まれていたり、
あとは中座のエスコート役に選ばれたりお色直しクイズの当選者になったりして、
急遽その場で一言、お祝いの言葉を述べるのを求められたりなどなど。
参加者全員にマイクがまわってくる場合もあります。
うっかり口を滑らせないで!
急にスピーチをしないといけなくなったら、ドキドキしながらも一生懸命お祝いのメッセージを話すと思うのですが、
その時の内容には十分注意が必要。
良かれと思って口にしたことでも、内容によっては
暗に誰かを傷つけてしまっていたり、場をしらけさせてしまったり、失礼な人だと思われることも。
だから発言する内容には責任をもって、タブーなことを話さないようにするのが大人の当たり前の常識です!
口にするのは絶対NGの、タブー事項をまとめます*
NGネタ①お金やお酒に関すること
お金やお酒に関する過去の失敗談は、昔も今も変わらず結婚式ではNGとされるネタです。
例えば借金とか、お酒を飲んで泥酔したやらかしのこととか。
仲間内では思い出すだけで爆笑できる笑い話のひとつだとしても、
相手方のご両親や親族が聞いたら多少なりとも「そんな過去があるのか」と不安を抱かせてしまうことも。
そもそも、当事者以外は、お金やお酒にまつわる失敗って、聞いていてあんまり楽しくないし
「俺たち(私たち)おもしろくてやんちゃな面もあるんです」とひけらかされているようで微妙な気分。
下げて笑いをとるのではなく、
新郎新婦さんを立てる話をするように心がけましょう*
NGネタ②異性関係に関すること
お金やお酒と同じくらい話しちゃいけないのが、新郎新婦の異性関係に関することです。
これはもう、当たり前というか常識というか人間として当然のこと。
自分が主役で、上司や親戚一同集まる結婚式で、過去の恋愛遍歴とかを少しでも話されたらたまったものじゃないですよね...!
配慮がなさすぎるそんな人とは、縁を切ろうかと考えるほどです。
新郎新婦にどれだけの過去があったって、そんなのは関係なし!
結婚するのですから、過去のことはすっかり頭から消し去って、今と未来をお祝いしましょう*
NGネタ③子どもに関すること
「早く元気な赤ちゃんを産んでね!」
「赤ちゃんができたら、ご両親も安心できるはずです」
「子はかすがいと言います(夫婦仲が悪くなっても子どもがいたら縁を切らずに済むこと)」
などの、子どもに関する話も危険です!
もしかしたら不妊治療で悩んでいる可能性だってあるし、そもそも子どもを産むことを望んでいない場合も。
新郎新婦さんが自分たちで「早く赤ちゃんがほしい」などと公言しているなら話は別ですが、
このあたりはナイーブな問題でもあるので特別話題には上げない方が良さそうです。
それから、もし花嫁さんが妊娠していてそれを事前に知らされていたとしても、
まだ話していない人もいるかもしれないし、サプライズで発表するかもしれないので気を付けてください*
NGネタ④昔ながらの価値観に関すること
今は、性別や年齢、肩書きにとらわれることなく多種多様な生き方が認められている時代*
「良い奥さんになって家の中を守ってね」
「外で働く旦那さんを毎日美味しい料理や家事で支えてあげてね」
など、専業主婦になることや、家事は女性がやるものということを前提にしているかのような話し方は、話し手の素養自体を疑われることにもつながります。
ライフスタイルは夫婦の数だけ存在することを念頭に置いて、素敵なメッセージを贈りましょう*
素敵なスピーチができますように*
結婚式で友人スピーチをやる時や、一言お祝いの言葉を求められた時などに、
話しちゃいけないNGネタを4つご紹介しました。
最近は「これは不謹慎だ!」みたいな話題が多くて、NG事項が多いけど、
要は、世の中で決められた価値観や定型文を使わずに、自分自身にとって大切なその新郎新婦にフォーカスした、幸せな話をすればいいということ。
一番つまらないのは、NGネタを気にしすぎて、通り一辺倒のメッセージを言うことです。
自分が知ってる新郎新婦さんの素敵なところを混ぜて、素敵なスピーチができるよう頑張りましょう♩
➡基本をおさらい*友人スピーチを頼まれたときのポイントと文例